窓の外のざわめきが段々はっきりしてくる。
窓から差し込む太陽は昼間の明るさだった。
「まだ寝ているの?」
返事も待たずにドアが開き、入ってきたのは・・・
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頭を振った。
 sada  - 10/2/9(火) 11:42 -

引用なし
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   靄がかかったように意識が集中できない。

「あの、どうだったんですか?先生。」

弥生がにっこりと微笑む。

「大丈夫、ちょっと戻ったら葉月が出てきたわ。」
「そうですか、よかった。って・・・なんで俺のままなんだ・・・?」
「葉月の擬似人格はその皐月のクローン体を動かすのに入れておいただけだから、貴方の人格の下に関連付けしておいた。」
「皐月・・・ちゃんのクローン?」
「そうよ。私がアメリカにいる間、姉として世話をするために作ったクローン。とはいっても住民データにアクセスしてちゃんと市民登録してある。数年間の学習で結構人間らしくなってたけどね、所詮は作り物。貴方の人格を構成している情報量に比べれば4%位よ。」

この人、いったい何者なんだ、という恐怖に似た感情が込み上げて来る。

「私はね、複数の財団から支援を受けて研究機関を運営しているの。学校の講師はその片手間にやっている趣味みたいなものかしら。まあ、一応学校の先生って身分があると社会生活を送る上での良い隠れ蓑になるしね。」

先生の手が伸び、俺の頭にふわっ、と置かれる。

「あのファスナーを持ち出すなんて。葉月ったら変な事に興味を持ち始めてたのね。」
「えっ!?あの、あれって先生が?」
「そうよ。仕舞っておいたらいつの間にか。調査依頼を受けていたんだけど、依頼がキャンセルされて廃棄するはずだったの。まさかこんな面白いことが起こるなんてね。」
「・・・・・あの、俺ってこれから・・・」
「大丈夫よ。社会的にも肉体的にも、貴方は私の妹として存在している。そのまま葉月になりなさい。研究の手伝いもして欲しいし。いくら私でも作れない人間としての君の人格でその脳は満たされた。前の葉月の人格も貴方の人格の下に残してあるから、ちょっと慣れれば前の葉月そっくりに行動することも、記憶を呼び出すこともできるはずよ。」

鏡原葉月・16歳♀。
どうやら俺はこの名前で生きていくしか無いらしい。
意識は全然俺のままなのに?
大丈夫なのか?

「あ、そうそう。記憶を見ればわかると思うけど、葉月、大学生のカレがいるから。精神的には処女だろうから覚悟しておいてね。ふふふっ!」

それって、まさか・・・
唐突に思考が葉月の記憶にリンクする。

「げっ・・・・」

数分後、
1,093 hits

従妹の茜ちゃんだった。 Tira 09/10/10(土) 8:27
  「うん。やっぱり恥ずかしいから。」 憑依サイコー 09/10/10(土) 13:02
  茜ちゃんの声が聞こえた 憑依サイコー 09/10/15(木) 19:38
   茜ちゃんのことが好きだった。 憑依サイコー 09/10/15(木) 19:44
   諸刃?の憑依薬 憑依サイコー 09/10/15(木) 20:16
   注意1 憑依サイコー 09/10/15(木) 20:18
   注意2 憑依サイコー 09/10/15(木) 20:19
   注意3 憑依サイコー 09/10/15(木) 20:21
   体がガス状にw 憑依サイコー 09/10/25(日) 12:27
   茜ちゃんが入ってきた 憑依サイコー 09/10/25(日) 12:29
  ちょっとムキになってしまった。 A 09/10/12(月) 14:52
  俺の肩を触っている。 @@@@@ 09/10/26(月) 17:49
  「ま、茜ちゃんがいいなら構わないけど」 Tira 09/11/21(土) 9:11
   「ごめんねッ!」 null 09/12/25(金) 12:59
   ファスナーが付いていた Tira 09/12/29(火) 20:36
   背中が割れた null 09/12/30(水) 12:08
   茜ちゃんは俺の前で服を脱ぎ始めた。 Skinner 09/12/30(水) 21:12
   夢中でアレをしごいた Tira 10/1/2(土) 13:23
   お袋と茜ちゃんのお母さんが・・・ Skinner 10/1/2(土) 17:29
   裸のままベッドの淵に座った Tira 10/1/9(土) 10:26
   「・・や、やっぱりダメっ!!!」 null 10/1/10(日) 0:43
   葉月のふりをした 憑依サイコー 10/1/10(日) 12:42
   やっぱり正直に・・・ Skinner 10/1/13(水) 9:41
    話している感じからして茜ちゃんのおかあさんだろう。 Skinner 10/1/24(日) 17:51
    背中をまさぐった。 null 10/2/2(火) 7:56
    家に帰った 憑依サイコー 10/2/4(木) 13:27
    バッグを机に置いて鏡の前に立った。 Skinner 10/2/4(木) 16:01
    化学の講師で、文化研究部の顧問。 null 10/2/5(金) 11:49
    頭を振った。 sada 10/2/9(火) 11:42
    俺は俯いたまま肩を震わせていた。 Skinner 10/2/12(金) 11:13 [添付]
    俺を見たまま、立ち上がった。 null 10/2/13(土) 21:02
    「葉月ちゃん、どれにするの?」 J 10/2/14(日) 12:37
     「何でわざわざあなたが作られたか・・・」 null 10/2/15(月) 8:35
     無意識に銃をその子に向けていた。 null 10/2/17(水) 9:40
    慌てて目をそらした。 A 10/2/16(火) 10:50
   震える唇をそっと触れさせた Tira 10/1/31(日) 12:17
   「茜の初めて、奪ってあげようか?」 Tira 10/2/6(土) 11:11
   従兄の優弥(ゆうや)さんだった。 Skinner 10/2/19(金) 1:02
   並んで俺のベッドに腰を下ろした。 Null 10/2/19(金) 12:10
   うっとり俺を見ている。 Skinner 10/2/20(土) 11:56

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このリレー小説はTiraさんのブログでのちょっとした話題で設置したお試し的なものです。 運営管理等は手が回らないと思いますのでお遊び程度に。SPAMとかで荒れ始めたら消すかもしれませんがあしからず・・・ ※また海外のBBSスパマーにリスティングされたようですので、2/22より一時書込み禁止中。2/25再開 3/6スパム投稿から禁止語句を登録しまくっているので投稿蹴られる事も在るかも知れませんがご了承ください。