窓の外のざわめきが段々はっきりしてくる。
窓から差し込む太陽は昼間の明るさだった。
「まだ寝ているの?」
返事も待たずにドアが開き、入ってきたのは・・・
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従妹の茜ちゃんだった。 Tira 09/10/10(土) 8:27
  「うん。やっぱり恥ずかしいから。」 憑依サイコー 09/10/10(土) 13:02
  茜ちゃんの声が聞こえた 憑依サイコー 09/10/15(木) 19:38
   茜ちゃんのことが好きだった。 憑依サイコー 09/10/15(木) 19:44
   諸刃?の憑依薬 憑依サイコー 09/10/15(木) 20:16
   注意1 憑依サイコー 09/10/15(木) 20:18
   注意2 憑依サイコー 09/10/15(木) 20:19
   注意3 憑依サイコー 09/10/15(木) 20:21
   体がガス状にw 憑依サイコー 09/10/25(日) 12:27
   茜ちゃんが入ってきた 憑依サイコー 09/10/25(日) 12:29
  ちょっとムキになってしまった。 A 09/10/12(月) 14:52
  俺の肩を触っている。 @@@@@ 09/10/26(月) 17:49
  「ま、茜ちゃんがいいなら構わないけど」 Tira 09/11/21(土) 9:11
   「ごめんねッ!」 null 09/12/25(金) 12:59
   ファスナーが付いていた Tira 09/12/29(火) 20:36
   背中が割れた null 09/12/30(水) 12:08
   茜ちゃんは俺の前で服を脱ぎ始めた。 Skinner 09/12/30(水) 21:12
   夢中でアレをしごいた Tira 10/1/2(土) 13:23
   お袋と茜ちゃんのお母さんが・・・ Skinner 10/1/2(土) 17:29
   裸のままベッドの淵に座った Tira 10/1/9(土) 10:26
   「・・や、やっぱりダメっ!!!」 null 10/1/10(日) 0:43
   葉月のふりをした 憑依サイコー 10/1/10(日) 12:42
   やっぱり正直に・・・ Skinner 10/1/13(水) 9:41
    話している感じからして茜ちゃんのおかあさんだろう。 Skinner 10/1/24(日) 17:51
    背中をまさぐった。 null 10/2/2(火) 7:56
    家に帰った 憑依サイコー 10/2/4(木) 13:27
    バッグを机に置いて鏡の前に立った。 Skinner 10/2/4(木) 16:01
    化学の講師で、文化研究部の顧問。 null 10/2/5(金) 11:49
    頭を振った。 sada 10/2/9(火) 11:42
    俺は俯いたまま肩を震わせていた。 Skinner 10/2/12(金) 11:13 [添付]
    俺を見たまま、立ち上がった。 null 10/2/13(土) 21:02
    「葉月ちゃん、どれにするの?」 J 10/2/14(日) 12:37
     「何でわざわざあなたが作られたか・・・」 null 10/2/15(月) 8:35
     無意識に銃をその子に向けていた。 null 10/2/17(水) 9:40
    慌てて目をそらした。 A 10/2/16(火) 10:50
   震える唇をそっと触れさせた Tira 10/1/31(日) 12:17
   「茜の初めて、奪ってあげようか?」 Tira 10/2/6(土) 11:11
   従兄の優弥(ゆうや)さんだった。 Skinner 10/2/19(金) 1:02
   並んで俺のベッドに腰を下ろした。 Null 10/2/19(金) 12:10
   うっとり俺を見ている。 Skinner 10/2/20(土) 11:56

従妹の茜ちゃんだった。
 Tira  - 09/10/10(土) 8:27 -

引用なし
パスワード
   「あ、ああ……茜ちゃん。そっか、今日はおばさんと来る日だったっけ」
 俺は大きな欠伸をしながら、上半身を起こした。前に母さんが言ってたっけ。従妹の茜ちゃんとおばさんが遊びに来るって。すっかり忘れていた。
「よくこんな時間まで寝てられるよね、直利兄ちゃん」
「昨日はツレと夜中まで遊んでたからな。帰ってきたのは朝の5時くらいだったっけ」
「まだ高校生なのに朝帰りなんだ。よくやるね」
「朝帰りっていっても、近所のツレの家でいただけだし。茜ちゃんだって高校生になったんだから夜遊び位するだろ」
「しないよ、お母さんが五月蝿いし。それに私が夜に出歩いたら襲われちゃうじゃない」
「はは。ま、それもそうだな」
「何?バカにしてる?」
「してないしてない。誰が見ても同じ事を言うよ、茜ちゃんは歳に似合わず美人だって」
「でしょでしょ! また胸が大きくなったんだ。ほらっ」
 茜ちゃんは、白いプリントTシャツに包まれた胸を両手で揺らして見せた。まだ高校1年になったばかりだけど、Cカップくらいありそうだ。彼女は親戚の中でも飛びぬけて綺麗だと俺は思う。胸だけじゃなくて、身長は160センチくらい。女子大生並みのスタイルを持っている。ある意味、俺の方が子供に見えた。
 長いストレートの黒髪にしているから、尚更大人びて見えるのかもしれない。
 それに引き換え、性格は中学生の頃から変わっていない。幼さが残っているというか、俺に対しては特に――だろうか。こうして男の俺を目の前にしながら、両手で胸を揺らす行為に恥ずかしさを感じていない。
 本人は全く意識していないだろうけど、まるで挑発されているように思える。
「はいはい。自慢はいいから部屋を出てくれよ。着替えられないじゃないか」
「別に私が出て行かなくても着替えてたじゃない」
「茜ちゃんは、もう高校生になったんだろ。男が着替えるところを見るの、恥ずかしくないのか?」
「別に〜。直利兄ちゃんの裸なんて、小さい頃から見慣れてるし」
「それはそうだけどさ」
「直利兄ちゃんが恥ずかしいなら出て行くけど」
 その言葉に俺は……

「うん。やっぱり恥ずかしいから。」
 憑依サイコー  - 09/10/10(土) 13:02 -

引用なし
パスワード
   「そう。じゃあ、外で待ってるから、終わったら声かけてね。ちょっと相談があるから。」
そういうと、茜ちゃんは出て行った。
(相談?俺にか。冗談だろうw)
俺はそう思いつつも、手早く着替えた。
そして茜ちゃんを呼ぼうとドアを開けようとしたら

ちょっとムキになってしまった。
 A  - 09/10/12(月) 14:52 -

引用なし
パスワード
   「お・・・俺が恥ずかしいわけないだろ。よし、ほれっ。」
勢い良くパジャマ代わりのジャージを脱ぎ捨てる。
「ふぅん・・・」
「何だよ、ふぅん、って。あっ?」
茜ちゃんは・・・

茜ちゃんの声が聞こえた
 憑依サイコー  - 09/10/15(木) 19:38 -

引用なし
パスワード
   じっと耳をすましてみると…
「はぁ。やっぱり直利兄ちゃんも私が悩みないと思ってるみたい。私、顔が幼いせいか、こう見えてもモテないんだけどなあ。」
「こんなこと相談しても、冗談だろと笑われるだけかなあ。でも・・・」
「さすがに全然、モテないと私でも落ち込むし。それに、いいアドバイスくれたら、ご褒美あげてもいいかな。なんてw」
そこまで聞いた途端、俺の隠れていた?欲望が出てきた。
実は俺は前から

茜ちゃんのことが好きだった。
 憑依サイコー  - 09/10/15(木) 19:44 -

引用なし
パスワード
   ひそかにそう思ってはいたが、結婚可とは言え、従妹はなあ。
そう思い、吹っ切れたのだが…
ご褒美おkで、しかもモテなくて困っていると来た。
これはおれが直々に教えなければいかんだろうw
などと、ずいぶん勝手な理由で、正当化した俺は、机からあるものを取り出した。
それは・・・

諸刃?の憑依薬
 憑依サイコー  - 09/10/15(木) 20:16 -

引用なし
パスワード
   事情により、今まで使わなかったのだ。
それには次のような注意があったからだ。

注意1
 憑依サイコー  - 09/10/15(木) 20:18 -

引用なし
パスワード
   「この薬を飲むと、2度と元の体の状態には戻らない。」
俺はこれで少し悩んでいた。
自分の人生と引き換えに、女の子の人生を楽しむのもいいが、幸い?俺は、そんな不幸な状態ではなかった。まあ、幸福とも言えないが、普通の人生を送ってたのだ。
それに他の最大の問題点があったのだ。

注意2
 憑依サイコー  - 09/10/15(木) 20:19 -

引用なし
パスワード
   相手の意志が強いと、失敗することもある。その場合、魂も残さずあとかたもなく消えてしまう。
これで、少し考えた。つまり、悩みがない、あるいは、信念が強いやつは難しいということだ。
女性は一応、自分の容姿には少なからず自信を持っているはずだ。
だから、だれもが可愛いと思う娘が深い悩みを抱えてることはあり得ない。
悩みみたいなつけいる隙がなければ、やはり成功しないだろうと思った。
それに個人的に悩んでいたのは、だれで試すかだ。

