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今年も、櫂伝馬競漕の季節がやってきました。
町をはなれて20余年。
今年は帰省します。
艫綱ばなしにのりたくて、懸命に漕いだあの頃。
そういえば、旧歴の6月29日に開催されていたように思います。
座席と櫂座を自分の物のように磨き上げ、櫂伝馬のあの日本刀のような
つくしいフォルムを何度も何度も撫でた記憶があります。
前の晩は、興奮して眠れず、古江の集会所で御神体をお預かりする
ときは、なんともいえない緊張を感じたものでした。
太鼓をきけば、つい、報恩栄弥 栄弥栄 宝来 栄弥歳の歳々
と口ずさみ、時とともに、思い出は美化されています。
櫂伝馬競漕で、A代表(現役)とB代表(退役および帰省者)
の2つのグループで艫綱ばなしが開催できませんでしょうか?
チカチカ先後より、ずっともりあがるようなきがします。
故郷を離れ、艫綱ばなしをもう一度、漕ぎたい、漕がせていただきたい、
そんな思いの方も多いと思います。
そんな地域の粋なはからいが、定年退職者を、故郷へ戻らせる
動機付けになるのではないかと思ってやみません。
祭りって、本当にすばらしい。
そして、この祭りを絶やさず続けてくださっている故郷の皆様に
感謝しています。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200608100065.html
(中国新聞のHPをみて・・・)
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