テニスの王子様―小説掲示板
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516/ ようこそ!帝高校テニス部へ〜プロローグ〜
・投稿者/ PRINCE
・投稿日/ 2006/10/07(Sat) 16:20:55
・IP/ 203.212.56.55

    【PiPiPiPiPiPiPiPiPiPi…】
    部屋に目覚まし時計の音が響く
    「ふあぁぁ・・・ん、もう朝か・・・」
    長い緑の髪を掻きながら、ひとりの男の子がベッドから起き上がる
    「・・・・・あ、確か今日から高校だったな」
    彼の名前は『鳴海 収』
    今日から私立帝高校(しりつみかどこうこう)に通うことになっている
    この少年から、物語が始まる・・・・・・・



517/ 第1話 『部室へレッツゴー!!』
・投稿者/ PRINCE
・投稿日/ 2006/10/07(Sat) 16:55:41
・IP/ 203.212.56.55

    「いってきま〜す!」
    肩まである緑の髪を括り、白い制服に身を包んだ鳴海が家から飛び出す

    家から徒歩で40分のところにある帝高校へ入学した鳴海
    帝高校は、創立4年目のかなり新しい学校だ。勉強、部活ともに力を入れている。
    鳴海はこの学校になんと特待生として入学していた。
    入学式では、新入生の代表として作文を読み上げた。

    入学式も終わり、教室で各人の自己紹介等も終えた。
    初日はこれで終わりだがこの学校、部活の加入が義務付けられている。
    そのため新入生は初日から部活の見学、仮入部が可能である。

    それに則り、鳴海も部活動の見学を始める
    「へぇ、中学に無かった部活ばっかりだぁ」
    目を輝かせ、校内を歩き回る。入学式で目立ったため、様々な部活から勧誘されて
    いた。
    「吹奏楽、サッカー、野球・・・あ、テニス・・・・・」
    学校の敷地の端、6面もあるテニスコートに目をつけ足を運んだ

    『中学でもやってたけど・・・・・でも・・・・』
    鳴海は中学時代はテニス部だった。だが、実力が認められず球拾いや球出し、その
    他雑用を押し付けられていた。
    「ここには、向かないよな」
    振り返って帰ろうとした・・・が、何かにぶつかり、しりもちをつく
    「いて!あ、すいません!大丈夫ですか?」
    顔を上げると、190cmはあろうかという長身でメガネをかけた男が立っていた。
    「ああ、ダイジョブダイジョブ。それよりキミの方こそ大丈夫?」
    と言って、手を差し出した。
    「は、はい。大丈夫です」
    鳴海は手をつかんで立ち上がった。
    『なんか、おっとりしたカンジの人だな』
    心の中でそう思った
    しばらく間があり・・・

    「!・・・あ〜、入部希望? ならコッチだよ」
    「え、あ?」
    手をつかんだまま、引っ張られる
    『テニス部に入りたいなんて、言ってないのに〜;;』
    思っていると、部室まで連れて行かれた
    「ココだよ、多分みんないるよ」
    そういうと、謎の(?)男は扉をあけ、鳴海を中に連れ込んだ。

518/ 第2話 『これがテニス部』
・投稿者/ PRINCE
・投稿日/ 2006/10/07(Sat) 21:13:03
・IP/ 203.212.56.55

    部屋に入るとそこには6人の男がいた。
    「悪いね、遅れた。でも、入部希望者つれてきたよ」
    長身の男がそういうと
    「こんにちハ!先輩!そのコ、今日作文読んでたネ!!」
    金髪をつんつん立てた黒人が元気よく言った
    「ミッキー、ちゃんと入学式出てたんだな。じゃあ、コイツ特待生か!」
    タオルを頭に巻いている男が鳴海を見た。
    「入学式に出ないのはお前くらいなモンだ、緑川」
    メガネをかけ、ノートパソコンを扱っている男は、画面から目を離さずに言った。
    「クールやなぁ、青山は。確か・・・鳴海クンやったな!自分、赤瀬言います!」
    赤い髪の赤瀬・・・覚えやすい名だった。
    「・・・・・・・・・・・・・・・・」
    黒髪で、無口な男がジっと鳴海をみていた。
    「黒沢くん、何か言ってあげなよ^^;あ、僕は白雪って言うんだ。ヨロシク〜」

    テニス部全員が鳴海の方を見ている、鳴海は耐え切れず
    「あ、あの〜すいません。俺、テニス部に入る気は・・・無いです・・・けど」
    「「???」」
    鳴海の言葉に全員が?マークを浮かべる
    「じゃあ、なんでココにいんだよ?あ”ぁ?」
    緑川が恐ろしい表情で近寄ってくる
    「ヒッ…!た、確かに中学の時には、やってましたけど
     俺、下手だったんで球出しとか球拾いばっかりでした。だから高校では別のに」
    「じゃ聞くけど、なんでテニスコートに居たの?」
    「!!・・・・・・・・・・・・・」
    長身の男・・・桃地が口を開いた。そしてその答えが鳴海自身にもわからなかった
    「やっぱ好きなんでしょ?テニス」
    「・・・・・・・・・・・・・・」
    鳴海はうつむいていた・・・沈黙の後、口を開いた
    「俺なんかが、入っていいんですか・・・?」
    「ま、テストを受けてもらうけどね〜」
    白雪の言葉に鳴海は驚いた
    「て、テストですか?」
    「そうだよ〜、不思議に思わなかった?このテニス部の部員の数みてからさ〜」
    そう、他の部活は100人を超えるところもあるというのに
    この部は鳴海を抜いて7人しかいないのだ