注意3
 憑依サイコー  - 09/10/15(木) 20:21 -

引用なし
パスワード
   「当初は相手の記憶が読めない。徐々に相手の記憶を侵食し、手に入れるしかない。」
だから有名人だと、いろいろ大変だ。かといって、赤の他人の生活も、交友関係など結構大変である。
だから、よく知ってて、有名人でなく、コンプレックスがある可愛い娘、と考えると、そんな都合のいいやつ、なかなかいるわけがない。
ま、気が向いたときに試そう、と思い、引き出しの奥に入れてたのだが。
これは絶好の機会じゃねえか!可愛くて、相当悩んでる娘が、こんな身近にw
俺はもはや注意2の恐怖より、どす黒い欲の方が上回っていた。
そうときまれば善は急げ?だ!w
俺はすばやく薬をのみこみ、しばらく待った。
すると・・・

体がガス状にw
 憑依サイコー  - 09/10/25(日) 12:27 -

引用なし
パスワード
   やった!俺は喜んだ。
危険な薬だとは思ったが、ホントにこうなるとは。
案外正直者がバカを見てもいいかもw
俺は喜びのあまり、色々考えていた。
すると

茜ちゃんが入ってきた
 憑依サイコー  - 09/10/25(日) 12:29 -

引用なし
パスワード
   俺は現実に引き戻された。
(そういや茜ちゃんに憑依するんだった。危なく忘れるとこだったぜw)
俺は茜ちゃんに近づいた。
すると

俺の肩を触っている。
 @@@@@  - 09/10/26(月) 17:49 -

引用なし
パスワード
   「ば・・・何さわって・・・」
「ゲームばっかりやってるからこんなに華奢なのねぇ。ウェストなんか女の子みたいに細いじゃない。」
さらに全身を確かめるように撫でている。
「うん・・・これなら大丈夫だね、おにいちゃん♪」
「大丈夫?なんだそれ。」
馬鹿にされているようで俺はちょっとムカっときた。
「うふふ♪おにちゃんさぁ・・・」
唐突な提案とは・・・

「ま、茜ちゃんがいいなら構わないけど」
 Tira  - 09/11/21(土) 9:11 -

引用なし
パスワード
   と、ベッドから立ち上がり、パジャマのボタンを外すと茜ちゃんに上半身を見せた。
 何も言わずに、でも彼女の顔は少し赤らいで見える。
「何だよ?」
「えっ、ううん。何でもないよ。直利兄ちゃん、たくましくなったんだって思っただけ」
「そんな風にジロジロと見るなよ。何だか恥ずかしいじゃないか」
「ごめんね」
 茜ちゃんはペロッと舌を出して笑ったけど、その視線は俺の股間に注がれていた。
「おいおい、何処を見てるんだ」
「クスッ。下の方もたくましくなったのかなって思って」
「な、何言い出すんだよ」
「だって、男の人の体に興味があるもん。学校の友達と色々話しているんだよ」
「そんな事を話しているのか?」
「女子高だからね。女の子同士で結構過激な事も話すの」
「……そ、そっか」
 朝から何て会話をしているんだと思いながらも、茜ちゃんに背を向けながらパジャマのズボンを脱ぎ、ベッドの足元に置いていた黒いジャージのズボンを手にした。
 茜ちゃんから目を話したのは、ほんの五秒くらいだったと思う。
「直利兄ちゃん」
 離れていた場所にいた茜ちゃんの声がすぐ後ろ、耳元で聞えた。

「ごめんねッ!」
 null  - 09/12/25(金) 12:59 -

引用なし
パスワード
   背中に衝撃が走る。
「ぐっ・・・はああっ・・・な、何を・・・・・」
全身の力が抜けて俺は膝をついた。
「だ、大丈夫?痛かった?ご・・・ごめんなさいっ!」
背中の衝撃を感じた部分が、何かおかしい。
俺はよろめきながらタンスの扉を引き、中の鏡に背中を映して見た。
「なっ・・・・」
俺の背中には・・・・

ファスナーが付いていた
 Tira WEB  - 09/12/29(火) 20:36 -

引用なし
パスワード
   「な、何だよこれっ!?」
「あの……ファスナーなんだ」
「ファ、ファスナーって見りゃ分かるけど、どうして俺の背中にこんなもの……」
「実はそのファスナーを開くと、直利兄ちゃんの中に入れたりして。えへっ」
「は、はぁ〜?」
 茜ちゃんが何を言っているのか分からない。ただ、俺の背中には五十センチはあろうかと思うほど長いファスナーが背骨に沿ってくっ付いていた。
「ねえ、直利兄ちゃん」
「な、何?」
「私、一度男性になってみたいと思ってたの。だから、直利兄ちゃんの中にはいらせてくれない?」
「は、入らせてって……どういうことだよ」
「私が直利兄ちゃんのを着ぐるみみたいに着るって事。後で代わりに私を着てもいいから」
「そんな無茶苦茶な。冗談だろ?」
「冗談かどうか、試してみていい?」
 茜ちゃんは、俺が返事をする前に背中に付いたファスナーを勢いよく開いた。
 そして……

背中が割れた
 null  - 09/12/30(水) 12:08 -

引用なし
パスワード
   「なぁ・・・にぃ・・・・・・を・・・」
背中から、俺の中身が空気中に漏れ出していく。
力が入らない。
横のベッドに倒れこんだ俺の目に映る、俺の腕が空気の抜けた風船のように萎み始めていた。
「本当に・・・・出来たんだ・・・」
俺はベッドから引き起こされた。
「こうなっちゃうと本人は意識が無くなり、元に戻すまでの間はまったく何も覚えてないはずよね。」
何言ってるんだ?
ちゃんと見えてるし、聞こえているし、掴まれた背中の皮の痛みもある。
「じゃあ・・・借りるね?あ、聞こえないか。」
そう呟きながら・・・

茜ちゃんは俺の前で服を脱ぎ始めた。
 Skinner  - 09/12/30(水) 21:12 -

引用なし
パスワード
   「よしっ!」
全裸になった茜ちゃんは俺の体をひっくり返し、ファスナーで開いた背中を広げる。
『よ・・・よせ、やめ・・・・ああああっ?』
体の中に、暖かい、茜ちゃんの肉体が入り込んでくるのがはっきり判る。今までに感じたことの無い快感が、茜ちゃんが触れたところに広がっていく。丸い二つの膨らみはおっぱいだ。その形まで俺は体の中で感じ取っていた。俺の中に・・・茜ちゃんが・・・

ジリジリ、とファスナーが閉じられていく。
体の自由は完全に効かない。茜ちゃんの動くまま、俺の体は鏡の前で色々なポーズを取っている。
「すごい・・・本当に男になったみたい!」
俺の意識が無いと思い込んでいる茜ちゃんは、体を横に向けて股間の物を恐る恐る指でつまんだ。
俺は体の自由こそ利かないものの、触覚・嗅覚・聴覚全ていつもどおりに感じている。そろそろいいだろ?俺を元に戻してくれ・・・
「あっ・・・この感じ・・・」
しごかれた俺のあれは、その手の中でむくむくと膨張を始めている。
『茜ちゃんっ!!やめてくれっ!!』
必死に念じてみるが、その考えは俺の中の茜ちゃんには届かないようだ。
「んんっ・・・くぅっ・・・」
夢中で手を動かしてやがる・・・ヤバイ・・・このままじゃそのうち・・・
茜ちゃんは・・・

夢中でアレをしごいた
 Tira WEB  - 10/1/2(土) 13:23 -

引用なし
パスワード
   「はぁ、はぁ、直利兄ちゃん! 直利兄ちゃん!」
 茜ちゃんは必死に俺の名前を叫びながら、勃起したアレをしごいていた。自分で自分の名前を呼ぶなんて気持ち悪い。でも、自分の体なのに他人の手でしごかれているみたいな感じがして妙に気持ちが良かった。
「あっ、すごいっ。こんなにたくましくて……あっ。んん、んっ。はぁ、はぁ。あっ、何か出てそうっ!」
 その感覚は俺にも分かった。いつも俺がオナニーしている時に感じる感覚。茜ちゃんが俺のアレで――。
「あっ、直利兄ちゃんっ! んあああっ!」
 俺は目を閉じる事も出来ずに、自分のアレから噴出した白濁液の軌跡を見せ付けられた。
「あっ、は、はぁ、はぁ、はぁ……」
 何度かしごき、初めて体験した男の絶頂を堪能している。俺は茜ちゃんに最も見られたくないシーンを見られ、情けなくて泣きそうだった。
「はぁ、はぁ〜。これが男の【シャセイ】なんだ。私の体と感覚が違うけど……気持ちよかった〜」
(ちょ、ちょっと! 何するんだよっ)
 茜ちゃんは、手に付いた白濁液をマジマジと見つめ、鼻の下に持ってきて匂いを嗅いでいる。
「変な匂い。味はどうかな?」
(う、うそだろっ! や、やめろっ! わ、わぁ〜っ)
「……ちょっと苦いかな? でも、飲めない味じゃないよね。口内シャセイした事があるって友達の話、分からない事は無いかな」
 まさか自分の白濁液を――。
 俺は気持ち悪くて吐きたい気分だったけど、茜ちゃんに体の主導権を握られているのでどうしようもない。
 茜ちゃんは飛び散った白濁液をティッシュで綺麗に拭き取ると、足元に落ちていた黒いジャージを徐に着こんで、もう一度鏡の前に立つと、ニヤリと笑って口を開いた。
「俺、赤神直利。赤神家の長男なんだ。……プッ! ほんとに直利兄ちゃんみたい。これならお母さんもおばさんも騙せるかな。お母さん、直利兄ちゃんの事がお気に入りだから、この体を使って……うふふ!」
(おいおい、何を考えてるんだよ。その笑い方、かなりヤバイぞ。頼むから俺の体で変なことしないでくれよっ)
 俺の姿を楽しんだ茜ちゃんは、自分が着てきた衣服をベッドの下に隠すと、嬉しそうに部屋を出てしまった。
「おっはよ〜!」
 リビングに着き、普段ではありえないテンションで声を張り上げた俺の目の前には……

