ホットトピックじゃなくなったので続かない。
かわりに「主観的感動の数値化」について書き残します。 これまでの流れと全く関係ないんだけど、感動ベクトルという概念が我ながら面白かったので、発展させた形です。 ボーカロイドにゃっぽんの日記で書いてたことの収まりがつかなくなったので、中途転載。
1)感動 『感動ベクトル』。 全ての事象に感動を与える要素があると考え、それをベクトル的に扱います。たとえば、
・事象「知らない人がすぐ隣で死んだ」は、驚きやら恐怖やらの数値が大きい ・事象「知らない人がどこかで死んだ」は、ゼロベクトル ・事象「宝くじで1万円が当たった」は、事象「宝くじで500円が当たった」より、喜びの数値が大きい(必ずしも20倍大きいわけではない)
感動ベクトルの方向は単純に喜怒哀楽の4次元でなく、心がmoveすればどんな形であれ感動であると見なせば、おそらく無限次元。 なお、感動ベクトルのノルムは、その事象がいかに魅力があるかを示す指標になるでしょう。(「怪談話」と「ケーキ」、事象としてどちらがより大きな魅力を持つかを比べられる、なんてことも。)
2)感動の数値化 ある事象を人を感動させる要素にわけて考え、感動させるn番目の要素の感動ベクトルを[S(n)]とすると、その事象の感動ベクトルの和[M1]は、 ∞ [M1] = Σ [S(i)] i ここに、[ ]はベクトルであることを表します。 なお、[S(n)]はnについての関数というわけでなくむしろ数列(配列)のn番目という扱いであり、だから本来は S と下付文字で書きたいところのものです。以下i,j,n,mは正の整数です。 n
具体例を。競馬が人を感動させる要素は様々あります。 感動ベクトル[S(1)] : 的中時の興奮 感動ベクトル[S(2)] : 競馬場の臨場感 感動ベクトル[S(3)] : 競争馬への愛着 以下略。人により際限なく要素があることを根拠に、要素数は∞。[M1]は、これらの無限和。 ここに||[S(i)]||≧||[S(i+1)]||は必ずしも成り立ちません。つまり要素の順番に意味はないです。
次に、要素同士の組み合わせを生む場合を考えると、 ∞ ∞ [M2] = Σ Σ [S(i,j)] i j≧i と書けます。 ここで、[S(n,n)]は人を感動させるn番目の要素、つまり上述の[S(n)]とし、また[S(n,m)]は[S(n)]と[S(m)]の組み合わせとします。 単なる組み合わせなので、 [S(n,m)]=[S(n)]+[S(m)] (n≠m) と、単なる和です。組み合わせて何が嬉しいかは後述。 3つ以上の組み合わせは、2つの組み合わせの和で書けるものと考え、2つより多い組み合わせの記述は必要なしとします。 このあたりは特に、論理性より雰囲気重視です。
3)主観的感動の数値化 ある事象がいくら魅力を持とうが、つまり||[M2]||が大きかろうが、「自分にとってどれほど魅力を感じるか」が最重要です。 ここで、主観係数ベクトル[K(n,m)]というものを用いて、 ∞ ∞ I = Σ Σ [K(i,j)]・[S(i,j)] i j≧i と、「主観係数ベクトル」と「感動させる要素の感動ベクトル」の内積の無限和で表される実数 I は、主観的にどれだけ魅力を感じるかを定量的に表す値となります。この I を「好み値」とでも呼びます。 ここで主観係数ベクトルにおいて、感動要素[S]と同様、 [K(n,n)]=[K(n)] と定義しますが、しかし、 [K(n,m)]=[K(n)]+[K(m)] (n≠m) と記述でき『ない』ことこそが、要素組み合わせの本質です。 例えば競馬においては、人により競馬場の臨場感が的中時の興奮を異様なものにするため、主観的には単なる和として扱う以上の効果がある、と書くとわかりやすいと思います。 主観的に、要素同士の組み合わせが、新しい感動を生む。「組み合わせ」は、これが記述できるから嬉しいのです。
具体例をもってここまでを確認します。 競馬は確かにいろいろな感動要素を持っていますが、僕は大して競馬は好きではありません。魅力を感じません。 「競馬場の臨場感」([S(3)])も知りませんし、「競争馬への愛着」([S(2)])もありません。[S(4)]以降の様々な要素についても同様であり、しかもこれらを何と組み合わせても新たな感動は生まれません。(※) ただし、「的中時の興奮」([S(1)])はわかります。博打一般に言えることですからね。 この感動ベクトル[S(1)]には「喜び」「熱さ」「背徳感」の3つ次元のみが0以外の数値を持つものとします。つまり、「怒り」「かっこよさ」「おいしさ」など他の感動を張る次元の絶対値は0と見なします。 ここで[S(1)]を上記の3次元ベクトルと置きなおし、仮に、お金がもらえる「喜び」の大きさを定数a(>0)、興奮による「熱さ」の大きさを定数b(>0)、働かずに金を得る「背徳感」の大きさを定数c(>0)と置きます。[S(1)]=(a,b,c)ですね。 つまり、ここで主観感動係数を [K(1,1)]=[K(1)]=(r,s,t) とすると、※の一文より [K(i,j])]=[0] (ただし(i,j)≠(1,1), [0]はゼロベクトルの意) であるから、 I = ar+bs+ct ここで、僕は博打においてお金をもらえることの嬉しさは何よりも好きですが、興奮して熱くなる瞬間は好きと言えば好きといった程度であり、働かずに金を得る背徳感は好きではありませんので、 r>s>0 , t<0 であることがわかります。 これが今の僕の競馬に対して感じている魅力、ということになります。 これらの定数に具体的な値を代入できることがあるとしたら、ゲームのキャラかロボットを作るときくらいのものでしょうね。 今後働かずに金を得る「背徳感」が快感に変わり魅力的に思うかもしれませんし、競走馬に愛着がわくかもしれませんから、主観係数ベクトルは時間に依存することは自明です。
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