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>Josefさん:
>私学助成は定着して時間がたっており、今さら憲法違反だと言って騒ぐのもどうかと思うし、本気で騒ぐ人もいません。「勤労の義務」を本気で問題にする人もいません。既成事実を前に、憲法は手出しできない状態であると言ってもいいでしょう。
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それにどう云ふ態度をとるかは法文がどうあるべきかと云ふ感性によりますね。もう30年も昔の話ですが先の私の友人は「憲法破壊」と嘆いてゐました。私学財政がどうなるかではなく、「王様は裸だ」と言へるかどうか。
言葉を曲げることへの不感症です。日本にそれがはびこってゐるのが嫌なので、たとひ中共の核の爆風の中で蒸発しようと手足をもがれようと、憲法を何とかするのが先でせう。根本解決には、改正か死かなどの危機感が必要になるんぢゃないか。
>だから、現憲法のいいところは残し、おかしなところは改正していけばいいと思うのですが、どこをどう改正するかという議論にもっていくことすらままならない状態がもう何十年も続いているのですね。
憲法法文を踏みにじってもいい、嘘も方便だと云ふ人には、あなたは最悪死ぬこともある重大な欠陥がある薬を医者の「副作用なし」と云ふ嘘で飲まされ続けてもいいのですか、と問ひたいです。
歴史を知らぬ私が大きなことを言ってしまふと、現憲法の美辞に惑はされて放置してきた責任は免れ様がありません。これまで不勉強で憲法に反対することもなかった私なので、その結果の死を不承不承ながらも受け入れざるを得ないのです。
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