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天皇という地位の厳しさ(Re(5):不謹慎だけど謹賀...
 Josef  - 17/1/30(月) 19:05 -

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   私が聞いたり読んだりした譲位問題にかかわる僅かな言説の中でいちばん心に刺さったのは元最高裁判事の藤田宙靖氏のインタビューでした(朝日新聞1月18日掲載)。

陛下が大切にしている「象徴としての務め」について、あれほどまでやる必要はないという声もあるが、との問いかけに対して、藤田氏はこう言います。

>憲法によって、天皇は国民統合の象徴と位置づけられました。しかし、象徴の地位にある者が具体的に何をすべきかの明確な定めはなく、陛下は自らそれを探り、判断し、実行しなければならなかったのです。ある法的地位にあることに伴う必然的な行動でした。それを、憲法は何も要請していないのに勝手に仕事を広げていったなどと批判はできません。

>そうして積み重ねられた陛下のおこないを、国民の多くは天皇の公的行為の一部として支持してきました。市井の人びとと直接、積極的に触れあい、戦災や震災で亡くなった人の慰霊・追悼をし、現地で被災者の手をとって寄り添う。その姿は、国民主権の下で民主制を採用する憲法にマッチするものでした。国家はさまざまな「罪」を抱えこんだうえに成り立っていますが、陛下は「象徴」として、それを自ら原罪として背負い、いわば贖罪(しょくざい)の旅を続けてこられたように、私には見えます。

生身の人間が「象徴」としての役割を果たすとはどういうことか、この難題を陛下ほど考え抜き、行動しながら考え続けた人は他にいないのではないかと思います。「陛下にはお祈りしていただくだけで充分なのだ」と言う人もいますが、私もまたそういう気がしている一人なのですが、おそらく当事者でないがゆえに言える気楽な言葉なのでしょう。

藤田氏は皇室会議の議員も務め、陛下とは面識がありました。こんな経験も語っています。

>最高裁判事を退任する際、ごあいさつする機会がありました。退官後何をするかについてご質問がありましたので、「どこにも勤めず、やりたいことをやろうと思います」とお話ししたところ、陛下が「あなたのような人がそれではいけないのではないですか」とおっしゃったのには恐縮しました。ご自身の一存では辞められない、天皇という地位の厳しさを垣間見たような気がいたします。
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Re(4):不謹慎だけど謹賀新年
 Josef  - 17/1/30(月) 13:13 -

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   あけましておめでとうございます(1月ならギリギリOK?)。

譲位問題については私もあまりあれこれ言いたくありません。

昨年、陛下が長い間考え抜いてこられたことをごく控えめに表明された。
それならそのお気持に応えるのが国民の努めであろう。
私に言えるのはそのくらいです。

ただ、応える側の国民(政府)のやり方については不満があります。
 「めんどくさいから今上天皇限定の特別法にしとけ」
 「めんどくさいから平成は30年までで1月1日から新元号」
そんな感じじゃありません?

それに対して宮内庁からはやんわりと異議が唱えられるという昨年来の
状況は、残念ながら、国民の代表者たちが、陛下のお気持ちに
応えることを第一に考えて物事を進めているようにはみえません。
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Re(3):不謹慎だけど謹賀新年
 芥屋@  - 17/1/24(火) 22:14 -

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   遅ればせながらあけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします

有識者会議の答申が出ましたね
いろいろ批判もされていますし内心自分も思うところはありますが…
とりあえず「論点整理」として出されたものを見ると、確かによくまとめられてるというか…あれはあれでいいのかな?
なるほど意見数の偏りというのは確かに感じますが、まぁそれは会議の構成によるもので最初からわかってたことですし