お袋と茜ちゃんのお母さんが・・・
 Skinner  - 10/1/2(土) 17:29 -

引用なし
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   きょとんとした顔で俺を見ている。
「・・・・熱でもあるの?あんた・・・」
「直利君・・・おはよう、元気ね。」
「はっはっはっは!いつでもボクは元気ですよ、ねえ、かあさん!?」
なんだこの宝塚みたいな喋り方は!?
「文子おばさんも、今日は凄く綺麗ですね!肌なんかハタチぐらいにみえますよ!そのヘアカラーも凄く似合ってますよ!?」
「ま・・・まあ、嬉しいわ直利君!」
逃げ出したい。このまま消えてしまいたい・・・
「ナオ、私たち夕方まで出かけるから、茜ちゃんの事たのむわよ?」
「はははっ!全てボクにお任せを!」
何の疑いも無く出かけてしまう二人を見送って、茜ちゃんは俺の部屋に戻って自分の携帯を取り出した。
メモリーから呼び出したのは、友達の携帯番号だ。
「・・・・あ、もしもし?ふふふ、バッチリ成功だよ。今玄関開けるからね。」
玄関を開けると、ちょっと遊んでる感じの女の子が立っている。
「・・・茜?」
「そうだよ、さ、上がって上がって。今はボクの家だからさ!」


「ふうん・・・あのファスナー本物だったのね。まあいいわ、じゃあ約束どおり、たっぷりエッチの仕方を教えてあげる♪」
エッチに興味津々な茜ちゃんは、経験豊富なこの友達に色々と質問をして、男だったら実際に色々教えてあげるって言われたらしい。いや、そんなのって普通なのか?

「ちがう・・・そこはもっとやさしく・・・うぅん・・・」
「そう・・・そこ・・・」
「・・・ああっ・・・そこいい・・・」
実に勉強になる。
なるほど・・・こうすれば・・・こうなのか。
経験豊富なだけあって、彼女とのセックスの気持ちよさ、今までに体験した事の無いレベル。(そうはいっては見たけど、俺自身まだ数回しか経験が・・)
茜ちゃんもそれを味わっているんだ。
男としての快感。
すっかり我を忘れて彼女とのことに没頭している。

「はあ・・・はあ・・・」
彼女の手が背中をまさぐって、ファスナーを探し当てた。
「はあ・・・今度は茜の番だよ?」
な、なにを???
背中から茜ちゃんが滑りでて、代わりに名前も知らない女の子が俺の中に。
「私・・・まだだから。初めては決めてる人が・・・」
「判ってるって。その為の練習じゃない。」
何だよそれ、俺は実験の道具か?
俺となった彼女は・・・

裸のままベッドの淵に座った
 Tira WEB  - 10/1/9(土) 10:26 -

引用なし
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   「じゃ、上手にフェラしてくれる?」
「フェ、フェラ!?」
「知ってるでしょ」
「ちょ、ちょっと待ってよ葉月。私が直利兄ちゃんのを!?」
「そうだよ」

 な、何考えてるんだよこの娘はっ!
 茜ちゃんが俺のをフェラするなんて有り得ない。でも葉月っていう子は、俺の足を開いて少し萎えたモノを茜ちゃんに見せ付けた。

「で、出来ないよ。直利兄ちゃんのモノを口に入れるなんて……」
「どうして?」
「だ、だって……は、恥ずかしい」
「男って、フェラチオされるとすごく喜ぶんだよ。茜だって、大好きな人に喜んでもらいたいでしょ?」
「それはそうだけど、いきなりフェラなんて……」

 そうだそうだ。茜ちゃん、そんな事は絶対にしなくていいからなっ。
 俺と茜ちゃんは他人や友達じゃない、従妹の関係なんだ。
 法的に大丈夫でも、こんな事をしちゃいけない事くらい分かるだろ!

「ねえ茜。私なら、本当に好きになった人には何だって出来るよ。だって、その人に心の底から喜んでもらいたいから。その人が笑ったり、気持ちよさそうにしている顔が見たいもん。それが好きだって事だし……その表情が、私の事を想ってくれていると感じる瞬間なんだよ」
「で、でも……」
「いいよ茜ちゃん、俺なら全然気にしないから。俺を大好きな人だと思って、リハーサルしてくれればさ」
「な、直利兄ちゃん!?」

 違う違うっ! 葉月が俺の真似をしているだけだってっ!

「おいでよ」
「……葉月なんでしょ。そこまでしてくれなくてもいいよ」

 よ、良かった。騙されなくて……って、ええっ!
 茜ちゃんは顔を赤らめると、俺の開いた足の間に膝を立てて座った。この展開は、まさか……。

「きっと、愛情がこもっていたら下手でも喜んでくれるとおもうよ。私がアカネのフェラ、気持ちいいか教えてあげる」
「私が直利兄ちゃんのモノを咥えるなんて信じられないな」
「大丈夫だよ、本人の意識は無いんだから。私だと思ってフェラして」
「葉月だなんて思えないよ。こんなの付いているんだから」
「んっ……」

 うっ……す、するのか?
 茜ちゃんがゆっくりとした動きで、俺のモノを握り締めた。
 そして……。

「・・や、やっぱりダメっ!!!」
 null  - 10/1/10(日) 0:43 -

引用なし
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   どんっ。
思いっきり胸を突き飛ばされ・・・・ベッドのフレームに後頭部が。
「んぎゃっ!」
痛い・・・痛すぎる・・・・
「ご・・・ごめん、だ、大丈夫?」
「いててて・・・・何するんだよ・・・ん、あれ?」
「葉月?」
「えっ?あれっ?俺・・・・・うわああああっ。」
慌てて股間を隠す。
なんでだ?
いきなり思い通りに動けるようになったぞ?
中に入ったあのコ、気絶したのかな???
どうしよう・・・俺だって茜ちゃんに伝えるべきか・・・
それともあのコの振りをするか・・・
考えた末に俺は・・・

葉月のふりをした
 憑依サイコー  - 10/1/10(日) 12:42 -

引用なし
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   一瞬躊躇したが…
よく考えればこんなチャンスはあまりない。
演技力には自信ないが、無理やり押しきってしまおう。
「うん、大丈夫w。ちょっとこっち来て。」
「え?」
茜ちゃんは戸惑っていたが、俺は無理矢理、やさしくベットに連れ込んだ。
「ちょ、私を押し倒してどうするの?」
「大丈夫、力を抜いてwこれからこの体の興奮する声を聞いたら、自然とヤリたくなるから」
「そう、なの?」
「うんw」
茜ちゃんはかなり不安そうだ。ここが男、いや、俺の見せ所だな。うまくエスコートできるかの…

やっぱり正直に・・・
 Skinner  - 10/1/13(水) 9:41 -

引用なし
パスワード
   「葉月・・・ごめん、ごめんねっ!私・・・私の為にしてくれてるのに・・・でもダメなの。これ以上は・・・・やっぱり本当の・・・」
そっと横に座る茜ちゃん。
そうか、そうだったんだ。茜ちゃんが俺のことを。ってこのギンギンになっちまってるのを何とかしないと。静まれ!!くそっ、ここには人格が無いって言うか。
「だから・・・有難う葉月。ちょっとだけこのままで。」
ぴったりを俺の横に・・・斜め上から見る茜ちゃんの胸。それが俺の腕に。
ふわっ、といい匂いがする。うわあああ・・・もう・・・アソコが痛くなってきた。
「あ・・・・あのさ・・・茜ちゃん・・・・」
不思議そうに俺の顔を覗き込む茜ちゃん。
「え・・・ちゃん、って・・・ナオ兄の真似なんてしなくていいよ。」
「いや、そうじゃなくてさ。その・・・俺、俺なんだけど・・・・」
俺は布団で股間を押さえながら、自分の顔が相当赤くなっているだろう、と想像していた。熱い。
それでもしっかりと俺の腕を抱え込んで茜ちゃんは離れない。
「凄いよ葉月ちゃん。雰囲気までそっくり。お願い・・・キスして。」
茜ちゃんは体を俺に向け、胸が俺の胸に!?や、柔らかい感触が!!
唇が重なる。
「ん・・・・はあ・・・もう一回。・・・・・はあっはあっ・・・もう一回・・・」
気が付くと俺はしっかりと茜ちゃんと抱き合っていた。
無心にお互いの唇を求め合って・・・
「だ、ダメだ!!」
茜ちゃんの体を押し離す。
「ど・・・どうしたの?葉月・・・」
「ダメなんだよ、ちゃんと・・・・その・・・俺の気持ちも・・・じゃないと・・・」
俺は・・・ずっと誤魔化していた自分の思いに気が付き始めていたんだ。
俺は・・・・
「わっ!?」
唐突に部屋にGreeeNが鳴り響く。
茜ちゃんの携帯の着うた、か。
「わっ・・・わっ・・・・も、もしもし?うん・・・・どうもしてないよ・・・・うん・・・・・」
茜ちゃんの話している相手は・・・

話している感じからして茜ちゃんのおかあさんだろ...
 Skinner  - 10/1/24(日) 17:51 -

引用なし
パスワード
   「どうしよう、もう駅前のケーキ屋さんだって。」
「ええっ?」
慌てて時計を見ると、びっくりする位の時間が経過していたことに気付く。
「葉月、どうしよう?」
時間は・・・ぎりぎりかもしれない。
とにかく俺の体から葉月ちゃんを引っ張り出して服を着せるか、或いはこのまま俺として振舞って、隙を見て葉月ちゃんを・・・どうする?俺。
「うう・・・もう時間がないから・・・茜ちゃん!」
俺は・・・

震える唇をそっと触れさせた
 Tira WEB  - 10/1/31(日) 12:17 -

引用なし
パスワード
   「あっ……」
「葉月、大丈夫?」
「うん。茜の唇が触れてゾクッとしちゃった」
「そ、そうなんだ」
「いいよ、そのまま咥えて」
「……うん」

 あ、茜ちゃん。これ以上はマジでヤバい……ううっ!

