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「なんで……いるんだよ」
「何ででしょうね?ウフフ」
そうあれは昨日のことだ……
俺はこの女に意味のわからない商品を売りつけられそうに
なったので何とかこの女を撒いたと思ったのだが甘かったらしい
「つ、通報しますよ」
「どうぞ」
「何!?」
「どうせ、あなた以外の人には見えませんよ。」
俺はハッタリだと思い警察に通報したが、
警察官には女の姿が見えないらしく俺は注意される羽目になった
警察官が帰ると俺は女に問いただした
「どういう事だ?」
「私が見える人にはなにやら悩みのある人にだけしか見えない」
「???」
「とにかくあなたにはこれが必要ということ……」
女は黒いケースを取り出すと開けて見せた。
「人形だと」
中身はというと様々な人形が入っていた
「正しい使い方をして頂戴ね」
「どう言う……!?」
「もし、その時はまたお会いしましょう」
そう言うと女は煙のように消えていた
俺は……
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