そういえば退位というとすぐ院政期の問題が上がるのはいかがなものかと感じてます
もう何百年前の問題なのよそれ…という
院政期のアレはよくなかったよねという経験則で、その後の歴史では上皇が権力を牛耳るとかなかったわけですし、一部例外的な事件(後水尾院の幕府への抗議的な退位)のほかはおおむね円滑に退位して後進に道を譲る流れで来ていたというのが実情だったと思うのです
ちなにみ院政期のアレがどうこうとは、答申の中ではさすがに出ていませんでした
この点は評価しています
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Re(2):不謹慎だけど謹賀新年
 バジル二世  - 17/1/16(月) 20:58 -

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   >ナナコさん:

>天皇に関して、正直あまり興味・関心が持てませんし、知識もありませんが

お話するのは初めてです。私も、知識も興味もそんなにないと思ひます。

ただ、これが近代の要請なのだと「有識者」の権威の下で叫ぶんだったらの疑問です。歴史的仮名遣ひが戦後表記にその座を追はれたのも、その要請=表音主義が喧伝される中で異論を呈する機会を奪はれたからと云ふ側面が強いんです。

何だかね、歴史は繰り返すのでせうか…正統が合理主義とされるものに変容を迫られての「現代かなづかい」なのだと理解してゐて、皇位についてもそれが生じてゐる様に見える。ならばその名目「国家存立」の観点にも十分な検討を加へるべきだと云ふことです。

皇室関連で言へば、先日歌会始がありましたね。変換アプリに詳しくない多くの歌人はハ行四段の「買はう」なんてのも「かう」を変換してから「う」を消して書き足すなんて煩雑なことをやってゐるはずです。これを書いてゐるiPadも非対応でそれが実害なんです。

>ずっと思っているのは、みるからに腎臓をやられていそうな風貌のおじいさまを
>激務に晒すことに反対なので、さっさがと解放してあげてくださいということと、

え? あまり医学に詳しくないもので、その様な「風貌」だとは判りませんでした。具体的にどのやうなことを指しておっしゃってゐるんですか?
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Re(1):不謹慎だけど謹賀新年
 ナナコ  - 17/1/13(金) 14:14 -

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   あけましておめでとうございます。
今年もよろしくって言えるほど、出現率高くありませんが、よろしく。

天皇に関して、正直あまり興味・関心が持てませんし、知識もありませんが、
ずっと思っているのは、みるからに腎臓をやられていそうな風貌のおじいさまを
激務に晒すことに反対なので、さっさがと解放してあげてくださいということと、
やっぱり基本的に生きてるうちに交代した方が良いんじゃないかということ。

亡くなってからの引き継ぎってすごく大変だし、死んじゃったら聞きたいことも
聞けませんもの。
いくら準備をしっかりやっていても、その立場にならないとわからないこと、
聞きたいことが、必ず出て来るから。

そんなこととは全く関係ないところの都合で動いているのでしょうが、
やっぱりそう思います。
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不謹慎だけど謹賀新年
 バジル二世  - 17/1/12(木) 15:01 -

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   あんまり書くと遅刻する上に、またボロを出しさうな私なのですが。。。。相応しい言葉遣ひも解ってをりませんしww

どうやらあと2年で平成が終はり、退位が確定的な流れです。ネットでは各紙が書いてゐます。その後に控へてゐさうな不正な表記への憲法変更(ここのところの自民党の選挙公約ですね)と絡むので、法律論なんかはよく解らないながら触れざるを得ません。

本当の意図は判りませんが、安倍サンたちが典範根本改正を避け一代限りの特例とするのは、皇位に口を挟む勢力を警戒してと云ふのがもっぱらの理由みたいですね。女系天皇だったかの議論に遺伝子話を援用してゐたあのミスターYなんかもさうですね( ´,_ゝ`)プッ

それなら恒久法でなくとも良いんぢゃないかといふ空気に傾いてきてゐると云ふ感じがしてゐるのは私だけでせうか? ほかに対案もないだらうし、圧倒的与党に集められた日本の一級の学者たちがさう言ってゐるし、解らないけどまあいいやって。

もう時間もないんで程々にしますが、終身位以外の制度も、さうしたことを踏まへてのものでせう? だったら、今上天皇退位も少なからずその国家存立や安全保障に関はる懸念がないのだらうか、と云ふのがまづ一点。

