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▼masassann2003さん:
> 『二極化、勝ち組負け組』といった言葉が良く使われるようになったと思っていたら、1月3日(火)の朝日新聞の一面トップに就学援助4年で4割増、東京・大阪4人に一人と出ています。
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> 公立小中学校で文房具代や、修学旅行費などの援助を受ける児童・生徒の数が04年度までの4年間で4割近くも増え、受給率が4割を超える自治体もあることが朝日新聞の調べで分かった。経済的な理由で子供の学習環境が整いにくい家庭が増え、地域的なへだたりも目立っている。と出ています。なんだか考えられないような記事ですが、文科省によると、受給率の全国平均は12.8%となっています。
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> この間まで経済大国日本と言われていた国が、あっという間にとんでもない方向に向かっているようです。
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> 都市と田舎の二極化だけでは無いようです。
『所得格差拡大せず』 内閣府『データで確認できず』(1月20日―朝日新聞)
社会問題化している所得格差の拡大を、内閣府は19日、『統計データから確認できない』と否定した。
格差拡大の論拠の一つとされる、所得分配の不平等さを表す指標(ジニ係数)の上昇に関し、『格差拡大は見かけ上の問題』などとする5ページの文書を同日の月例経済報告の関係閣僚会議に提出した。
貧富の差の大きさを示すジニ係数について、厚労省の所得再分配調査や総務省の家計調査などをもとに分析。ジニ係数は上昇傾向だが、元来所得格差が大きい高年齢層の世帯が増えたことや、核家族化が進んで所得の少ない単身者の世帯が増えたことが原因で、所得格差拡大は見かけ上のものだ、とした。と出ています。
皆さんどうお感じですか。このような視点から今の国の政策は進められているようです。
(ジニ係数は、所得分配が完全に平等な状態を0、まったく平等でない状態を1と表し、経済協力開発機構の04年発表した加盟国のデータによると、日本は0,314で、平均の0,309を上回り、日本より不平等な国はアメリカなど数カ国しかないようです。)
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