    「ルールは単純さ、試合で実力を見せてくれればいいんだ」
    『試合なんてムリだよ〜〜〜;;』
    鳴海はこれほど神を嫌ったことは無い・・・

520/ 第3話 『試練の初試合』
・投稿者/ PRINCE
・投稿日/ 2006/10/08(Sun) 10:58:02
・IP/ 203.212.56.55

    部室にいた全員がコートに出揃う
    鳴海も体操服に着替え、ラケットを借り感覚を確かめる
    「・・・・・」
    鳴海は何も言わなかったが、目は生き生きとしていた

    「それじゃ〜、そろそろ始めるよ〜。相手は〜誰がいい?」
    優しい笑顔で聞いてくる白雪に対しオドオドこたえる
    「え、いや・・・だ、だれでも―」
    「あ”ぁ?誰相手でも勝てるってか!?随分余裕だなぁ!?」
    眉間にシワを寄せ、睨みつける緑川。緑川の襟をつかみ静止させる黒沢
    「あ〜、僕らのプレイとか全く知らないから選べるわけないかぁ〜
     んじゃ〜、ミッキー!キミがやってよ!」
    金髪黒人のミッキーを手招く白雪
    「え、ボク?ワ〜イ!ヤッタヨ〜!!ヨロシクネ、鳴海クン!!」
    飛び跳ねながらコートに入るミッキー
    「よろしくお願いします。えっと、ミッキー先輩・・・?」
    「ウンウン、楽しくやろうネ!」

    「んじゃ〜用意はいいね〜。いくよ
     1セットマッチ!鳴海トゥサーブ!!」
    審判白雪のコールで試合が始まった
    『試合でサーブ打つの初めてだなぁ』
    【ヒョイ・・・パァァァン】
    綺麗なフォームから繰り出されるサーブ。だが・・・
    「お、おっせぇぇ…!」
    緑川が漏らす言葉にみんな共感していた
    「打ちごろダヨ!!」
    【スパァァン】
    強烈なリターン。そのボールは鳴海のコートに突き刺さった
    「うわっ!は、速・・・」
    鳴海が相当驚いている
    「ワオ!決まったネ!!」
    ミッキーがうれしそうに飛び跳ねている

    「ゲームミッキー!1−0 チェンジコート!」
    鳴海はリターンのみでゲームをとられた
    「あぁ・・・やっぱり」
    鳴海はうつむいてチェンジコートを行う
    「ネェ!鳴海クン!!楽しくやる約束デショ?
     実力見るテストなんだから、自分の得意なプレイをしようよ!!」
    ミッキーが陽気に話しかけてきた
    『得意なプレイ…か。そうだよな』 
    鳴海は顔を上げた

    【パァァン】
    ミッキーのサーブ。鳴海より多少速かった
    「これなら返せる・・・!!」
    『そうだ!練習通りに・・・しっかりコーナーを狙って・・・打つ!!』
    【スパァン】
    その球は綺麗な放物線を描きミッキーのコートに入り、決まった

    「うわぁ・・・すごい球打つネ!!ヨーシ、俄然やる気がでてきたヨ!!」
    【パァァァン】
    さっきより明らかに鋭いサーブが鳴海を襲ってきた
    「えいっ!」
    【パァァン】
    鳴海はまたコーナー狙い。また決まる、と鳴海は思った
    「やっぱりすごいね!でも…ボクも負けないヨ!!」
    すると、ミッキーはとんでもないスピードで打球に追いつき打ち返してきた
    「え!?」
    鳴海も慌てて返球する。だが、ネット際にチャンスボールがあがった
    「ワオ!ラッキー!」
    ミッキーのいたところから遠い位置に上がったボールだったが
    ミッキーは一瞬でネット際に出てきた
    【シュパァァァァン】
    ミッキーのスマッシュが決まる

    「やっぱ速いね、ミッキー・・・」
    桃地がつぶやく
    「部内一の俊足ッスよ?アレくらい当然でしょ?」
    緑川が返す
    『さぁ〜、あの超俊足のミッキーにどんなプレイをするか…楽しみだな〜』

522/ 第4話 『閃光と無自覚男』
・投稿者/ PRINCE
・投稿日/ 2006/10/08(Sun) 12:52:25
・IP/ 203.212.56.55