二点目はその観点から、表立った作成が憚られる崩御前提の即位、新元号に始まる諸行事のスケジュールは、退位前提よりも不確定要素が多く、他の課題への取り組みを圧迫しがちになりさうなものを、根本改正をなぜ避けるかこのセクハラヂヂイにはさっぱり解らない。

まるで植草一秀、と書くと身の程知らずで草が生えるネオリベの似非国益論者(おまけに無知で無職、すみませぬ)の言だから無視されるのが順当なんでせうが、まああけましておめでたうございます。あんまり厳しくされたくはないところだけ、本年もよろしく。
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Re(3):話題の「逃げ恥」が提示するジェンダー論
 バジル二世  - 16/12/15(木) 15:09 -

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   >しゅうさん:

ありゃりゃ、また見にきて間違って削除しちゃった。不注意相済みません。

その言葉を男優が言ったら大非難を浴びるに違ひないから反転した脚本は事前に通るまいと思ってゐるので、合意はなからうとの由書きました。あと他にも何かしら…。重ね重ねごめんなさい(汗
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Re(2):話題の「逃げ恥」が提示するジェンダー論
 しゅう  - 16/12/12(月) 20:33 -

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   >バジル二世さん:

コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、男女逆転してみた話は、その表現に違和感を覚えますよね。
ただ、元々のストーリである、新垣結衣演じる女性が、抱きつきながら「いいですよ、そういうことしても。平匡さんとなら」と大胆に告げてアプローチする場面が、そもそもあり得ないので、逆もまた然り…てのもあるかもしれません笑

 男がどんどんアプローチすることが、受ける女も嫌も好きのうちということで、許容される時代ではなくなった中で、男性側が抱える葛藤に、理解を示してくれたっていいじゃないか、というようにも読めました。
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Re(2):話題の「逃げ恥」が提示するジェンダー論
 芥屋@やはりビール  - 16/12/11(日) 19:45 -

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   >バジル二世さん:
>しゅうさん:

僕もそのドラマ見てないんで、単に言葉尻を追っかけるだけですが…
星野源さん、若いなぁ…と

>「すごくわかりやすいなと思うのは、男女を反転するだけでぜんぜん怒る気持ちにならないんです。いままで彼氏がいたことがなくて、そういうこともしたことがない女性に対して『いいですよ、あなたとならしても』って男が言ったときに感じる感情ってぜんぜん違うじゃないですか。怒りじゃない。それで拒否しても、まったく怒る気にならない。『それはしょうがないよね』ってなる」

自分の拙い経験に照らして言うと、若い頃なら大賛成だったかもなぁ
いや、今でも彼のこの言葉が、この場面に対する有効性はあるとも思うんですけどね

この場面について言えば、男女の交わりを知らないままイイ歳の大人になった人が、年下の異性を相手に、しかも相手は既に経験豊富だとして「恥ずかしい思いは絶対にしたくない」「恥をかいてまで今さらそういうことをこの人としたくない」
…そこに男女の違いはあろうか?という問いかけかと感じました

ただし年を取ってきて思うのは、それも踏まえてやはり男女それぞれの、体の違いから来る悩みや辛さは違う、ということでして…

古典にもある男女の「とりかへばや」は、あるいは日本人好みの芸能の一つのジャンルかもしれません
若い男性の俳優からこういうコメントが出るのは、悪いことではないと感じます
面白い話題を提供するという観点からは、芸能の人として本分かもしれませんね
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Re(1):話題の「逃げ恥」が提示するジェンダー論
 バジル二世  - 16/12/9(金) 11:31 -

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   >しゅうさん:
>主演の星野源の反論内容がとても興味深かったので、紹介します。
>
>citrus-net.jp/article/9780?utm_source=facebook&utm_medium=citrus&utm_campaign=9780

