|
芥屋さん、まことにお久しぶりです。
れいわ新選組はもちろん歴史上の新撰組とは性格的にまるっきり別物ですが、山本太郎党首によれば、「維新の党」も「維新」と言いながら権力べったりなのだから気にするな、とのことだそうで。
おそらく「れいわ新選組」は「日本維新の党」をおちょくるとともに、それとは真逆の方向を目指すという意思表明でもあるのでしょう。
さっそく、というべきか、れいわ新選組で当選した二人の重度障害者の介護費を当面参議院が負担するという決定に対して、維新の党の面々が次々と批判を始めています(私が確認したのは松井大阪市長[党首]、吉村大阪府知事、そして橋下徹氏の3名だけですが)。
国会議員は高額所得者なのだから自己負担が当然、税金を使うなんてもってのほか、という論理ですね。これなんかは、障害者福祉を「コスト」とみる維新の党と、それを障害者の当然の権利とみる新選組との対極性を如実に表しているでしょう(ゆえに後者は参議院負担という「当面」の措置に満足せず、法改正もしくは政令変更の早期実現を訴えています)。
ところで私が先般の参院選でれいわ新選組一択だったのは、消費税廃止と財政出動(躊躇なき新規国債発行)を訴えていたことが最大の理由です。前例のない長期デフレから脱却するには、まったくの正攻法というべきでしょう。
|
|