    「ミッキー先輩・・・あんな速かったんだ・・・」
    鳴海が驚嘆している
    「アハハwビックリした!?ボクねー、スピードには自信あるんダー!!」
    踊りながら、意気揚々と喋るミッキー
    「鳴海・・・ミッキーのあだ名を教えてやろうか?」
    ノートパソコンを持っている先輩、青山が聞いてきた
    「な、なんていうんですか??」
    恐る恐る聞いてみる
    「ミッキー・イエロ・・・アイツは閃光(ライトニング)って呼ばれてるんだよ」
    「ら、ライトニング・・・」
    鳴海はその名に簡単に納得した


    「やっぱり速い!!」
    【パァァン】
    「アハハw簡単だヨ!!」
    【パァン】
    またミッキーのポイント
    「ゲームミッキー! 4ー0」

    試合開始から30分で、4−0
    鳴海もがんばってこそいたが、ミッキーのスピードに対抗できなかった

    「あかんやん、このままやったら入部すらできんのと違う?」
    赤瀬が問いかける
    「ん〜・・・でもさ、ミッキー辛そうだよ?」
    桃地の言葉にみんな一斉にミッキーを見る
    「ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・・・ハァ・・・・・・・・!!!」
    ミッキーは肩で息をしている状態だった
    「30分走りまわってたから、そりゃ、ああなるよな
     つーか、きついのなら鳴海も一緒じゃ――」
    「アレがきつそうに見えるか?」
    緑川のセリフに青山が割り込む。今度はみんな鳴海の方を見る
    「うーん、どうやったらあのスピード抑えられるかなぁ・・・・」
    などボソボソ言っていた。その表情に疲れは全く見えない

    「鳴海く〜ん、そろそろサーブ打ってもらえる〜^^;」
    白雪の言葉にやっと我に返った鳴海
    「あ、はい。すいません」
    【パァァン】
    「クッ・・・!」
    【ガッ】
    チャンスボールがあがった・・・鳴海は確実にそれを決めた
    「何やってんだ、ミッキー!!アイツのサーブは相変わらずおせぇんだぞ??」
    緑川が怒鳴る
    「確かに遅いけどさぁ・・・最初とスピード、変わってないんだよね」
    「「!!」」
    桃地の言葉に驚く部員たち。それは当然だ、スタミナを使うと当然打球は遅くな
    る。
    だが、鳴海はそのスピードが落ちないのだ
    「それって、鳴海くん相当スタミナ持ってるってことだよね」

    ミッキーは焦っていた。自分が疲れていることがハッキリとわかるからだ
    『なんで鳴海クンは、あんなに余裕があるんダ・・・・!!』

    一方、鳴海は不思議だった
    『なんでミッキー先輩はわざわざチャンスボールを打ったんだ?
     自分が不利になるだけなのに・・・』

    そう、鳴海は全くの『無自覚』だった
    それはやはり、試合経験の無さからのものだった・・・

528/ 第5話 『最強の初心者』
・投稿者/ PRINCE
・投稿日/ 2006/10/09(Mon) 11:22:42
・IP/ 203.212.56.55

    「?・・・?」
    鳴海はいまだに疑問符を浮かべている
    現在、ゲームカウントは1−4。ミッキーのリードだが、流れは鳴海にあった

    「ソレッ!」
    【パァン】
    「ていっ」
    【スパァァン】
    また鳴海のポイント
    さっきまでのミッキーなら簡単に拾えていた打球だろう
    そして鳴海はようやく気付いた
    『ミッキー先輩・・・疲れてるのかな・・・??うんきっとそうだ!
     この前テレビで見たプロの選手も、スタミナ切れでスピードが落ちてたし!』
    そう思った瞬間、鳴海は精神的に優位にたった
    「よぉっし! いくぞぉ!」

    次から鳴海の反撃が始まる2−4、3−4、4−4、5−4
    そして、マッチポイント・・・

    「ハァ・・・ハァ・・・エィ!」
    【パァン】
    「ほっ・・・!」
    【パァァン】【スパァァン】【ドン】【スパァン】
    長いラリーが続く
    ミッキーは最後の力を使い、鳴海の攻撃を防いでいた
    『これだけ、打ってたラ・・・試合の経験の少ないヤツハ
     プレッシャーに負けて、ミスをするハズ・・・』
    これがミッキーの考えていることだ・・・だが
    【パァァン】【パシ】【シュパァァン】【ポン】
    『ナンデ、ミスをしないんダ!?』
    【ガッ・・・】
    鳴海のチャンスボール・・・鳴海はネット際に移動し
    今までにない、最高のスマッシュを決めた――
    「ゲームアンドマッチ!鳴海!6−4」