御紹介の記事やそれが貼ったリンク先、さらにはこの主演男優の「反論」の目的に私が「興味」を持ったのは、前提とする「男女を反転する」状況が普通の成り行きとして成り立たないと思ふからです。ここですね↓

「すごくわかりやすいなと思うのは、男女を反転するだけでぜんぜん怒る気持ちにならないんです。いままで彼氏がいたことがなくて、そういうこともしたことがない女性に対して『いいですよ、あなたとならしても』って男が言ったときに感じる感情ってぜんぜん違うじゃないですか。怒りじゃない。それで拒否しても、まったく怒る気にならない。『それはしょうがないよね』ってなる」

私自身は一話もドラマを観てをらず、今後の視聴予定も一切ございません。夜遅くもあり、またあまりいい評判を聞かない芸能プロ、レプロエンタテインメントが所属の新垣を売り出すために自社フロントページで主演を宣伝するドラマなので。
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話題の「逃げ恥」が提示するジェンダー論
 しゅう  - 16/12/3(土) 22:42 -

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    お久しぶりです。
 星野源、新垣結衣主演で視聴率右肩上がりで話題のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」通称「逃げ恥」の1シーンに、一部視聴者から批判の声が上がったことについて、主演の星野源の反論内容がとても興味深かったので、紹介します。

citrus-net.jp/article/9780?utm_source=facebook&utm_medium=citrus&utm_campaign=9780

 新垣結衣演じるみくりは、私から見れば、男性の願望を具現化したような、なんとも都合のいい女性像に映るのだけど、原作が少女漫画というのも驚きです。
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Re(1):アメリカ大統領選挙(藤原正彦氏のエッセイ)
 Josef  - 16/11/21(月) 16:41 -

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   英国のEU離脱と米国大統領選挙について、藤原正彦氏が「週刊新潮」最近号のエッセイで私と同様の見方を、私よりもずっと達意な文章で伝えているので、部分的に紹介します(発売中の雑誌なので大量引用は控えます)。

>日本を含め世界中の有識者やメディアは、ほぼ一致して英国のEU残留と大統領選でのトランプ敗北を固く信じ、またそうなることを強く望んでいたから、選挙後の彼等の負け惜しみや歯ぎしりは見物だった。EU離脱では「理性が感情に負けた」「ポピュリズム(大衆迎合主義)の恐さ」「今となって後悔する国民」などと言いたい放題だった。「扇動され踊らされた低学歴労働者による無責任な愚挙、民主主義の危機」と慨嘆してもみせた。今回のトランプ勝利後も同工異曲が繰り返された。さらには反トランプデモが全米に広がるなどのおまけもついた。

そして藤原氏は二つの歴史的出来事に共通因として「グローバリズム(ヒトモノカネが自由に国境を越える)」と「PC(ポリティカリー・コレクト、ありとあらゆる差別や偏見をなくすこと)」の二つを挙げています。グローバリズムは各国で冨が一部の上層に集中し下層を増やして国民を分断し、PCはグローバリズムによって増加する一方の移民を抑制しようとする議論を非人道的な差別として封印する役割を果たしてきた、というわけです。

前回の投稿で私はトランプ氏が「優れた大統領になる可能性はほとんど無い」と書きました。藤原氏もトランプ氏の力量を評価しているわけではないようです。その上で、トランプ氏に投票した人たちの気持ちをこう推測してエッセイを締めくくっています。

>グローバリズムにしがみつく人々とその体制を倒してくれるなら、無教養の成金オヤジでも誰でも構わない。セクハラでも差別でも何でもよい。彼等の怒りはそれほどまでに深かったのである。
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アメリカ大統領選挙
 Josef  - 16/11/14(月) 19:05 -

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   史上最も醜悪な、などと言われたアメリカ大統領選挙はトランプ氏が勝利しました。大手メディアの予想(と期待)を裏切るこの結果は、EU離脱派が勝ったイギリスの国民投票結果と軌を一にしていると言っていいでしょう。2016年はグローバリズム終焉の始まりの年として記憶されることになるかもしれません。

