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Josefさん、
>門外漢が判断するのは乱暴と言い出したら、ほとんどの案件について国民はモノが言えないことになりますよ。
一面的に騒ぐのを問題視してゐるんです。例へば派遣労働ならば、賃金の安さばかりが言はれるんですが、労働時間はキチンとしてゐたのでそれもアリかなと云ふのが印象です。それを格差だと云ふのが正しいんですか。
さう云ふ不確実だったり論理が不十分だったりの情報ばかりが流れる中で、自分なりの道徳観を培って動いて損をして、あとから誤報だって判ったって、言ひ振らした奴は責任取らず一番守られるポジションを占めてゐたりします。自衛したくもなります。
>義理というより義務でしょう。国民の多くが「説明が足らない」と言っていることに対して政府が「理屈は不要」と応えたら独裁政治です。さすがに政府はそんなことは言えないから逃げ回っているのが現状ですが。
政府にも私は要求致しませんね。つまり、彼らはそれで何はともあれ最後には選挙結果に響く政治家であり、最終的な責任は取る仕組みになってゐるんで、むしろ答へるべきではないとすら、それも民主主義や立憲主義の範囲内で独裁とは言へないと考へます。
>>特区法は自治体破綻の心配が小さいやうに見える点です。その地方に特徴的、個性的な産業を育て投資回収が比較的容易だと推測できます。国家・官吏が失った企業家精神を地方に見出したとも言へ、
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>私の理解と違いますね。国家戦略特区とはグローバル化を前提に国際競争力増大のための拠点を作ることを標榜する、と理解しています(そのココロはアメリカ資本の歓心をかい、総理のお友達に利益を供与するため、と私は勝手に解釈していますが)。国家戦略特別区域法第一条には
工場が出て行ったりなんてのはアメリカの所為ばかりぢゃないし、そのお陰で生活コストが下がったってのもあるので、そんなに彼の国の要求が酷い影響ばかりもたらしたとも言へないと思ふのですね。そして縁故主義ではあるけれどそれは罪ではないんぢゃないか。つまり、首相の人脈に商才のある人間がゐるのなら使へばよからうと思ふんですがね。
>「国が定めた国家戦略特別区域において、経済社会の構造改革を重点的に推進することにより、産業の国際競争力を強化するとともに、国際的な経済活動の拠点を形成することが重要であることに鑑み、…」
これを分解すると、場所は「特別区域」で@「産業の国際競争力を強化する」A「国際的な経済活動の拠点を形成する」の両方またはいづれかの遂行をうたふ条文となる。「その地域に」とはなるのだけれど、「特徴的、個性的」となるとは限らないと云ふことですか?
今治のがかなりそれに近くて、ほかにも町衆文化の振興のようなものがあったのでさう纏めましたが、金太郎飴的なものがあるんですかね? しかし、そこに限ってその活動の足場となる設備ほかが置かれる土地の国際競争力に寄与するとするなら、それでいいのでは?
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