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トカラ列島 苦肉の要望―海にも道路財源を
鹿児島県十島村は、07年5月国交省に「道路には交付税措置があるが、航路にはなんら措置されていない。離島航路の運営にも道路財源を当てて欲しい」と意見書を出した。
「汽船も亦道路なり」トカラで最大の中之島に76年建てられた石碑の言葉だ。鹿児島からトカラを経由して奄美大島にいたる航路を「国道」に指定して、道路特定財源から補助を受けることは長年の願いでもある。
しかし、国交省は「道路財源は自動車を保有・使用するものが払うもの。飛行機や船に費やすのは納税者の納得が得られない」(幹部)と消極的な態度だった。―1月7日(水)朝日新聞
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