それにしても、国論が二分されるような選択について、ほとんどのメディアが一方を支持するという事態は異様でした。メディア報道をみているとトランプ氏がエキセントリックな人物であるという印象を受けますが、結果をみると、実はメディア報道がひどくエキセントリックであったことが分かります。

朝日新聞11月13日に大野博人編集委員が著名な人口学者エマニュエル・トッド氏を取材してこう書いています。

>他方、(トランプ勝利は)民主主義が機能した結果、という声もある。嘆いているのは、政治家やメディア、大企業経営者など米国内のエリートや既得権層で、その連中がふつうの人々の考えをわかっていなかっただけだと。
>「トランプ氏は支離滅裂でも、支持する人たちの反乱には理がある」と選挙前に指摘したのは、フランスの歴史学者エマニュエル・トッド氏だ。働き盛りの白人の死亡率上昇などに注目し「米国は大転換のとば口に立っている」と波乱の可能性を示唆していた。
>開票翌日、電話すると「当然の結果」と話した。「生活水準が落ち、余命が短くなる。自由貿易による競争激化で不平等が募っているからだ。そう思う人が増えている白人層は有権者の4分の3。で、その人たちが自由貿易と移民を問題にした候補に票を投じた」
>むしろ「奇妙なのは、みんなが驚いていること」という。「問題は、なぜ指導層やメディア、学者には、そんな社会の現実が見えないのかという点だ」

トッド氏が指摘する「働き盛りの白人の死亡率上昇」については、たとえば次のような報道がこれまでにもなされています。

「アメリカではなぜ自殺率が増え続けているのか」(2016年5月)
ttp://toyokeizai.net/articles/-/115717

今回の大統領選挙戦において、メディアはトランプ支持者を「低学歴、低所得の白人男性たち」とディスりまくっていました。ところがフタをあけると白人女性もまたトランプ氏に投票した人の方がクリントン氏に投票した人より10ポイントも多かったという調査結果。この結果をみてニュースのキャスターだかゲストだかが「女性を馬鹿にしていたトランプさんが女性に支持されるのは不思議ですねぇ」と間抜けな発言をしてましたが、生きていくことが苦しいからに決まっているじゃないですか。ポリティカリィ・コレクトみたいなエリート御託以前の話です。

トランプ氏には、政治家としての知識や経験はなく、これから優れた大統領になる可能性はほとんど無いでしょう。トランプ支持の人たちも、それが分かった上であえて支持した人が多いと思います。「ヒラリーが勝って今のままの不平等政策が続くならもう自分に未来はない」と感じている層です。「希望は、戦争」じゃないけど、希望のない今の現状をハンマーで叩き割ってくれそうな人、それがヒラリーではなくトランプだったというだけでしょう。たとえとんでもない大統領になったとしても、最悪の「今」を継続する大統領よりはマシ。

これ、アメリカだけの話ではありませんね。

*エマニュエル・トッド氏は先ごろ『問題は英国ではない、EUなのだ』(文春新書)という本も出していて、以前よりEUの問題点を指摘してきています。単なるドイツ嫌いという話もありますが。
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イギリス・メイ首相の演説
 Josef  - 16/10/13(木) 17:43 -

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   イギリス・メイ首相の保守党大会演説の内容が以下に報じられています(10月6日)。感心しました。

ttp://www.bbc.com/japanese/37571578

>多くの英国民がEUを拒絶したのは、英国に影響する政策や法律の決定に英国がもっと決定権を持ちたいからというほかに、何十年とかけて出来上がってしまった国内の深い分断を反映していると首相は指摘。労働者が「特権と権力のある人々」にあまりに無視されていると批判した。

メイ首相自身はEU残留派でしたが、国民投票でなぜ離脱派が勝ったのかについて、多くの「リベラル」を標榜するメディアの蔑むような視線とは異なり、労働者階層の不満を正しく認識しているようにみえます。このような認識が日本を含む先進諸国にも共有されれば、未来は決して暗くないでしょう。