    鳴海は大きなガッツポーズをした・・・・

531/ 第6話 『勝てたワケ』
・投稿者/ PRINCE
・投稿日/ 2006/10/09(Mon) 21:04:23
・IP/ 203.212.56.55

    「や・・・やったぁぁぁぁ!!!」
    鳴海の叫び声がコート、いや学校中に響いた

    「すげぇじゃん、お前!」
    「・・・・対したものだ」
    「ミッキー相手によくやったね」
    「ホンマすごかったわ!!」
    「最初は負けると思ったが、よく勝てたな」
    上から緑川、黒沢、桃地、赤瀬、青山だ。次々と鳴海に声をかける
    「みんな〜、ミッキーに何か言うこと無いの〜??」
    審判台から降りながら、白雪が言う
    ミッキーはみんなのいる逆のコートでうつむいていた
    「ミッキー先輩・・・」
    鳴海がミッキーに近づいていく
    「・・・ゴイ・・・・・・・・」
    ミッキーが何かつぶやいた
    「・・・は?」
    「スゴイヨ!!初めての試合で勝っちゃうナンテ!!
     ボクもまだまだダナ〜・・・ウンウン!!」
    すごく元気に喋りだしたミッキーに驚きを隠せない鳴海
    そこに緑川が来て、鳴海の頭に手を置き
    「いい気になんなよ、鳴海
     オイミッキー!そんなモンつけといてあんなに動けるなんて、聞いてねぇぞ!」
    と、言った。モチロン鳴海は疑問符である
    「そんなモン??」
    「アハハwコレダヨ!!」
    と言って、足についていた「重り」を外して鳴海に見せた
    「片方500グラムで、合わせて1キロだヨ!」
    「い、1キロ?それつけて、試合してたんですか??
     なら、普通にやってたら俺、ボロ負けだったんじゃ――」
    質問している途中に返答がきた
    「たりめーだ!!初心者にウチのレギュラーが負けるかよ!!」
    「そ、そうですよね・・・」
    鳴海は自分にあきれていた

    「ま、鳴海くんおめでとう!テニス部はキミの入部を認めるよ〜!」
    白雪が握手を求めてきた
    「・・・はい!」
    鳴海はそれにしっかりと答えた

535/ 第7話 『自己紹介デー』
・投稿者/ PRINCE
・投稿日/ 2006/10/12(Thu) 23:03:19
・IP/ 203.212.56.55

    テニス部員になってはじめての部活の日
    鳴海はこの日ほど授業が長く感じたことはない

    授業が終わると、鳴海は走って部室に向かった
    「こんにちは!」
    扉を開けつつ、元気な挨拶。部活においては常識である
    部室にはすでに先輩たち7人が揃っていた
    「おせーっつの!何してたんだ!?」
    やはり眉間にシワを寄せ聞いてくる緑川
    「え、いや、ホームルーム終わってからすぐ来たつもりなんですけど・・・」
    「ホームルームだぁ!?そういうのはなぁ、抜け出してこいよな!」
    さらにシワを寄せた顔を近づけながら言った
    「鳴海はお前と違って特待生だぞ?脱走なんかしたら停学ものだろうな」
    青山がノートパソコンをいじりながら、説明する
    「ちっ・・・!」
    舌打ちをし、また椅子に腰掛ける

    「鳴海くん、今日は練習はナシだよ〜」
    白雪の言葉に驚く鳴海
    「え、でも・・・」
    「今日は、てきと〜にミーティングやって、お終いだよ〜」
    部室の端からホワイトボードを取り出し、鳴海にも席に着くよう促した

    「んじゃ〜、ミーティング始めるよ〜。んじゃ〜、まずは自己紹介からね〜」
    白雪がそういうと、白雪の右手側にいた緑川が立ち上がった
    「2年、緑川琢磨(みどりかわたくま)!
     トロイヤツとかが大嫌いだ!ま、とにかくよろしくな!」
    いつもの緑川と違い、とびっきりの笑顔だった
    「これが、普段の緑川くんだよ〜。怒りっぽいけど、仲間には優しいから
     はい次の人〜」
    緑川が座ると同時に、隣にいた黒人が飛び上がった
    「ハ〜イ!2年、ミッキー・イエロだヨ!楽しいことが好きカナ!
     だからテニスも、楽しくやろうネ!!」
    そして次々に立ち上がって自己紹介をしていく
    「3年、青山学(あおやままなぶ)だ。
     聞きたいことがあったら、俺に聞いてくれ」
    「同じ3年の赤瀬環(あかせたまき)や!仲良うしような!」
    「3年、桃地由良(ももちゆら)。由良先輩でいいよ」
    「・・・・・・・・・・・・・3年・・・黒沢誠(くろさわまこと)・・・・」
    「3年生の白雪渚(しらゆきなぎさ)だよ〜。いちお〜部長やってま〜す」
    先輩たちの自己紹介が終わり、鳴海の番がきた
    「1年、鳴海収(なるみしゅう)です。よろしくお願いします」
    鳴海はぺこりと礼をした

    「よ〜し、自己紹介おしま〜い」
    パンパンと白雪が手を叩く
    「んじゃ〜、明日からしっかり練習していこうね〜」
    「「ハイ!!」」
    今日の部活は終わった。明日は土曜日、朝9時から昼をまたいで4時まで練習
    昼食は各自持参ということだった。
    「それじゃ〜今日は・・・解散!!」

