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おと姫バス考−浦島太郎―発信元:NPO かみじまの風メールマガジン18号より
行政が補助金を出して、地元のバス会社が委託を受けて運行しているものらしい。住民の要望は聞いてもらえないそうだ。
ここでは、今までの『お上(おかみ)』意識が見て取れる。『行政は住民のために、一生懸命考えて、サービスを提供しているのに、それを利用できないのは住民が悪い』といっているようだ。
通学、通勤、通院、フェリー及び呉線の乗り継ぎ、福祉、お年寄り、買い物等を考慮し島内の交通問題として総合的に考える必要があるのではないでしょうか。
と書かれています。
「町営バスについて、指摘されているが本当か」、との指摘がありました。どこからの情報で書かれたのか分かりませんが?
町営バスは、道路運送法第80条により、民間のバス事業者が採算の合わない過疎地域に、公共の福祉のため(町民の利便を図るため)に運行しています(いわゆる『80条バス』と言われています)。このバスは一般のバスと違い、白ナンバーで、現状は町営民間委託です。
指摘されているように運行経路、時間帯、停留場の位置等、当然ながら島内外の交通事情を考慮して設定しています。バスの大きさについても、商船の生徒のアンケートをとり当初10人乗りの予定を15人乗りに変更するなど町民の利用に主眼において取り組んでいます。
「今までの『お上』意識で、住民の要望は聞いてもらえない、『利用しないのは住民が悪い』と言っているそうだ。」と書かれていますが、まったく逆で、どのように住民の声を取り入れ、出来るだけ多くの人に利用してもらえるような方法を、バスの運行に生かすよう苦慮しています。
遠慮なしに、要望、意見を寄せてください。
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