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24日、25日に行われた集中審議では、微かに期待した疑惑解明に向けての安倍首相の前向きな姿勢は見られず、従来の「問題はなかった」に終始したようです。
従来と違ったところといえば、ひたすら低姿勢だったことでしょうか。
どうやら疑惑は「クロ」でほぼ間違いなさそうです。「クロ」ならば進んで解明するわけにはいかないから、あとは「印象」を少しでも良くすることくらいしかありません。低姿勢を貫けば、相対的に、追求する側の高飛車な態度が目立って反感を買い、うまくいけば首相の印象を良くすることができて支持率回復に繋げられるかもしれない、という思惑でしょうか。
ちょっと驚いたのは、加計学園の応募を首相はすべてが決定した今年1月20日まで知らなかったと言い張ったことです。諮問会議も官邸もみんなが知っていたことを諮問会議の長である首相だけが知らなかったという無理すぎるカマトト主張も、「クロ」であるなら理解できます。今後新たな事実が出てきて贈収賄の疑いが出てきたらおしまいだから(あんなことこんなこと、表に出ていないいろんな事実があるのでしょう)。
加計会長を参考人招致すべし、いや証人喚問だ、という声も多いようですが、「クロ」なら出て来れませんよね。
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