537/ 第8話 『女マネ=監督!?』
・投稿者/ PRINCE
・投稿日/ 2006/10/14(Sat) 22:01:35
・IP/ 203.212.56.55

    今日は土曜日、鳴海がテニス部に入って始めての活動日
    テニス部は人数が少ないながらも、活気あふれた練習を行っていた
    そして練習中、彼女はやってきた
    11時13分・・・突然コートの外から女の子の声が聞こえた
    「ゴッメーン、チョット遅れちゃった!」
    全員が彼女の方を見る
    彼女はパッチリした目にポニーテール、鳴海達と同じジャージを身に付けていた
    「練習開始は9時と言っただろ、どこがチョットなんだ?」
    多少怒り気味で青山が言った
    「だからゴメンって――あ!」
    突然彼女が何かに気付いた、その目は鳴海の方を向いている
    「キミが鳴海くんね!今年唯一の新入部員の!
     アタシは金城朝香(きんじょうあさか)3年よ、女マネと監督をやってるの!
     あ、アタシのことは朝香先輩でいいわよ」
    鳴海はいつもの疑問符である
    「よ、よろしくお願いします――って、女マネと・・・監督?」
    誰もが思うであろう疑問だ
    「そうよ、女マネ兼監督。スゴイッしょ?」
    ウインクしつつ答える朝香、まだ不思議そうな顔をしている鳴海に由良が説明する
    「ウチは顧問がいないんだ、だからマネージャーやりたいって言ってた
     金城ちゃんに、監督もやってもらってるワケ」
    鳴海は由良を見ながら、答える
    「そ、そうなんですか?でもそれってすごく大変なんじゃ――」
    「鳴海くん、アタシの心配してくれてるのー!?すっごくうれしいわ!!」
    いきなり朝香が鳴海に抱きついた
    「うわっ!?ちょ、ちょっとやめ、離してください〜!!」
    ジタバタ暴れる鳴海、だが朝香は一向に離れる気配は無い
    「またまた〜、恥ずかしがっちゃて〜♪」
    鳴海は顔を真っ赤にしていた
    「鳴海〜、朝香ちゃんから逃げられるわけないよ〜
     朝香ちゃんには、大人の男の人でもやっつけちゃうくらい強いんだから〜」
    「だ〜、いい加減助けてくださいよ〜」
    しばらくして、鳴海は開放された

    「よ〜し、これで午前中の練習終了〜!それじゃ、昼食にしようか〜」
    白雪が手を叩いた
    「あ”〜終わった・・・さ、メシだメシ!!」
    「待ってヨ、緑川〜!」
    緑川とミッキーが走って部室に向かっていった

    ーー部室内ーー
    「ん〜、やっぱたこ焼きは最高やわ〜!!」
    赤瀬がたこ焼きを頬張りつつ言った
    「ホントに大阪の人のお弁当には、たこ焼きが入ってるんだ・・・知らなかった」
    鳴海が驚いた様子で言うと
    「みんな自分の出身の名産品をお弁当に入れることが多いよね〜」
    白雪が答えた
    「え?皆さん、東京出身の方じゃないんですか?
     方言とか全然使わないじゃないですか」
    鳴海がまたまた疑問符である
    「東京まできて、方言なんてダセェんだよ!
     コッチ来るとき、急ピッチで標準語に仕上げたんだよ!」
    緑川が答える
    「じゃあ、皆さんどこの出身なんですか?教えてくださいよ」
    「それを言って、俺たちやお前に何のメリットがある?」
    青山がPCをいじりながら言った
    「だって、少しでも先輩たちのこと知りたいんです、ホントに何も知らないんで」
    鳴海がそういうと、また朝香が抱きついてきた
    「いいじゃない!教えてあげなよ、みんな!
     鳴海くんがこんなに頼んでるんだから〜!これは監督命令よ!」
    鳴海はまた顔を真っ赤にしていたが、今回は朝香に感謝していた
    「ま、い〜んじゃない?ボクは、福岡出身だよ〜」
    白雪が最初に答えた
    「俺は札幌だ!すんげ〜寒いんだぜ」
    これは緑川
    「・・・・・・・・・京都・・・」
    「ボクはアメリカ!」
    「名古屋だ」
    「俺は、千葉だよ」
    上から黒沢、ミッキー、青山、由良だ
    このときに、赤瀬は答えなかった、もう大阪出身と知られているからだ
    「だ、そうよ。ちなみにアタシは東京出身だから」
    朝香も答えたところで
    「はいはい、昼食はそろそろ終わりにして、10分後に練習始めるよ〜」
    「「ハイ!」」
    全員エネルギーを蓄え終わっていたので、やる気もマンマンだ
    ついでだが、鳴海は練習までずっと朝香に抱きつかれていた

