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バジル二世さん、
加計学園の問題からどんどん話が逸れていってますが、まいいか。
>一面的に騒ぐのを問題視してゐるんです。例へば派遣労働ならば、賃金の安さばかりが言はれるんですが、
一人の人間には限界があるから、色んな人が意見を言って全体として多面的になればいいのではないかと。加計学園の問題でも官邸を擁護する「文化人」(私からみれば御用文化人)もたくさんいるじゃないですか。
派遣労働の拡大はすでに確固たる現実となっています。批判なんてその現実の巨大さ強大さに比べれば微々たるもの。「賃金の安さばかりが言はれる」という認識は木を見て森を見ていないのではないでしょうか。
>縁故主義ではあるけれどそれは罪ではないんぢゃないか。つまり、首相の人脈に商才のある人間がゐるのなら使へばよからうと思ふんですがね。
「縁故主義」でOKというなら、まずは憲法改正して法の下の平等規定をなくすことを主張すべきでしょう。それはありえないから官邸は事実解明から逃げるという道を選んでいるのです。
国家戦略特区についてですが、バジル二世さんが仰っているのは「構造改革特区」のことではないではないでしょうか。構造改革特区について内閣府は次のように説明しています。
>実情に合わなくなった国の規制が、民間企業の経済活動や地方公共団体の事業を妨げていることがあります。
>構造改革特区制度は、こうした実情に合わなくなった国の規制について、地域を限定して改革することにより、構造改革を進め、地域を活性化させることを目的として平成14年度に創設されました。
ttp://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kouzou2/
今問題となっている加計学園獣医学部新設は、「国家戦略特区」に基づくもので、こちらは前回私が言ったように、国際競争力を強化し国際的経済拠点を作ることを目指して国家主導で行われます。
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