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東野地区大琴から
私、一昔前まで、塩を興しておりましたが、
一線を退いた後、魚介の養殖場として働いておりました。
このほど、魚介の養殖も退役することとなり、
疲弊した私に暇が与えられます。
還らぬ時代の思い出をはかなき泡のように抱く私に、
いま、
出自も得体も判らぬ鉱滓というものを携えて丘となり、
活路をもとめよとの運命が降りかかろうとしております。
これまで、
不安定な水面を湛えていたにもかかわらず、周囲一帯の埋立以来、
いつも傍にいてくれた堤、道、土地。
押し合いながらも、仲良く暮らしてきました。
彼らに相談しましたところ・・・
彼らは、
そんな重たいものを俺たちに支えろというのか?
その鉱滓というものから、何か染み出してこないのか?
塩分と鉱滓の相性はいいのかしら?
俺たちの地下深くにはいまだ大きな水溜りがあるようだが、
そのバランスはたもてるのか?
と、怪訝そうな顔つきで尋ねてきました。
そして、そんな廃棄物を身近におくことは嫌だと・・・。
私も、そんな危険をはらんでいそうな物を預かりたくはありません。
どなたか、上記の問題、そして、
鉱滓の埋設工事の危険、
鉱滓が環境に与える影響、
鉱滓の埋設地の利活用、
についてご説明いただけませんでしょうか?
「安心して暮らせる町づくり」の一環として、看過できない事態と
考えます。
拝
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