|
<長崎県宇久町議会>町長の給与を99%カット 3カ月
長崎県宇久町議会は1日、田中稔町長の給与を99%カットする条例改正案を全会一致で可決した。町長の給与72万5200円が今月から3カ月間、月額7252円になる。固定資産税の徴収ミスが発覚しており、議案は田中町長自ら「固定資産税の過剰徴収の責任を取るため」に発案。県民税・町民税(月額5万円)と町職員共済組合の負担金(同1万円)の計6万円を納めるとマイナスになってしまうが、町長は議会で「貯蓄を取り崩して生活していく」と決意を語った。
同町では先月、97〜05年度に町内の家屋約3000棟のうち少なくとも2850棟で、算定ミスに気付かず固定資産税を取りすぎていたことが発覚。還付額は算定中だが「億に及ぶ可能性がある」(田中町長)といい「町民に申し訳ない。自分たちの身を切って還付金の原資にしたい」と給与カットに踏み切った。地方自治法の規定では首長給与の100%カットはできないため、町長は72万5200円の月給を99%カットする。
また、同日の町議会では今月から助役30%、収入役20%(ともに3カ月)、町議10%(6カ月)の減給も可決。更に課長級職員の給与の10%自主返納(2カ月)も申し合わせた。しかし、ねん出できるのは約550万円で、還付総額には大幅に足りない見通しだ。 離島の宇久町は、来年4月1日に約60キロ離れた同県佐世保市と合併する。総務相の告示も済んでいるが、佐世保市議会には「だまされた。合併に伴う条例改正案を否決すべきだ」という声も出ている。【倉岡一樹、川名壮志】
(毎日新聞) - 8月2日1時14分更新
この問題、どのようにおもわれますか?
ここでは、億には届くかどうかのようです。
いろいろありますねぇ。
|
|