「んふっ」
「茜っ……。はぁ」

 開いた唇の中に、アレがゆっくりと入っていく。
 生温かくてヌルッとした感覚が、アレを包み込んでいった。
 茜ちゃんが俺のを咥えこんでいるなんて。

「咥えちゃったね。そのままゆっくりと頭を動かして」
「う、うん」

 葉月の言葉に、茜ちゃんが頭を前後に動かし始めた。

「んっ。茜、歯を立てちゃダメだよ。舌と喉を使うの」
「こ、こう?」
「そう、そんな感じ。あんっ! 舌の動き、上手いよ」
「んっ、んっ。んふっ」

 鼻に掛かった茜ちゃんの声が耳に届く。恥ずかしそうに頬を赤らめながら舌を使ってアレを刺激している。
 何て気持ちいいんだろう。

「はぁ、はぁ。茜、すごく気持ちいいよ。そのフェラ、たまらないの」
「んんっ。気持ちいいの? 私のフェラ」
「気持ちいいよっ。もっと早く動いてくれない?」
「うん。こう?」
「んんっ! そ、そう。そんな感じっ……。あっ、あんっ」

 す、すごいっ。
 茜ちゃんの口内で、アレが擦れ回って蕩けるような気持ちよさだ。
 咥えた事で抵抗感が薄れた茜ちゃんは、口からコポコポと音を立てながら必死にフェラしてくれた。

「茜っ! も、もう出るよっ」
「んんっ。どうしたらいい……んぐっ!」

 茜ちゃんっ!
 俺の意志とは無関係に、両手が茜ちゃんの頭を掴んだ。そして、自ら腰を振って――
 ううっ!!

「ああっ! あっ……あっ……はぁん」
「んぐっ、んぐっ……んっ、んんん〜」

 目を丸くした茜ちゃんは、頭を解放されてコホコホと咳き込んだ。

「はぁ、はぁ。き、気もちよかったぁ」
「ううっ。は、はぁ。はぁ。酷いよ葉月」
「ごめんね。あまりに気持ちよくて。それに口内射精させてもらえるのって、男性にとってはすごく嬉しいんだよ」
「の、飲み込んじゃったじゃない」
「大丈夫よ。汚くないから」
「喉が苦いよ」
「ねえ、綺麗にしてくれる?」
「えっ……」
「茜の口で綺麗にして欲しいの」
「そ、そんな事まで?」
「そうだよ」
「…………」

 溜息をついた茜ちゃんはアレを咥えこむと、口内と舌を使って綺麗にしてくれた。

「中に溜まっているから、吸い出してよ」
「こう?」
「んんんっ……。すごい吸い付き」

 ダ、ダメだよ茜ちゃん。
 俺、茜ちゃんの見方が変わってしまう。

「うふふ。初めてなのに上手だったね。じゃあ次は……」

 な、何だよ次って?
 俺は不安な気持ちになりながらも、自分の口から出てくる言葉をドキドキしながら聞いていた。

「じゃあねぇ……」

背中をまさぐった。
 null  - 10/2/2(火) 7:56 -

引用なし
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   母さんたちが帰ってきたら、いつになったら葉月ちゃんを家に帰せるか判らない。
大急ぎで・・・あ、これだな。チャック。
一気に引き下げると、ぴったりとくっついていた全身ががばがばに緩んだ。
「ぷはぁ・・・・」
髪の毛を掴んで前に引っ張る。あっさりと俺の頭の皮が滑って脱げた。
うなじの所から背中が割れていて、腕を引き抜いてそこを広げて上半身を・・・あれっ?何で・・・この光景は俺には見えるはずないのに?
首から乳房にかけて、濡れたセミロングの髪の毛が貼り付いていて、ふるふると揺れる胸にはピンクの乳首がピン、と尖がっていて・・・
「葉月!早くッ!」
「えっ?あ・・・・うん。」
股間が・・・嘘だろ?なんで俺が・・・
そこからお腹の中までが、うずうずと、何ていうか・・・変な感じだ。

完全に抜け出た所で、茜ちゃんはフローリングにだらしなく脱ぎ捨てられた俺の皮の背中ファスナーを閉じた。茜ちゃんはベッドのタオルケットを剥がして、全身ぬるぬるに濡れている俺の、葉月ちゃんの体をごしごしと拭いてくれる。
「ひゃあああん。ちょ・・・あああぅ・・・」
全身がふにゃふにゃと柔らかい。女の子の体って、こんなにも男と違うものなんだ。

間一髪、母さんたちが帰ってきた。
「お帰りなさい〜。」
「お邪魔してます。」
リビングのソファから立ち上がって、ぺこりとお辞儀をする。
「あら、葉月ちゃん。」
「いらっしゃい、茜ちゃんのお友達ね?うちのバカ息子は?」
バカは余計だろう。
「なんかね、寝てるみたい。ナオ兄。」
「そう?じゃあちょうど良かったわ。ケーキ買ってきたのは内緒にしとこう。葉月ちゃん、だっけ?美味しいケーキ買ってきたからお茶飲んでいって。」

ベッドに頭をぶつけたのが原因なのか、何故か俺の意識はこの葉月って女の子に移ってしまっている。ぺっちゃんこだった俺の体は、今では元通りになってベッドに寝ている。俺は引きつり笑いを浮かべながらケーキを食べている。
脳味噌自体は入れ替わるわけ無いから、俺は葉月ちゃん本人なんだろう。
頭をぶつけた衝撃で俺の意識が一時的に葉月ちゃんに?
そのうち元に戻るのだろうか?
「葉月、どうしたの?顔色悪いよ?」
「えっ・・・あ、うん。大丈夫。美味しいね、ケーキ。」
「しっ!うちのバカ息子、このケーキ大好物なのよ。早く食べちゃって片付けちゃおうね。」
母さん、つくづくアンタって人は・・・


「お邪魔しました〜。」
お辞儀をする俺を皆はにこにこと見送ってくれている。
「じゃあ明日学校でね、葉月。」
「うん、じゃあね茜。」
さて、困ったぞ。俺は俺のままで、この子の家なんて知らないし。
「そうか・・・学生証あるかな?」
歩きながらスクールバッグを漁ると、ブランド物のパスケースがあった。
定期券と一緒に学生証を発見。

俺は、自分を俺だと思い込んでいる葉月ちゃん本人なんだ、と自分に言い聞かせながら携帯の地図を見ながら歩き始めた。
「ひゃ!?」
携帯震えて茜からの着信を表示している。
「も・・・もしもし?」
『葉月ちゃん、今日は有難う!絶対お礼するからねっ。』
「あ、うん。いいよ。それで・・・お兄さんはまだ寝てる?」
『ううん、さっき起きてきたけど、ちゃんと何も覚えてないみたい。大丈夫だったよ。』
「えっ・・・?そ、そうなんだ。おかしい所とか無かった?」
『ううん、いつものお兄ちゃんだった。』
「そうなんだ・・・」

電話を切る。
やっぱり俺は葉月ちゃんなんだ。
俺自身は家でちゃんと目を覚ましたんだから。
早く・・・葉月ちゃんが目を覚まさないと俺は・・・

夕暮れの中をとぼとぼと駅から出る。
短いスカートから綺麗な足。
制服を押し上げる大きな胸。
風になびくセミロングの髪。
そして意識は俺のまま。
「はあぁ・・・」
可愛い声でため息をつき、俺は・・・

家に帰った
 憑依サイコー  - 10/2/4(木) 13:27 -

引用なし
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   正確には、葉月ちゃんの、だがw
しかし帰る途中から、どうも体がむずむずしてたまらない。
まさか、これは!…
俺は部屋に入ると、近くにだれもいないことを確認した。
そして・・

バッグを机に置いて鏡の前に立った。
 Skinner  - 10/2/4(木) 16:01 -

引用なし
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   いかにも女の子の部屋、って感じだ。
とにかく誰もいないのは助かった。
本物の葉月が家に帰るとき、いきなり鍵を開けるのか、チャイムを鳴らしてから開けるのか、などと悩んで10分ぐらい玄関の前でうろうろしてしまったのだ。
『鏡原 弥生・葉月・皐月』
表札には女性っぽい名前が3人並んでいた。無用心じゃないのか?これって。

体のムズムズした感じは続いている。鏡に近寄って葉月の顔を観察する。
全体的にほんのりと桜色に染まり、目がちょっと潤んでいて・・・色っぽい。
さっきの、茜ちゃんとのアレで、興奮したままなのかもしれない。

