窓の外のざわめきが段々はっきりしてくる。
窓から差し込む太陽は昼間の明るさだった。
「まだ寝ているの?」
返事も待たずにドアが開き、入ってきたのは・・・
  新規登場人物 ┃ ツリー表示 ┃ スレッド表示 ┃ 一覧表示 ┃ トピック表示 ┃ 番号順表示 ┃ 検索 ┃ 設定 ┃ BranchTime本館はこちら  
247 / 327 ←次へ | 前へ→

何とかその場をとりつくろうと・・・
 null  - 09/12/7(月) 21:31 -

引用なし
パスワード
   「あらやだ、薫子じゃないのね?あなた誰なの?」
「はい?」
「薫子の肉体をのっとったんでしょ?幽霊じゃなさそうね・・・生霊・・・か。」
「はいいいっ?」


「ふぅん・・・そんな薬があるのね。危ないわよ?そんなの使っちゃったら。」
「え、ああ、そうですか、ですね。」
この母親いったい何者?
全てを見透かしているようだ。
「薫子の魂はそこにいないようね。とすると・・・貴方の体に飛ばされてると考えるのが妥当なところかな?」
「えっ・・・俺の体に???」
「ふふふっ、面白いことになってきたわね。」
何を言っているんだこの緊急事態に!?
突然、けたたましくチャイムが鳴った。
ドアノブをガチャガチャとまわす音が玄関ホールに響く。
「来た見たいね、貴方の体。」
母親はすたすたと玄関に向かって階段を降り始めた。
俺はパジャマのまま、スリッパをはいて後に続く。
パジャマの中でノーブラの胸がぽよぽよと・・・

鍵を開けるや否や、飛び込んできたのは見慣れた俺だった。
「おおおおおお、お母様!!私です!!薫子です」
「おかえり、薫子。とにかく中に入りなさい。」
ぜえぜえと肩で息をしている俺の姿の娘を引っ張り込み、また鍵をかける母親。
「気がついたらこんな汚らしい男の姿に・・・そ・・・そのワタクシの・・・体!?」
「あら、汚らしいなんていったら本人に失礼でしょ?ちょっとこっちに来なさい。」
母親は俺の肉体の頭に手を乗せた。
「おかあさ・・・まっ!?あああああっ・・・・・」
硬直して動かなくなる。
なにやら小声で呪文のような・・・
「はっ!」
「う・・・わ・・・」
俺の姿の薫子は・・・
1,133 hits

中年の女性だった。 通りすがりのハムスター 09/9/30(水) 9:34
  白川薫子!? A 09/10/13(火) 14:53
   何とかその場をとりつくろうと・・・ null 09/12/7(月) 21:31
   床に倒れこんだ。 blitz 10/7/22(木) 22:06
   気がつくと…… blitz 10/7/22(木) 23:32
   「学校に行って欲しいのよ、薫子としてね」 blitz 10/7/30(金) 2:49
   はぐらかされた。 blitz 10/7/31(土) 2:50
   瀬能楓さんだ。 blitz 10/7/31(土) 3:49
   と、友子!? null 11/1/24(月) 17:39
   トイレから出ようとしたが…… blitz 11/2/19(土) 3:31

  新規登場人物 ┃ ツリー表示 ┃ スレッド表示 ┃ 一覧表示 ┃ トピック表示 ┃ 番号順表示 ┃ 検索 ┃ 設定 ┃ BranchTime本館はこちら  
247 / 327 ←次へ | 前へ→
ページ:  ┃  記事番号:  
105611
(SS)C-BOARD v3.3.10 is Free.
このリレー小説はTiraさんのブログでのちょっとした話題で設置したお試し的なものです。 運営管理等は手が回らないと思いますのでお遊び程度に。SPAMとかで荒れ始めたら消すかもしれませんがあしからず・・・ ※また海外のBBSスパマーにリスティングされたようですので、2/22より一時書込み禁止中。2/25再開 3/6スパム投稿から禁止語句を登録しまくっているので投稿蹴られる事も在るかも知れませんがご了承ください。