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>生身の人間が「象徴」としての役割を果たすとはどういうことか、この難題を陛下ほど考え抜き、行動しながら考え続けた人は他にいないのではないかと思います。「陛下にはお祈りしていただくだけで充分なのだ」と言う人もいますが、私もまたそういう気がしている一人なのですが、おそらく当事者でないがゆえに言える気楽な言葉なのでしょう。
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終身位をどうするかの件ぐらゐの改正話は一発で片付けて貰ひたいってのが本音です。将来にわたって再燃しないやうにして欲しいです。つまりは「国民の総意」が何かは解りもしないけれど、私自身は恒久法支持ってことです。
一つの理由は歴史的仮名遣ひや正漢字の復権についての議論が表舞台にもっと出る様な環境を望むからです。ある政治課題をきちんと処理しとけば、その分余力が出来て、物の書き方についてももっと細やかな話ができるだらうってことです。
もう一つはここで表面化した現憲法を盾にとった一代限りにするか将来の全天皇にするかの対立です。さうした特例法論者は恒久法実現となった時、結論を憲法への疑念を呈する根拠とする場合もあります。逆もさうで、いい事ぢぁありません。
関連する事柄が色々あるからここを直すんならあっちもってのは、そりゃ世の中繋がってゐることは幾らでもありますよ。けれどそこまでするなら物事は変へられません。今出てゐる話を全部理解してはゐませんが、さう思ひます。
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