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ちょ、ちょっと待て茜ちゃん、君という安全装置が働かないと俺の中の危険物はどうなるんだ!?
「私ね、ずっと憧れてた事があるの。綺麗で優しいお姉さんに思いっきり甘えてみたいなぁ、って。」
変なフラグを立てないでください・・・
「いいわ、茜。今から私があなたのお姉ちゃんよ。お姉ちゃんって呼んでみて?」
「おねえ・・・ちゃ・・ん。きゃっ。お姉ちゃん!!」
茜ちゃんが抱きついてくる。
「可愛い私の妹。可愛い顔、可愛い胸、貴女は私の自慢の妹よ。ほら・・・こんなになってる。」
「お姉ちゃん・・・スカートが・・・」
うわあぁっ?スカートを持ち上げている俺の股間の爆発寸前な部分を、茜ちゃんはおずおずとスカートの上から触ってくる。
「んんっ・・・嬉しい、茜。もっと・・・触って。」
「お姉ちゃんなのに・・・はあ、はあ、何でこんなのが・・・」
「大好きな貴女の為よ、茜。」
「お姉ちゃんっ!!」
はい、茜ちゃん堕ちました。
初めての相手は俺なんかじゃやだ、とかいってたくせに。
女装した俺とならOKとか、マジ有り得ない。
「茜・・・行くよ?私でいいのね?」
「お姉ちゃん、大好きだよっ、お姉ちゃんなら何でも大丈夫っ!!」
正気に戻ってくれ。今茜ちゃんの初めてを奪おうとしているのは俺でも無くてお姉ちゃんでも無い。股間に凶器を装着した葉月なんだ。
やば・・・あそこの先が暖かいところにっ!
「きゃっ!?」
「!?」
部屋のドアのほうで、何かが割れる音がした。
いつの間にかドアが開かれ、床に割れたグラスが。
「あ、あ、あ・・・・」
そこで絶句していたのは・・・
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