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変装といっても服装を変えたりする芸能人がする
変装と違って麗菜のそれは、本場の物だ
わざわざハリウッドで3年も修行をしたほどだという
「何のようかかかな!?」
「何?緊張でもしているの?」
「いやそうじゃなくて……誰!!」
俺の目の前に現れたのは短い髪型をした可愛らしい女の子だった
普段の麗菜は髪が長く明らかに美人というほどの顔の整った子だが……
「解っているくせに……もう」
俺は顔を膨らませ可愛らしい声で喋る麗菜に見とれてしまいそうになっていた
「……かわいいじゃなくて!!本人は……」
「大丈夫、薬で眠らせてあなたの家の間にはこであるから」
「なんてことするんだーー!!」
「いけなかった?」
こいつはいつもそうだ気に入ったらすぐ拉致しても連れて来ようとするから
俺の悩みを増やしてくれる。それにだ頼むから連れて来ないでくれ
「大丈夫よ、あなたの家の人には全員眠ってもらったから」
「お前……後のことあまり考えていないだろ?」
「うん!!」
「仕方ない……いつも通り俺が後始末するから……」
「じゃあ、私は準備に取り掛かるから、そこで待ってて」
そう言うと彼女は部屋から出て行った
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