>首相は、政界やメディアの一般市民との分断を指摘し、「(市民の)愛国心は不快だと言い、移民問題を心配するのは視野が狭い、犯罪についての考えはリベラルでないし、職を守りたいと思う気持ちは不都合だと、市民をみている。1700万人以上もの人が欧州連合から出たいと投票した事実に、ひどく混乱してまったく受け入れられずにいる」と述べた。

ここで「政界やメディア」(a lot of politicians and commentators)について言われていることは、イギリスの国民投票を伝える日本のメディアにも共通していました。離脱派を移民を排斥する差別主義者であるかのように言ってみたり、離脱派は勝ってしまったことに後悔しているなどと言ってみたり。

就任2カ月のメイ首相が今後どういう政策を展開していくのかは1年くらい見ないと分かりませんが、国民分断の問題をちゃんと認識しているところから、大いに期待できるのではないかと思っています。
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Re(8):歴史的仮名遣ひ憲法
 バジル二世  - 16/10/3(月) 13:17 -

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   >私は嘘と思いますが、どっちにしても憲法に書くようなことではないのでは?

信じて下さいよ。皆が不安で投げ売りして、下がったところ狙ってるんだから。
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アメリカのTPP反対
 Josef  - 16/9/21(水) 19:37 -

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   今さらですが、アメリカ大統領選挙の民主党候補クリントン氏も保守党候補トランプ氏もTPPに反対という立場を表明しているのは面白い現象です。

TPPはグローバリズムの一つですから、両陣営が反対に回らざるをえないということは、グローバリズムに対して反対したり、反対とまではいかなくても懐疑的なアメリカ国民が増えていることを示しているでしょう。EU離脱を選択したイギリス国民の判断とも通底しており、まずは喜ばしいことです。

もとよりグローバリズムで得をするのはグローバリストであって、一般国民の大多数は不当に奪われる立場なのだから、理屈からいえば反対が多いのが当然なのです。ところが実際にはそうではない(なかった)のは、文字通り「地球主義」という言葉、そしてこの言葉がまとう「自由」というイメージが多くの人々に肯定的イメージを抱かせたからだと思います。グローバリズムへの反対は「保護貿易」「一国中心主義」「不自由」さらに進んで「非人道的」という意味すらまとうこととなり、忌避されてきました。

グローバリズムの進展とともに、その弊害が見え始め、懐疑的な人が世界的に増えてきていることを私は歓迎しています。早くグローバリズムの流れを押し止めないと、間違いなく簒奪される側から過激なナチス的民族主義が各国内で台頭してきます。そうなる前に手を打たないと危なくて仕方ありません。

しかしながら、(トランプ氏のことはよく分かりませんが)クリントン氏はもともとTPP推進者だったわけで、TPPの理念に反対しているわけではなく、当初思い描いていたよりも利益が小さい内容になったことに反対しているだけだと思われます。だから「再交渉」と言っているのでしょう。もっと過激にアメリカン・グローバリズムを押し込んだ内容にすべきということで、その意味では、TPP反対といっても、必ずしもグローバリズム反対者が増えたことだけを示しているのではないということも頭に置いとかなくてはなりません。

さて、肝腎の日本はどうでしょうか。
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Re(7):歴史的仮名遣ひ憲法
 Josef  - 16/8/30(火) 15:56 -

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   >バジル二世さん:

書き忘れていました。

>ソブリン・リスクを財務省とその取り巻きの嘘と極め付けるのは変ですよ。債務残高が積み上がった現状、誰も未来を確実に予言なんてできはしないのだから。

私は嘘と思いますが、どっちにしても憲法に書くようなことではないのでは?
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Re(7):歴史的仮名遣ひ憲法
 Josef  - 16/8/29(月) 17:50 -

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   >バジル二世さん:

