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>ラクシュンさん:
>>当てずっぽうですが、たぶんニュース価値が低いんだと思います。というのも、吉田証言が嘘だったとか、女子挺身隊と慰安婦は別物だとか、とっくに常識となっていることだからです。これまで信じられていたことが嘘だと分かった、といった新奇性、ニュース性に乏しいのです。
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>これはですね、あくまでも現在の私の立場から見れば、どう見てもその筋に詳しい人たちだけの内々の解釈だと思います。
>時系列的なことも含め、私にはあまり知識が無いのでこれ以上のことは言えませんが、感覚的にはこの解釈はかなり(世間離れというか)実態から懸け離れているなぁという感じです。
そうかなあ。ラクシュンさんの考える「実態」はどのようなものですか?
昨日書いたニュース性に乏しいということの他に付け加えると、
朝日の記者たちは吉田証言が嘘だといったことはとうの昔に知っているし、他社の記者たちも朝日の記者たちが知っているということを知っている。表面上政治的立場で対立しているようにみえても、そこは記者クラブの記者仲間どうし、「社の方針だもん」「宮仕えは辛いな」と分かり合っている。ここぞとばかり非難する気にはなれないでしょう。
なぜ今なのか。
朝日新聞が重い腰を上げて慰安婦報道の誤りを(一部)認めたのは、社内からの声と読者の声が強くなったからだと思います(後者については朝日の記事にも書かれている)。なんせアメリカの数カ所に建てられている慰安婦像には「数十万人の婦女子が」(hundreds of thousands of women and girls)とか「武装した日本帝国軍によって」(by the armed forces of the goverment of imperial Japan)などと説明されているわけで、これらのソースとなった自社報道を未だに朝日新聞が取り消していないのはおかしいではないかという声が上がるのは当然でしょう。韓国の何度目かの慰安婦問題プッシュが朝日に重い腰を上げさせたという面もあると思います。
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