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▼hiraxyさん:
>> 島国日本,そのまた小さな島である大崎上島と中国との対比は,やはり現地に足を下ろして始めて実感できると思います。
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>興味本位で聞きます。
>中国で生産地としての脅威を感じましたか?
>それとも消費地としての可能性・魅力を感じましたか?
今すぐどうこう言う段階ではありませんが生産地としてはとても脅威を感じています。今企業は,世界中から押しかけていますね。消費地としての可能性は,生活水準を考えると、あまり期待できないのではと思います。だだ日本の高級車が,日本の価格以上で売れていると言う話も聞きました。
>柑橘栽培技術は日本のほうが上ですよね?
技術は今のところ格段差があります。中国は,過去にすばらしい文明を持っていた国です。また技術移転は今の世の中簡単です。なぜ現在差があるのか不思議なくらいです。
>その「技術」を輸出できる可能性は有るのでしょうか?
大いに可能だと思います。ただ怖いのは輸出した結果への対応を考えないと,そのことが心配です。
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>イノシシに追い出された柑橘栽培のプロフェッショナルが新天地に移住し、
>現地政府の援助のもと講習会を開いている絵が浮かんでしまった私。
>狭い日本で培われた、高効率化を実現する現場ノウハウが
>面積に限りの無い巨大国に流出した日にゃ、日本はどうなるんだろう。
これからの若い人たちは,適地適作,国を選ばず羽ばたくのではと思います。
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>そうなる可能性が有るならば、「生産地としての魅力」は感じましたか・・・?
有りますね。短時日の滞在ですので,感覚的ですが。ただ私達の年代では国を変えるということは,とても勇気が必要です。過去にアメリカ農業の調査に2年ばかり滞在しましたが,そこに可能性があってもなかなか決断は難しいですね。
でも、今は時代が変わっているようです。故郷に残って頑張ること,離れて頑張ること,一概にどちらが良いとは言えないのでしょうね。
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