「・・・・!??」
気配を感じドアのほうを振り向いた瞬間、誰かがドアを開けて襲い掛かってきた!?
体ごとぶつかって来たそいつは、俺の上半身をがっちりと抱き締め、そのまま二人ともベッドに倒れこむ。
「いった・・・・っ・・・・」
相手が顔を上げて、満面の笑顔で俺を覗き込んでいる。
「えっ?ええっ?」
「おっかえりぃ、おねいちゃんッ!」
同じ顔!?俺と・・・葉月とまったく同じに見えるその少女は猫のようにじゃれ付いてきて、突然飛びのいてカラテみたいな構えを・・・
「あ、あの・・・何やってるの?かな?」
「だって、お姉ちゃん、皐月がこうやって甘えるといっつも『このヘンタイ娘ッ!!』ってボコボコにするじゃないかぁ〜。」
「へっ?あ、そうなんだ。」
「お姉ちゃん?」
「は、はいっ!?」
「どうしたの〜?すっごく変!」
さすが肉親、異変にもう気がついたようだ。とにかくこの子は皐月ちゃんで、妹なんだなってことは判ったが。思いっきり疑いの目で俺を睨んでいる。

「ただいま〜っ!」
玄関の鍵を掛ける音。
張り詰めた緊張を破って、誰かが帰ってきた。表札の残りの一人、弥生という人物だろう。ん?鏡原弥生・・・かがみはらやよい・・・・って!!
「な〜にじゃれてるの?あなた達はいっつもいっつも。」
葉月ちゃん、誰かに似てると思ってたんだけど、まさか鏡原弥生の妹だったなんて。
弥生は俺たちの高校の・・・

化学の講師で、文化研究部の顧問。
 null  - 10/2/5(金) 11:49 -

引用なし
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   つまり先生だ。
アメリカの大学を18歳で修士課程まで修了し、某国立大学をダントツな成績で卒業。
就職先はいくらでもあったはずなのに何故か安月給の講師をしているのは学園七不思議のひとつに数えられている。
「騙されないで!弥生お姉ちゃんっ!」
皐月がビシッ、っと俺を指差す。
「な、何なの?葉月がどうかしたの?」
「うまく化けてるけど、この人、葉月おねえじゃないんだよっ!」
「うん〜?皐月、何の冗談なの?」
「だって、だって皐月が胸むにゅむにゅ〜ってしても怒らないし、とにかく絶対違うのっ!」


「・・・・・という訳で、俺は葉月ちゃん本人には間違いないんだけど、俺だと思い込んで行動しちゃってる、のかな。俺自身もまったく訳判んないだけど、ね。」
弥生さんがじっと俺を見つめている。そしてかすかに微笑んだ。
「鈴木君、なんだ。ふふふ・・・面白いわ。こんな楽しいシチュエーション、楽しまない手は無いわよね?皐月。」
「うんっ!!中身がおにーちゃんな葉月ちゃん、男の人なら女の子好きだよねっ!?」
そんなにワクワクした顔で俺を見ないでくれ。
「あの、心配じゃないのか?葉月がこんなで。」
「大丈夫でしょ。きっと一時的なものだと思うし。」
その根拠も語ってくれ・・・お願いだから。
「とにかく貴方が私たちの家族の葉月であることには間違いないんだから。ちょっと変なこと覚えて帰ってきただけだし。あ、でも一応確認だけはしておこうか。鈴木君の生年月日いつ?住所は?ご両親のお名前は?」


弥生先生はノートに走り書きしたメモをシャーペンでとんとんと突きながら考え込んでいる。
「あの、何かわかりましたか?先生。」
「ん?ああ、そうね。貴方の鈴木君としての記憶は完璧みたい。矛盾点もないし、抜けているところも無い。子供のころの記憶まで。」
「・・・ということは?」
「一時的な思い込みで、葉月が自分を鈴木君だと思い込んでるかと思ったけど。ここまで完璧だと自己暗示とかじゃないみたいね。葉月の知らないことばかりだもの。そうだ、ちょっと催眠術で逆行してみようか。」
「えっ?催眠術って・・・」
「大丈夫よ。皐月、カーテン閉めて。」
俺にべったりと抱きついていた皐月がしぶしぶ立ち上がってカーテンを閉める。
「ベッドで頭をぶつける前まで遡ってみるわね。このライトを見て。」


「はい、起きてもいいわよ。葉月。」
弥生さんの声で目が覚める。
「う・・・」
眩しい。どうやら催眠術にすっかりかかっていたらしい。
俺は・・・

「茜の初めて、奪ってあげようか?」
 Tira WEB  - 10/2/6(土) 11:11 -

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   「い、嫌だよっ。直利兄ちゃんが初めての人になるなんてっ」
「こんなにたくましいモノを持っているのに?」

 葉月が萎えた肉棒をしごきながら茜ちゃんに話している。
 俺が茜ちゃんの初めてを奪うなんて考えられないっ。

「ねえ葉月。お願いだからこれ以上は……」
「う〜ん。私、男の体になってドキドキしているんだけどなぁ。この体でセックスしまくらないなんて有り得ないし」

 何言ってんだよ、この葉月って子は。
 人の体を道具扱いしやがって!

「そろそろ直利兄ちゃんに体を返した方がいいんじゃ……。直利兄ちゃんも可哀想だし、私もちょっと……」

 そうだそうだ! いいぞ茜ちゃん。
 俺は、聞えない声で思い切り叫んだ。

「そっか。私って結構暴走しちゃってたかな。男の体になって、気持ちが高ぶっちゃったみたい」
「う、うん。葉月、いろいろ教えてくれてありがと」
「ううん。まさか、ほんとにこのファスナーが使えるとは思ってなかったから」
「じゃあ、直利兄ちゃんの体から出る? 直利兄ちゃんの意識が無い間に、葉月は帰ったほうがいいのかな?」
「どうして?」
「だって、やっぱり……。葉月がいたら、直利兄ちゃんがビックリするだろうから」
「そんな事、気にしなくてもいいんじゃない? それに私、まだこの体から出るつもり無いし」
「えっ!?」
「折角、男の体になっているんだよ。茜とはしないけど、他の人と楽しみたいじゃない」
「ちょ、ちょっと待ってよ。他の人って?」
「え〜。まだ全然決めてないけど」

 と、俺の気持ちを完全に無視する葉月が好き勝手に喋っているところで、インターホンの音が聞えた。

「誰?」
「わ、分からない。お母さん達……じゃないよね。夕方まで帰ってこないって行ってたけど」
「ふ〜ん。実は予定が変更になって戻ってきたとか」
「分からないよ。とにかく、急いで身なりを整えないと」
「あ、そうだね。流石にコレをブラブラさせてちゃマズいよね」
「もうっ! 葉月、早くしてっ」
「分かってるわよ」

 こうして身なりを整えた茜ちゃんと共に玄関の扉を開けた俺たちの目の前に現れたのは――。

頭を振った。
 sada  - 10/2/9(火) 11:42 -

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   靄がかかったように意識が集中できない。

「あの、どうだったんですか?先生。」

弥生がにっこりと微笑む。

「大丈夫、ちょっと戻ったら葉月が出てきたわ。」
「そうですか、よかった。って・・・なんで俺のままなんだ・・・?」
「葉月の擬似人格はその皐月のクローン体を動かすのに入れておいただけだから、貴方の人格の下に関連付けしておいた。」
「皐月・・・ちゃんのクローン?」
「そうよ。私がアメリカにいる間、姉として世話をするために作ったクローン。とはいっても住民データにアクセスしてちゃんと市民登録してある。数年間の学習で結構人間らしくなってたけどね、所詮は作り物。貴方の人格を構成している情報量に比べれば4%位よ。」

この人、いったい何者なんだ、という恐怖に似た感情が込み上げて来る。

「私はね、複数の財団から支援を受けて研究機関を運営しているの。学校の講師はその片手間にやっている趣味みたいなものかしら。まあ、一応学校の先生って身分があると社会生活を送る上での良い隠れ蓑になるしね。」

先生の手が伸び、俺の頭にふわっ、と置かれる。

「あのファスナーを持ち出すなんて。葉月ったら変な事に興味を持ち始めてたのね。」
「えっ!?あの、あれって先生が?」
「そうよ。仕舞っておいたらいつの間にか。調査依頼を受けていたんだけど、依頼がキャンセルされて廃棄するはずだったの。まさかこんな面白いことが起こるなんてね。」
「・・・・・あの、俺ってこれから・・・」
「大丈夫よ。社会的にも肉体的にも、貴方は私の妹として存在している。そのまま葉月になりなさい。研究の手伝いもして欲しいし。いくら私でも作れない人間としての君の人格でその脳は満たされた。前の葉月の人格も貴方の人格の下に残してあるから、ちょっと慣れれば前の葉月そっくりに行動することも、記憶を呼び出すこともできるはずよ。」

鏡原葉月・16歳♀。
どうやら俺はこの名前で生きていくしか無いらしい。
意識は全然俺のままなのに?
大丈夫なのか?