539/ 第9話 『鳴海強化大作戦・前編』
・投稿者/ PRINCE
・投稿日/ 2006/10/15(Sun) 20:09:04
・IP/ 203.212.56.55

    【パァァン】【パァン】
    鳴海がテニス部に入って一週間。ようやく部に慣れてきたとき
    「・・・ダメだな」
    青山が鳴海に言った
    「ダメ・・・ですか?」
    「ああ、今のままじゃとても試合では使えない」
    キッパリ言われた鳴海は、動揺していた
    自分が力不足なのは自覚していたが、仮にもあのミッキーに勝った自分
    少し自信が出てきたところに、この言葉・・・酷である
    「じゃあ、俺はどうすればいいんですか?」
    「もちろん練習あるのみだ」
    聞いてきた鳴海に、青山は即答した
    「おぉ!いいじゃねぇッスか!!青山先輩、それなら手伝いますよ!」
    緑川が割って入ってきた。それにミッキー、赤瀬と続き全員が集まってきた
    「じゃあ、今日は鳴海の強化特訓を始める。題して・・・鳴海強化大作戦だ」
    そのままである。

    「鳴海は、技術やスタミナは申し分ない
     問題はスピードとパワーだ。これに至っては並以下、いや下の下が相応しいな」
    相変わらず、キッパリと言う青山
    「鳴海くんフォームは綺麗だけど〜、体重移動がうまくできてないよね〜」
    白雪が手を上げつつ発言した
    「ウチでそういうのが一番うまいのハ・・・黒沢先輩だよネ?」
    黒沢の方を見ながら、ミッキーが言う
    「・・・・・・・・・・」
    黒沢はいつもの調子で黙っている
    「そうだな、じゃとりあえず黒沢に任せて、俺たちは練習に戻ろう
     黒沢、頼めるか?」
    「・・・・・ああ」
    黒沢はゆっくり頷いた

    「・・・・・・・・」
    「あ、あの・・・?」
    「・・・・・・・・」
    「よ、よろしくお願いします」
    「・・・・・・ああ・・・」
    鳴海は思った。”会話が続かない”と
    「えっと、俺はどうすればいいんですか?」
    不安ながら聞いてみる
    「・・・・・テイクバックの時・・・後ろ足に体重をかけているか・・・・?」
    重低音な声で言った。鳴海は黒沢がまともに喋ったことに驚いていた
    「あ、はい。基本通りにやってるつもりです」
    鳴海がそういうと、黒沢はラケットを持ってコートの向こう側に歩いて行った
    『打ってこい・・・っていってるのかな?』
    鳴海は、黒沢が構えるのを確認し、ボールを打った
    【パァァン】【シュパァァ】【パァァン】【スパァン】
    しばらく打ち合うと、黒沢がボールを止め、鳴海の方へ歩く
    「・・・・・・・・・・」
    見下ろす黒沢、見上げる鳴海。鳴海は言葉がでない
    「・・・確かに体重は乗ってる・・・だが、足りない・・・・・・」
    「え?」
    定着してしまったいつもの疑問符だ
    「・・・・・強く打ちたいなら・・・・・全体重を乗せるんだ・・・・・
     お前の場合・・・・・・乗せる体重が少なすぎる・・・・・・・・・・」
    黒沢はまた向こう側に歩いていった
    『全体重・・・か』
    【パァン】【ドシュ】【パァァン】【スパァン】
    鳴海は驚いた。
    自分の打球が今までに打ったことが無いくらいのスピードで飛んでいくからだ
    ――が
    【パァァン・・・パスッ・・・】
    鳴海の打ったボールがネットに掛かる
    「あ・・・」
    鳴海にとって、高校生活初めてのミスである
    黒沢が歩み寄ってくる
    「・・・お前が今までミスをしなかったのは・・・・
     全力で打ってなかったからだ・・・・・慣れてもいないから・・・
     ミスをするのも当然だ・・・・・今度からは腕を速く振るのも忘れるな・・・」
    ゆっくり、そして重く黒沢が言った。そして黒沢はまた歩いていった
    「・・・・・・・続けるぞ・・・全力で来い・・・・・・・・・・・・・・・」
    「・・・はい!!」
    そのあと鳴海は数多くのミスをしたが、打球はドンドン速く、重くなっていった

542/ 第10話 『鳴海強化大作戦・後編』
・投稿者/ PRINCE
・投稿日/ 2006/10/16(Mon) 23:06:25
・IP/ 203.212.56.55

    「よ〜し、今日の練習はこれくらいで終わり〜」
    白雪が手を叩きながら言う
    「「あっしたー!!」」 (ありがとうございましたの略)
    それぞれが部室に戻っていくなか、白雪と黒沢、そして鳴海はコートに残った
    「どう?黒沢君、少しはよくなった〜?」
    と白雪が聞くと
    「・・・・・・・・・・・・・・ああ・・・・・」
    と黒沢が答える、そして黒沢は鳴海の方を向いて言った
    「・・・・・・・・・・・家でもフォームチェックを忘れるな・・・・・・・・」
    それだけ言って、黒沢は部室に歩いていった
    すると白雪がどこかを指差し
    「鳴海くんって〜、家はあっちの方だよね〜。一緒に帰ろうか〜?」
    と、鳴海を誘った。
    「はい、いいですよ」
    鳴海は笑顔でそう答えた

