|
Josefさん、
>いうまでもなく、加計獣医学部をめぐる問題は総体として「疑惑」です。疑惑があるから記者たちは普段なら取材しないようなことまでいろいろ取材する。すると疑惑を強めるようなことが次々と出てくる。
一言注意喚起致しますと、私が解らないと申すのは週刊朝日記事中の学園の申請、市の決裁(昨日の「決済」は誤り)に関する部分のみです。まづ市の負担が「申請書では、それ(市が説明する負担額=筆者補足)より32億円多い96億円だった」と、増えてゐるのを鼓吹する目を剥くやうな記述が事実ならば、独立の目玉記事が一本書けるはずなのにしてゐない。
補助金申請額の記載が申請書の何ページにあって、その欄の項目名がコレコレだったと書けば信憑性がまだあるんだが、それもできてゐません。前の段落で引用した記事の中核部分が事実を基盤としてゐるのかそもそも疑はしい。初歩の初歩で躓いてゐて根本に欠陥を抱へる商品と言へます。
項目や記入欄など申請書の書式と記入内容を示した図解なり、入手が合法であるのならコピーや写真でもでも入れて説明すればいいのにしてゐないのも、機会があったので現物を見て確かめました。こんなもんを読まされて大新聞系列の雑誌だからって受け売ったりしたらその読者が信用を落としかねないお粗末な内容の癖に金を取らうって云ふ厚顔無恥です。
もう一点はかうした申請、決裁をその前にある様に「正当な手続きを経ていない」と決め付けられるかどうか甚だ疑問であると云ふことです。つまり倫理・法規に則ってゐないと云ふ意味の評価を与へられるかどうかですが、どこが正当でないのかサッパリ解らないのです。何法何条とかのその要件を示すなどの判断の理由付けを欠いてゐるからです。
別に間違へと断定できて責められる類の落ち度ではないけれど、もっと酷い煽動ですよね? そんな不十分な内容の記事を時流に合ふから、売り物になるからと、どれだけの力量か定かでもない記者、サラリーマンの権化のやうな編集者が合作する。 のさばりさうなのが何度も紹介され馬鹿な記事のネタ元になってゐる市民団体で、個人名入りに大喜びでせう。
いい加減な情報を吹聴する輩も跋扈して各方面が大迷惑するのが目に見えてゐません? ここまで来ると言葉の暴力です。先日のJosefさんの私に対する事実無根の当て付けなどを見るに、反グローバリズムや加計批判の側の言論や情報こそ不当性に満ち溢れてゐると薄々感じてをりましたが、「疑惑を強めるようなことが次々と出てくる」のを実感した一件です。
>政府はこの疑惑を晴らさなければなりません。誰だったか、ある政治家が「立証責任は文科省にある」などとアホなことを言ってましたが、裁判と間違えているのでしょう。
ですので、獣医学部特区認定を批判する人々はこの疑惑を晴らさねばなりません。誰だったかネットで「立証責任は政府にある」などとアホなことを仰ってゐましたが、勘違ひされてゐるのでせう。
>まさか。
ちゃんとした根拠が無ければ中傷なので伺ひます。では、他の何がですか?
|
|