「あ、そうそう。記憶を見ればわかると思うけど、葉月、大学生のカレがいるから。精神的には処女だろうから覚悟しておいてね。ふふふっ!」

それって、まさか・・・
唐突に思考が葉月の記憶にリンクする。

「げっ・・・・」

数分後、

俺は俯いたまま肩を震わせていた。
 Skinner  - 10/2/12(金) 11:13 -

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[添付] 〜添付ファイル〜
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・サイズ : 0.9MB
   葉月が生きてきた数年間。
その少ない情報で葉月は普通の女の子として振舞えるよう、接触する友達からの情報を元に人格を形成していったが、基礎情報の少なさから偏った『普通の女の子』が出来上がっているらしい。それはクラスメイトの発言が原因だったようだ。

「高校生になったら女の子は彼氏とか作ってエッチとかしまくるんだよねッ!」
すぐに大学生を逆ナンして毎日・・・

「高校生の女の子はみんなギャルっぽい服なんだよね。」
この髪の毛はソレらしい。

俺は立ち上がった。
そして携帯を取り出し、彼に電話をかける。
「もしもし?私。ごめんね、今日で別れて欲しいの。なんでも。絶対。嫌いになったの。じゃあねっ!」
「あら、葉月ったらひどいのね。」
「中途半端な望みを残したほうが相手に迷惑だろ?こういう場合。彼にはどこか違う所で幸せになってもらいます。」
パチン、っと携帯を閉じて俺は玄関に向かった。
「ちょっと、どこ行くの?」
「マツキヨ。髪、もっと黒くするから。」
「ちょっとまって、葉月。」
「なに?」
「夕飯、ハンバーグにしてくれる?」
「うん、わかった。帰りに買い物して・・・えっ?」
必要な食材を瞬時に思い浮かべている俺。


鮮やかな手つきで3人分の食事を用意する。
葉月の役割は妹の皐月の身の回りの世話をし、保護する事だった。
どんな料理もプロ並みに作れるようにずっと頑張ってきた葉月。
その経験を、俺は自分のものとして使いこなせている。
「葉月ちゃんのごはんが一番おいしぃよお♪」

ふと、弥生がじっと俺を見ていることに気がついた。
「面白いわね。貴方の人格と葉月の経験や記憶。これは・・・使えるかも。」
弥生は、

添付画像
【title.jpg : 0.9MB】

俺を見たまま、立ち上がった。
 null  - 10/2/13(土) 21:02 -

引用なし
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   「葉月、ちょっと来て。」
「えっ?まだ洗い物が。ああっ。」

 ぐいぐいと手を引き、弥生は俺を引っ張って古い一軒家の庭にある離れに連れ込んだ。
「うわ・・・凄い、ここ、あ・・・仕事場か。」
 葉月の記憶にはここが弥生の仕事場だという認識。壁一面の金属ラックにパソコン数台と測定機器のようなものがびっしりと詰まっている。

「そこに座って。」
 弥生の研究、そうだ。超自然科学の国際的な研究機関。そしてこの古びた離れが日本の拠点なのだ。

 弥生は葉月の記憶にない事を、俺に説明してくれた。皐月は実の妹ではなく、怪異現象によって取り殺された家族の唯一の生存者で、霊力の高さから常に怪異、物の怪、亡霊の類に狙われている為弥生が引き取って一緒に暮らしていること。
 両親の死後弱まっていた皐月の霊力が、葉月と暮らし始めて急速に増大していて、霊力を隠す為の真言を刻んだネックレスでは間もなく隠し切れなくなること。
 俺のこの体は皐月本人と同等クラスの霊力を持っていること。

「身の回りの世話、だけじゃこの先済まなくなる。皐月と、そして葉月自身を守ってほしい。」
 俺は返事が出来ず、何度も唾を飲み込んだ。
「そんなの・・・無理・・・ですよ・・・」
「そう、貴女には霊力はあっても、それで魔を退ける術がない。」

 弥生は立ち上がり、キーボードを両手でそれぞれひとつずつ高速で叩き始めた。
「そこのケースの中、見て。」
 昔の郵便ポストぐらいあるガラスの筒。中にあるのは日本刀?
「若くて有能な退魔師だった。剣術、体術、法術・・・特に剣術は神童と呼ばれるほど。」
「だった・・・って、その人は・・・」
「戦いで傷付き、身動きの出来ない状態だった時に、ある者によって無理やり怨霊にされたの。数十人の命を奪い、そして最愛の人を傷つけそうになった時・・・その最愛の人の為に自分を滅ぼそうとした。僅かに残っていた自分の意思で。」
「・・・最愛の人・・・」
「この刀はその退魔師の物よ。研究の為に正式に引き取った物。霊的処理は終わっているから、穢れや怨念は除去出来ているはず。それでもこの刀には膨大な念が残っている。恐らく人を守る意思、そして魔を退ける気。これを葉月の時みたいに、君にインストールしてみたいの。」
「えええっ?怨霊になった人の!?」
 
 刀自体が記憶媒体となって膨大な情報を持っているのだという。ガラスのケースから伸びたケーブルはパソコンに繋がっている。

「そんなの・・・イヤですよ。申し訳ないけど・・・」
「そう。そうね。御免。戻ろうか。」

 居間からテレビの音がする。
「はっづきちゃああん♪」
 皐月が抱きついてくる。
「や、やめ・・・ああんっ、ど、どこ触って・・・っ!このド変態娘っ!」
 

 姉、とはいっても元は同じ肉体。中学三年の皐月と同じ。俺はベッドの中で寝返りを打った。
 弥生さんの話は本当なんだろう。でも、俺に何が出来るんだ?
 死んだ人の記憶を、なんて・・・想像も出来ない。
 
 いつの間にか俺は眠りに落ちたみたいだった。

「葉月ちゃん、どれにするの?」
 J  - 10/2/14(日) 12:37 -

引用なし
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    駅前のドーナツショップで目を輝かせている皐月。
 皐月は甘いものに目がない。
「ねえねえ、これいつもだと幾らだっけ?どれでも100円なら・・・これかな?ううん、こっち。あぁもう〜!」

 窓際の席で皐月は3つ選んだドーナツのどれから食べ始めようか、真剣に悩んでいる様子。ついに決定したらしく、一番ごてごてしたデコレーションのひとつにかぶり付く。
 「んんん〜〜〜っ。おいひぃ〜♪」
 一人っ子だった俺には兄弟姉妹と過ごした経験がない。しいて言えば従姉妹の茜ちゃんとは、小さなころから家が近いこともあってよく遊んだけど。その茜ちゃんとも今は親戚ではなく、高校の同級生という関係になった。
 本物の俺、鈴木直利は現実に存在している。俺は皐月のクローンのこの体に写し取られただけの存在で・・・
「ねえ、葉月ちゃん?」
「えっ?あ、うん。何?」
「何考えてたの?ぼーっとして。」
「ううん、何でもないよ。あ、ほらちょっと。」
 紙ナプキンを引き抜いて皐月の口元の生クリームを拭いてやる。
「ありがとぉ。」
 本当に可愛い女の子だ。容姿はもちろんだけど、両親が亡くなったはずなのにいつも明るく、素直で。
「ねえ葉月ちゃん。」
 気がつくと皐月は俺の目をじっと見つめている。そしてそっと、俺の手に手を添える。
「ありがとう、私のお姉ちゃんになってくれて。私、ずっと一人だったから・・・本当にありがとう。」
 そうか。弥生は一緒に住んでいるけど、本当の肉親ではない。きっと寂しかったんだろうけど、それを出さずにずっと耐えてきたんだ。
「お姉ちゃんって呼んで、迷惑じゃないかな?だって葉月ちゃんは本当は・・・」
 ぎゅっと手を握り返す。
「俺は葉月。お前の姉だ。ずっと一緒にいるから安心しろ。」
 ぱあ、っと皐月の表情が輝く。そうだ、俺はもう鏡原葉月なんだ。
「どっかに行ったりしないでね、葉月ちゃん。もう一人ぼっちは嫌だから。」


「そう、よく知ってるわね。」
 俺は手にした小型拳銃の弾倉を装着し、スライドを引いて初弾をチャンバーに送り込んだ。
「一応男として18年間生きてきましたからね。モデルガンで同じやつも持ってたし。」
 ワルサーPPKS。ちょっと古い自動拳銃だ。
「実戦では対魔専用の弾丸を使うんだけど、調達が大変だから練習用の通常弱装弾を使う。体は中学生の女の子だから、両手でしっかりホールドして。」
「はい。」
 あれ以来二度と弥生は刀のことを口にしなかった。その代わりという事なんだろう。俺は弥生に連れられて深川の警察の射撃練習場に来ていた。話は通っているらしく、すんなりと中に通された。

 「凄いわね。本当に初めてなの?」
 最初は感じが掴めなかったが、徐々に標的に空く弾痕は中心の黒丸の中に集まるようになっていた。
「初めてです。あの、そろそろ腕が痛くなってきました。」
「弾も終わり、か。じゃあこれを装填しておいて。それとこれが銃砲所持許可証。一緒に持っていなさい。」
 公安委員会の印が押されたその許可証にはセーラー服姿の俺の写真が貼られている。
「あの、18歳になってますけど?」
「細かいことは気にしない。さ、帰るわよ。」


 郊外に向かう高速道路を弥生の運転する黒いアウディがゆっくりと加速していく。
 弥生が沈黙の中、唐突に口を開いた。

「何でわざわざあなたが作られたか・・・」
 null  - 10/2/15(月) 8:35 -

引用なし
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   「はい?」
「身の回りの世話なんて本当はどうとでもなる事。葉月を作らなきゃならなかった理由はね、霊力の強くなりすぎた皐月を隠しきれなくなるって思ったから。器を二つにして霊力を割れば暫くは凌げるかなって思ってたけど。今のあなた達は当時の測定値をそれぞれもう越えているわ。」
「聞こうと思ってたんですけど、今の技術で人間のクローンなんて・・・」
「無理に決まってるじゃない。あんまり深くは聞かないで。でもその体は多分完璧。中国産だけど。」
なんだ中国って。何かすご〜く嫌な気分になったぞ・・・

「うぐっ?」
口を押さえる。猛烈な吐き気。全身ががたがたと震え、汗が噴出してくる。
「葉月?」
「ゲボッ・・・・んんんっ・・・」
声が出せない。体の震えが激しくなり、胃液が逆流して口を押さえた指の間から噴出した。涙で何も見えない。
「ちょっと・・・大丈夫?」
携帯のバイブの音がして、弥生が携帯電話を開いたようだ。
しばしの無言。メール?
「まさか・・・」

どんっ!