    ーー帰り道ーー
    「鳴海く〜ん、黒沢君との練習どうだった〜?」
    白雪が聞いてきた
    「はい、とても勉強になりました!百聞は一見にしかずって感じでしたよ!
     ただ、ちょっと口数が少なくてやりづらかったですけど^^;」
    苦笑し、鳴海はそう答えた
    「ハハw黒沢君に言っておくよ、もっと愛想良くしなきゃ〜ってね♪」
    その白雪の発言に、鳴海の表情は緩んだ
    「明日はスピード強化・・・だったね〜。
     青山君をつけようと思ってるけどいいかな?」
    鳴海は、ちょっと驚いていた
    「え?スピード強化なのに青山先輩ですか?
     それはミッキー先輩の担当なんじゃ――」
    「ミッキー君は、考えるより行動するタイプだから
     コーチには向かないと思ってね。青山は知識が豊富だから
     いろんな練習法を知ってる。ミッキー君よりコーチ向きだよ」
    白雪は苦笑しつつ言った

    ーー鳴海宅 PM10:40ーー
    「えっと・・・こう、だったかな?」
    鏡の前で今日一日の復習をしている
    「もっと、こう――あ、もうこんな時間!そろそろ行かなきゃ!」
    鳴海は急いで準備をし、玄関へと向かった。その理由は
    「あれお兄ちゃん、いまからランニングいくの??」
    鳴海の妹、鳴海馨(なるみかおる:中学1年)だ。
    馨の言う通り鳴海はランニングに出かけるのだ
    「うん、先輩に言われたことやってたら遅くなっちゃった」
    靴のヒモを結びながら、鳴海が答えた
    「それじゃ、いってきま〜す!」
    扉が閉まったあと
    「いってらっしゃ〜い」
    と馨は言ったが、その声が鳴海に聞こえたかは謎である

    皆さんは気付いただろうか?
    馨は兄の収がランニングに行くことがわかった。
    つまり、鳴海は毎日走っている。ということがわかる
    鳴海のスタミナはこの日課であるランニングの集大成なのだ
    (ちなみに、鳴海が中1の頃から走っている)

    ーー翌日ーー
    「それじゃ、始めるか」
    青山が静かに言った
    「スピード強化だったな、だったら『コレ』をやってもらう」
    青山はパソコンを鳴海に向けて言った
    「え、コレって・・・」
    鳴海は、青山の練習法に相当驚いた

543/ 第10.5話 『キャラクター詳細』
・投稿者/ PRINCE
・投稿日/ 2006/10/17(Tue) 23:08:45
・IP/ 203.212.56.55

    今回はストーリー進展はナシで
    わかりにくかったキャラクター設定を紹介していきます^^

    最強の初心者:鳴海収   15歳、10月2日生まれ
    身長:171cm 体重:59kg
    趣味・特技=走ること、勉強
    好きなもの=テニス、適度に甘いもの(甘すぎるもの、苦いものは駄目)
    嫌いなもの=緑川琢磨、金城朝香 (キライ・・・というか苦手)
    紹介文:緑色の長髪、容姿◎で好青年
        クラスでは目立たない方で、隠れファンが多い
        勉強は中学の時、常時学年主席である程の秀才という設定で作りましたw
        ん〜、こんな人現実にいたら、かなりモテそうですw
    ー○ーーーーーー○ーーーーーーー○ーーーーーーー○ーーーー○ーーーー

    ライトニング:ミッキー・イエロ  16歳、8月23日生まれ
    身長:166cm 体重:52kg
    趣味・特技=テレビゲーム、音楽鑑賞
    好きなもの=体を動かすこと、プリン
    嫌いなもの=ノリの悪い人、怒られること、寿司、納豆
    紹介文:金髪で黒人、とってもノリのいい外国人!それがミッキーです^^
        帝校のムードメーカーですねw
        ちなみに緑川とは同じクラスです、仲も良いけどライバルでもあります
        とにかく子供ですwこういうキャラの人気はどうなんでしょう?
    ーーー○ーーーーーーーー○ーーーーーーー○ーーーーーーーー○ーーーー

    野生のキバ:緑川琢磨   16歳、9月15日生まれ
    身長:179cm 体重:72kg
    趣味・特技=カラオケ、昼寝
    好きなもの=サボり、食いモン全部
    嫌いなもの=弱いやつ、うるさい場所
    紹介文:オレンジの短髪でタオルを頭に巻いている人
        チョット切れやすいお人です^^;ですが、普段は良い人なのですよ
        ボクだったら、友達にはなれないと思います。恐いですもん
    ーー○ーーーーーーー○ーーーーーーーーーーー○ーーーーー○ーーーーー

