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「何ですか?先生。」
「何でもないわよ。それと先生はやめて。あなたは葉月なのよ?」
「あ、ごめんなさい。」
「明日それとなくオリジナルの鈴木君の様子を見てみるわ。それとあのファスナー、誰が持ってるの?」
そうだ、あのままバタバタしてて・・・
「俺は持ってないから、茜ちゃんかな?」
「そう、回収しておいてね。一応機密事項に触る物品だから。」
「はい。」
洗物が終わり、リビングで取り込んでおいた洗濯物を畳んでいると皐月が入ってくる。
「葉月ちゃん、まだ終わらない〜?」
「ん、もうちょっと。何かあるの?」
「あのね、皐月さ、ちょっとお願いがあるんだけど・・・」
「何?エッチなことは却下だよ。」
「うぅ・・・違うよ、あのね、
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