シートに背中が押し付けられるほどの急加速。
弥生は携帯で誰かを呼び出している。
「もしもし?挨拶は後でッ!アンタに頼むのは癪だけど、頼むわ。うちの周りに張った結界に多数の接触があったの。・・・うん、かなりの数。あの子が危ない。こっちは20分で行くわ。・・・そんなにかかるの?・・・とにかくお願い。」

俺は両手でシートベルトを握り締め、全身を襲う極度の不快感に耐えていた。
ETC料金所のバーに車の屋根が接触する音。
一般道に飛び出したアウディは渋滞の列から対向車線に飛び出して加速していく。非難のクラクション嵐。
「葉月、しっかりしてッ!貴方が頼りなのよ!」
くそっ、そんな事言われたって体が動かない。

丘陵地を切り開いて作られた集落の最上部に、昔からあった古い道が伸びている。その行き止まりが家だ。家に近づくにつれて不快感は頂点に達しそうな勢いで俺の体を襲っている。
車が急停止した。
見えた。
手の甲で涙を拭い、俺は震える手でバッグの中の拳銃を探した。フロントガラスの前に広がる光景は、普段通りの輪郭を持ちながら異質の色に染まっていて、その中を何かが漂うように動いている。
弥生はグローブボックスを開き、黄色いゴーグルのようなものを取り出して顔に装着した。
「これはウチが開発して防衛省に納品した物の次の試作品。あなたには見えないかもしれないけど、これを着けるとあいつ等を見ることが出来る。何なの?この数・・・まさかあの刀が原因?」
次にシートの下から弥生が引っ張り出したのは・・・銃だった。
確かイングラム?短機関銃でかなりのスピードで連射出来たはず。
「結界は破られていない。でも急ぎましょう。大丈夫?立てる?」
声は出せないが、何とか車を降りた。

イングラムの吐き出した対魔弾は玄関に続く小道を塞いでいた何かを吹き飛ばした。金色に輝く結界の中に入り、弥生が玄関を開く。玄関には皐月の靴と、同じぐらいの大きさの見慣れないローファーが2足。
「ううう・・・・ぐす・・・」
すすり泣く声。
「皐月っ!?」
声のするリビングのドアを開く。目に入ったのは皐月と同じ学校の制服を着た少女二人だった。
「あっ、こんにちわっ。お邪魔してます♪」
「朋子ちゃ・・ん?」
にこやかに笑って挨拶する少女は、俺たちに向かってぺこり、とお辞儀をした。
その右手はもう一人の少女の腕をねじり上げている。
「イタイッ・・・やめてよぉ・・・トモ・・・・ぎゃあああっ!?」
腕を捻りあげられていた女の子の肩から嫌な音がして、腕が変なほうに曲がった。そのまま失神した少女を朋子と呼ばれた少女は無造作に突き飛ばした。
「あっ、こんにちわっ。お邪魔してます♪」
こちらに一歩、歩み寄る。
「あっ、こんにちわっ。お邪魔してます♪」
ニコニコと嬉しそうに笑いながら。
「オジャマシテマス♪」
「う、わ・・わあああああっ!」
「葉月っ!ダメ!!」
俺は・・・

慌てて目をそらした。
 A  - 10/2/16(火) 10:50 -

引用なし
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   「何ですか?先生。」
「何でもないわよ。それと先生はやめて。あなたは葉月なのよ?」
「あ、ごめんなさい。」
「明日それとなくオリジナルの鈴木君の様子を見てみるわ。それとあのファスナー、誰が持ってるの?」
そうだ、あのままバタバタしてて・・・
「俺は持ってないから、茜ちゃんかな?」
「そう、回収しておいてね。一応機密事項に触る物品だから。」
「はい。」

洗物が終わり、リビングで取り込んでおいた洗濯物を畳んでいると皐月が入ってくる。
「葉月ちゃん、まだ終わらない〜?」
「ん、もうちょっと。何かあるの?」
「あのね、皐月さ、ちょっとお願いがあるんだけど・・・」
「何?エッチなことは却下だよ。」
「うぅ・・・違うよ、あのね、

無意識に銃をその子に向けていた。
 null  - 10/2/17(水) 9:40 -

引用なし
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   ニコニコと無邪気な笑顔で、もう1mぐらいまで歩み寄ってくる少女。
「オジャ・・マシテマ・・・す♪」
「止めて葉月っ!!人間なのよ、撃たないでっ!!!!」

ひゅんっ

「あぐっ!?」
手に衝撃が走り、銃が弾き飛ばされてソファーの裏に飛んだ。
「結界の外で何かをされたの。人間以外は結界には入れない。ゴメンね朋子ちゃんっ。」
弥生の手刀が少女の首筋に。そのまま崩れ落ちた少女の体を弥生がキッチンの引き出しから出したゴミ紐で縛り上げた。

「皐月!皐月はっ?」
俺は銃を拾おうとして、ソファーの陰の床に白いソックスの足が出ているのに気づく。
「皐月っ!?」
皐月は制服のまま、口の周りを粘液で濡らして気絶している。
右頬の白い肌が殴られたように鬱血し、鼻から血が流れている。
「皐月・・・皐月・・・」
「なっ、何!?まずい・・・結界が。」
弥生のうろたえた声。
窓の外を見ると・・・山が動いている。
そしてジリジリとこの家に向っている。そして無数の怨霊の姿。
「カテゴリーB?何やってるのよ、早く来てよ・・・」

家全体が圧力がかかった様にギシギシと軋んでいる。
「破れる・・・」
弥生は両手に短機関銃を構えた。
スカートに予備の弾倉を差している。
「葉月、皐月の側から離れないでね。」
「は、はい・・・」
H&K MP7を弥生から渡される。ドイツ製の高性能サブマシンガン。まさか実物を触ることになるなんて。

多すぎる。きりがない。綻んだ結界の中に次々と侵入してくる怨霊の群れ。まったく減った気がしない。
皐月を背後に隠しながら最後のマガジンをMP7に指し込み、ぎりぎりで目前まで迫った4〜5体の怨霊を吹き飛ばす。
そして、止まった。弾がもう無い。ゆらゆらと怨霊が俺たちを取り囲み始めた。

どうすればいいんだ?皐月を守れない。
「葉月ちゃ・・・ん。」
「皐月!?」
慌てて振り返ると皐月が目を覚ましていた。殴られた跡のある方の目が内出血で真っ赤に染まっている。そして右手に握られた、俺がさっき落とした小型拳銃
の銃口が俺の額に押し付けられる。
「さ・・・つき?」
あいつ等に乗っ取られたのか?
「ばいばい・・・お姉ちゃん。」
指に力が入る。安全装置がかかっていてそれ以上トリガーは動かない。
「私判るんだよ、だって葉月ちゃんが今日いっぱい練習したから。うふふっ」
皐月が嬉しそうに笑った。
そして正確な動きで皐月の親指が安全装置を外した。
「皐月ッ!!葉月っ!!!!」

全ての弾を撃ち尽くした弥生は、コンバットナイフで至近距離にいた怨霊を切り払って、こちらによろめきながら向ってくる。
「皐月?や・・・止めろっ!!」
初弾が右にそれ、直ぐに修正して撃たれた二発目は弥生の左太腿を貫通して後ろに血が飛び散らせた。そして照準は弥生の頭部を狙う。その小さな体と重なって、背後に影が見えた。こいつが皐月を・・・


「ぐおおおおぉおおぉおおぉんっ!」
突然その影が二つに裂け、消滅する。皐月がぺたん、と尻餅を付き、俺を見る。
「葉月ちゃん・・・」
両目から涙が溢れ出す。なんだ・・・皐月の悲しみが俺の心に流れ込んで・・・
「皐月?」
「葉月ちゃん・・・私が弥生お姉ちゃんを・・・」
駆け寄って皐月を抱く。手の拳銃を奪う。
「くっそおおおぉ!」
残りの6発で2〜30体の怨霊が吹き飛んだ。

絶望的な状況はまだ継続していた。
山のように巨大な何かが、結界のあった場所まで迫っている。そこからどす黒い気の流れが吹き付けてきて吐きそうになる。もう武器がない。

皐月に憑いていた怨霊が裂けた場所から、何かを感じた。
「・・・これは・・・」
地面に突き刺さった日本刀。揺らめくように、白い焔に包まれているように見える。
「葉月っ、ダメよ。それに触らないで。あなたの人格をルートにおいて、下層に関連付けしなきゃ・・・あなたが壊れちゃう。」