憲法改正について、私の中では2つの水準があります。

一つは、日本人が自分たちの手で憲法を作るべきだという水準。私はこの水準で憲法改正(自主憲法制定と言うべきか)に賛成です。

もう一つは改正の「中身」に関わる水準。この水準では、当然、賛成反対は中身次第です。

で、私の見るところ、日本人の間に憲法改正の気運はまったく高まっていません。つまり自分たちの手で作ろうという気があまりないみたいです。

こういう状態では、「中身」に関する議論は空しい。中身を真剣に考えている人も世の中にはいるでしょうが、私には空しく感じられます。だから、自民党が改正案を作っているということは知っていても、どうせ雲散するのだと思うと、中身への関心が盛り上がりません。

やっぱり国家的危機でも来ないことには、憲法改正なんてできないんでしょうかね。危機はない方がいいから、それなら今のままでいいということになります。

うーん、何となく三島由紀夫の映像が浮かんでは消えます。
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Re(6):歴史的仮名遣ひ憲法
 バジル二世  - 16/8/22(月) 15:45 -

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   >Josefさん:
>>>右か左はともかく、とりあえず不平等是正のため、富裕者への課税を強化すべきだと考えています。高額の所得、資産、株取引利益、相続、贈与の税率を上げ、分配に回す。下げつつある法人税も80年代水準に戻す。
>
>>その観点から自民党改憲草案の第83条2項なんかはどう評価されますか? 下位法としてプライマリーバランス黒字化を目指す財政健全化責任法を想定した条項みたいですね? Josefさんにとっての税の公平化とは別の次元になるかも知れませんが。
>
>自民党の草案を真面目に読んだことがないのですが、調べてみると確かにそういう条項がありますね(ドイツの憲法にも同様のものがあります)。

私もですよ。調べたところさう云ふ下位法が現状未成立みたいなのが判ったし、どうも無知なのが丸判りです(ドイツの件に至っては初耳です)。

>私は反対です。証拠はありませんが、そういう条項を入れようとする勢力は日本のデフレ化を招いた人たちと重なるような気がします。今でさえ、財政健全化の名の下に思い切った財政政策ができないでいることを思うと、ここに憲法の後ろ盾ができてしまうのは危険だと思います。

財政健全化を目指す立法は内容にもよりますが、改憲しない場合でも合憲である可能性の方が高く、アリかなと思ひます。ソブリン・リスクを財務省とその取り巻きの嘘と極め付けるのは変ですよ。債務残高が積み上がった現状、誰も未来を確実に予言なんてできはしないのだから。

>ところでバイデン米副大統領がクリントン候補の応援演説で「私たちが(日本を)核武装させないための日本国憲法を書いた」と発言して話題になっていますね。

たとひ内容が事実でも物事の一面だけ際立たせただけの発言でせう? 改憲派がこれを動かぬ証拠として、憲法も非核も共に捨てるなら危険この上ないのでは?
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Re(5):歴史的仮名遣ひ憲法
 Josef  - 16/8/18(木) 13:28 -

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   >バジル二世さん:
>>右か左はともかく、とりあえず不平等是正のため、富裕者への課税を強化すべきだと考えています。高額の所得、資産、株取引利益、相続、贈与の税率を上げ、分配に回す。下げつつある法人税も80年代水準に戻す。
>
>その観点から自民党改憲草案の第83条2項なんかはどう評価されますか? 下位法としてプライマリーバランス黒字化を目指す財政健全化責任法を想定した条項みたいですね? Josefさんにとっての税の公平化とは別の次元になるかも知れませんが。

自民党の草案を真面目に読んだことがないのですが、調べてみると確かにそういう条項がありますね(ドイツの憲法にも同様のものがあります)。

私は反対です。証拠はありませんが、そういう条項を入れようとする勢力は日本のデフレ化を招いた人たちと重なるような気がします。今でさえ、財政健全化の名の下に思い切った財政政策ができないでいることを思うと、ここに憲法の後ろ盾ができてしまうのは危険だと思います。

ところでバイデン米副大統領がクリントン候補の応援演説で「私たちが(日本を)核武装させないための日本国憲法を書いた」と発言して話題になっていますね。
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