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>ラクシュンさん:
>その次元以前に、今回の朝日の誤報について国民やメディアが傍観者のような立場をとっていること(私にはそう見える)と、そのことを問題にしないことの方が問題だと思う。
当てずっぽうですが、たぶんニュース価値が低いんだと思います。というのも、吉田証言が嘘だったとか、女子挺身隊と慰安婦は別物だとか、とっくに常識となっていることだからです。これまで信じられていたことが嘘だと分かった、といった新奇性、ニュース性に乏しいのです。
となると、ニュース価値は誤報を「朝日が」認めたという点に集約されますが、ここを重視するのは「反朝日な人たち」だけで、大半の国民は、きちんと検証して認めたんならいいんじゃないの、程度の反応だろうと思います。
また、吉田証言を大きく取り上げたのは朝日が最初だったようですが、他のマスコミも追随して同じような報道をしたという負い目もあるでしょう。朝日新聞誤報を強く批判すれば「おまえんとこはどうなんだ?」となる。ことさら朝日をあげつらって非難できる大マスコミは無いんじゃないでしょうか(産経も通り一遍の批判で済ませているのでは)。
そんなこんなで、朝日新聞批判の記事は、一定の需要が見込める「反韓、反中、反朝日」層に向けて週刊誌等が書くにとどまっている、というのが現状ではないかと思います。
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