弥生の声で俺は手を引っ込めた。
しかし・・・もう助かる道はない。
「弥生さんっ、俺、壊れたら適当に処分してください。」
「は、葉月?やめ・・・」

『こんにちは。』
心に誰かが話しかけてくる。女みたいだ。凄腕の退魔師っていうから、目つきの鋭い男を想像していた。
『でっかいのだけ狙うわよ。カテゴリーBを滅すれば周りのザコなんて問題ないわ。構えて。』
深呼吸をして日本刀を構える。
『集中して。あなた達の力なら必ず出来る。』
あなた達・・・って俺と皐月の事?
「いえあああああああっ!」
地を蹴り、空中から刀に全ての意識を乗せて・・・

着地した俺の後ろで両断された山が、ただの土となって崩れていった。
「葉月ちゃんっ!」
「葉月っ!」
遠くから呼ぶ声。よかった。守れたんだ、俺。
『私のことは内緒にしておいたほうがいいと思う。私はあなたをどうするつもりもないし、この体も奪ったりしないわ。でも私は惑って怨霊化した。人もいっぱい殺しちゃったの。他の退魔師がこの状況を知ればただじゃすまない。』
そんな事いわれて、どう返事しろと・・・
『ただ黙っていればいい。怨霊化した私は他に存在する。私はその残り滓みたいなものかな?それにあなたが守りたい者を守る手伝いがしたいの。私がしたかった事。』
二人が息を切らせて駆け寄ってくる。
「葉月あなた・・・大丈夫なの?」
『じゃあこれからよろしくね、鈴木直利くん♪』
なっ、知っているのか?
『知ってるわよ、私は今やあなたの一部なんだから。女の子歴は私のほうが長いから、色々と教えてあげるわ。あ、お姉ちゃん歴も、ね。』
「弥生さん、俺は平気です。足、大丈夫ですか?」
「幸い綺麗に貫通してくれたから。22口径のマニ弾だったし。あ・・・今頃来たわ。」

家の前に続く道をハマーが登ってくる。
「助けを頼んだ人ですか?」
「そう、公務員の拝み屋さんたち。ちょっと貸しが有るのよ。っていっても遅すぎ。役に立たないわね。」
車が止まり、黒いスーツの男達がバラバラと降りてきて、辺りに残っていた怨霊たちを退治し始めた。一人だけ小さな人影が。俺と同じように日本刀を持っている。
『絶対に内緒よ。特にあの子には。』

従兄の優弥(ゆうや)さんだった。
 Skinner  - 10/2/19(金) 1:02 -

引用なし
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   「お、直利、あれ茜ちゃん?ずいぶん美人になったなぁ。」
優弥さんは優しく微笑んだ。
キラリ、真っ白な歯が光る。助かった、女の人だったらどうしようかと・・・

俺の体が茜ちゃんの腕を掴んで家の中に引き返す。
「だだだだだだ・・・・誰っ?今のっ!?」
「い、痛いよ葉月ちゃん。親戚の優弥さんだよ。確か京王大学の2年生だったかな?」
「なんですとぉ!?ガチ好み!ねえねえ、彼女とかいるのかな?」
「ん〜・・・いないと思うよ。中学、高校のときもいなかったらしいし。それに・・・」
「それに?」
「あの・・・ちょっとアッチの方らしいよ。」
俺の右手が茜に向かって親指を立てる。
「BL超オッケエエエエエエエイッ!」
「は・・・葉月ちゃんっ!?」
いや、ダメだろう普通。
読者が引くって・・・

玄関のドアが開く。
「おいなんだよ二人とも、人の顔を見るなり・・・」
「あ、ごめんなさい。直利兄ちゃんが・・・その・・・」
「ふふっ、ナオ、やっと俺の気持ちに気が付いたとか?」
超危険な展開。人生最大の危機が目前に迫っている??
「あの俺なんか、きっと不釣合いだと思うけど。一緒にいられたら幸せかな、って。」
ばっ、何を言ってやがるんだッ!!この口を、俺の口を誰か止めてくれ!!
「ふっ、ナオ・・・可愛くなったなお前。」
優弥さんが俺の手を優しく握る。そして、どこから沸いてきたんだ?この背景いっぱいの薔薇はっ!?

「だ、ダメだよっ!!ナオ兄!!こっち来てッ!」
我に返った茜ちゃんが俺の腕を掴んだ。
「ナオ、どこに行くんだい?」
「ゆゆゆ、優弥さん、あの、また今度っ!」

こうして俺の人生最大の危機、絶体絶命のピンチは茜ちゃんの手によって回避された。
再び部屋に戻った俺たちは・・・

並んで俺のベッドに腰を下ろした。
 Null  - 10/2/19(金) 12:10 -

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   「はあ・・・はあ・・・やりすぎだよぉ葉月。」
「ちっ、残念。」
こいつ、趣味が多方面だな・・・
「そろそろ終わりにしない?また今度遊ぼうよ。直利お兄ちゃんにはまた頼んでみるから、ね?これ以上はなんか危ない気がするよ。」
そうそう、そうしてくれ。もう沢山だ・・・

「葉月ちゃんの服ここに置くよ。」
「うん・・・へえ、結構スリムなんだね、お兄さん。ふっふっふっ・・・」
何か悪寒が今・・・
「茜、ウィッグない?」
「ウィッグ?判んないよ、ウチじゃないし。ちょっと葉月、どこへ・・・」
葉月はお袋の部屋に勝手に侵入した。
「お、あったあった。高級品っぽいね。」
「あ、そういえばおばちゃんが通販で衝動買いしたって前に言ってた。」
「まずは〜下地から。肌も綺麗だね、これはいい物できますぞ♪」
なあああっ?俺の顔に何をするっ!!
前髪をピンで留め、鏡を覗き込む葉月。
「むぅ・・・眉毛ちょっと・・・まあいっか。」
引き出しから取り出したのは・・・毛抜き?ちょっと、まさか俺の眉毛を?
「や、止めなよ葉月ちゃんっ!それはまずいってば・・・」
「だ〜いじょうぶっ。前髪で隠せば判んないよ。えいっ。」
ぶちっ
「抜いちゃえっ!」
ぶちっ
「抜いちゃえ抜いちゃえっ!」
ぶちぶちぶちっ!
止め〜〜〜て〜〜〜くれ〜〜〜〜〜〜っ!!!


「さっすが親戚だね。ちょっとびっくり。」
俺も驚いている。鏡に映っている俺の顔は、姉妹といっても通りそうなほど茜ちゃんに似ていた。眉毛は完全に綺麗な女性型に整形されてしまっている。
「ほんとだぁ、私みたい。髪型も似てるから?」
かつらの生え際の部分に肌色のクリームのようなものを塗ってこすると、まったく判らなくなってしまう。
「さすがにちょっときついね、服。」
葉月は俺の体で、自分の服を着始めた。
「ちょっとこっちきて。」
茜ちゃんを鏡の前で並んで立たせると、見事な双子が完成していた。
「さあて、どこ行こうか?」
おいっ!それだけは・・・俺の健全な男子としてのアイデンティティが崩壊してしまう。
家族や近所の人に見られたら・・・ぶるぶる。

茜ちゃんは・・・

うっとり俺を見ている。
 Skinner  - 10/2/20(土) 11:56 -

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   ちょ、ちょっと待て茜ちゃん、君という安全装置が働かないと俺の中の危険物はどうなるんだ!?
「私ね、ずっと憧れてた事があるの。綺麗で優しいお姉さんに思いっきり甘えてみたいなぁ、って。」
変なフラグを立てないでください・・・
「いいわ、茜。今から私があなたのお姉ちゃんよ。お姉ちゃんって呼んでみて?」
「おねえ・・・ちゃ・・ん。きゃっ。お姉ちゃん!!」
茜ちゃんが抱きついてくる。
「可愛い私の妹。可愛い顔、可愛い胸、貴女は私の自慢の妹よ。ほら・・・こんなになってる。」
「お姉ちゃん・・・スカートが・・・」
うわあぁっ?スカートを持ち上げている俺の股間の爆発寸前な部分を、茜ちゃんはおずおずとスカートの上から触ってくる。
「んんっ・・・嬉しい、茜。もっと・・・触って。」
「お姉ちゃんなのに・・・はあ、はあ、何でこんなのが・・・」
「大好きな貴女の為よ、茜。」
「お姉ちゃんっ!!」

はい、茜ちゃん堕ちました。

初めての相手は俺なんかじゃやだ、とかいってたくせに。
女装した俺とならOKとか、マジ有り得ない。
「茜・・・行くよ?私でいいのね?」
「お姉ちゃん、大好きだよっ、お姉ちゃんなら何でも大丈夫っ!!」
正気に戻ってくれ。今茜ちゃんの初めてを奪おうとしているのは俺でも無くてお姉ちゃんでも無い。股間に凶器を装着した葉月なんだ。
やば・・・あそこの先が暖かいところにっ!
「きゃっ!?」
「!?」
部屋のドアのほうで、何かが割れる音がした。
いつの間にかドアが開かれ、床に割れたグラスが。
「あ、あ、あ・・・・」
そこで絶句していたのは・・・

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このリレー小説はTiraさんのブログでのちょっとした話題で設置したお試し的なものです。 運営管理等は手が回らないと思いますのでお遊び程度に。SPAMとかで荒れ始めたら消すかもしれませんがあしからず・・・ ※また海外のBBSスパマーにリスティングされたようですので、2/22より一時書込み禁止中。2/25再開 3/6スパム投稿から禁止語句を登録しまくっているので投稿蹴られる事も在るかも知れませんがご了承ください。