    帝校の頭脳:青山学  18歳、4月5日生まれ
    身長:176cm 体重:62kg
    趣味・特技=機械イジリ、情報収集
    好きなもの=パソコン、静かな場所
    嫌いなもの=エラー、バッテリー切れ
    紹介文:艶やかな黒髪、メガネの青山クンです^^
        彼はいつでもパソコン持ってます。もうトレードマークですねw
        そのPCで何をしているかは不明ですw
        何か恐ろしいことでも考えているのか・・・ww
    ーーーーー○ーーーーーーーーーーーー○ーーーーーーー○ーーーーーーー

    大阪からの刺客!?:赤瀬環   17歳、12月1日生まれ
    身長:173cm 体重:59kg
    趣味・特技=木登り、逆立ち
    好きなもの=高いところ、お笑い
    嫌いなもの=勉強全般
    紹介文:赤い髪をツンツン立てた赤瀬君ですw
        関西弁って難しいですね、間違っていたらごめんなさい^^;
        目立ったことはまだしていませんが、これからですw
    ーーーー○ーーーーーーーー○ーーーーーー○ーーーーーーー○ーーーーー

    希望ポジションは解説者?:桃地由良 17歳、2月14日生まれ
    身長:189cm 体重:77kg
    趣味・特技=散歩
    好きなもの=楽しいこと、人間観察、友達
    嫌いなもの=不良、友達を傷付けるヤツ
    紹介文:黒髪をゴムでくくっており、メガネをかけています
        今の所は、解説者役ですねw
        ですが、試合ではやってくれますw
    ーーーーーーー○ーーーーーーーー○ーーーーーーーー○ーーーーーーーー

    黙した実力者:黒沢誠   17歳、11月26日生まれ
    身長:191cm 体重:80kg
    趣味・特技=剣術
    好きなもの=生き物全て、お茶
    嫌いなもの=機械関連(苦手)
    紹介文:Mr.無口さんですw彼は台詞は全て真顔で言っております
        忍足クラスのポーカーフェイサーです
        鳴海の強化に力を入れましたwやさしい人です^^
    ーーーーーーーー○ーーーーーーーーーー○ーーーーーーーー○ーーーーー

    ゆる〜い部長:白雪渚  17歳、1月4日生まれ
    身長:175cm 体重:66kg
    趣味・特技=何かしながら寝ること
    好きなもの=寝ること、ゆっくりすること
    嫌いなもの=シャキッっとすること
    紹介文:白髪で四角メガネの部長です
        部長にあるまじき性格してますw
        テニスに関しては凄腕なので、みんなから慕われています
    ーーーーーー○ーーーーーー○ーーーーーーーー○ーーーーーーー○ーーー

    女マネ兼監督:金城朝香 17歳、6月7日生まれ
    身長:159cm 体重:??kg
    趣味・特技=武道
    好きなもの=可愛いもの(最近は鳴海がお気に入り)
    嫌いなもの=気持ち悪いもの(ムカデ、蜘蛛など)
    紹介文:パッチリした目にポニーテールの朝香です
        体重を隠してるのは、女の子なので・・・ww
        今のところ、本命はいないようですね〜w


    ボク>は〜、終わった〜。本編よりつっかれました〜
    黄>アハハwみんなのデータだネ、お疲れサマ!!
    緑>オイ!野生のキバってどういうこった!?
    ボク>そういう怒った顔が・・・w
    赤>俺の関西弁、ホンマもんとちゃうんかい!!
    桃>ん〜、プリンスが関西の人じゃないからね
    青>黒沢はやはり機械は苦手か・・・前にデジカメ壊されたからな
    黒>・・・・・・・・・・・・・・・・
    白>黒沢君、何か言ってあげなよ〜^^;
    金>そうそう、読者様にもしつれいでしょ!
    黒>・・・・・ああ・・・
    鳴海>と、とにかく! こんなメンバーでお送りしていますので
       これからも・・・・
    ALL>よろしくおねがいしま〜す!!

546/ 第11話 『地区予選スタート』
・投稿者/ PRINCE
・投稿日/ 2006/10/21(Sat) 13:12:12
・IP/ 203.212.56.55

    鳴海が部活に入って約一ヶ月、初めと比べて鳴海は相当うまくなっていた
    そしてこの日から、地区予選が始まる

    「ヤッホー!試合ダ試合ダ!!早くボクの番来ないカナァ」
    ミッキーがピョンピョン跳ねながら言った
    「うるさいぞミッキー。周りに迷惑だ
     俺たちは第2シードだからあと1時間、遅ければ2時間あとだ」
    青山が冷たくミッキーに言い聞かせる。それに対しミッキーは
    「ウゥ〜、なんで僕らシードナノォ;;」
    と、がっかりしていた
    「先輩たちが強いからでしょう?それ以外に理由なんて無いですよ」
    鳴海がミッキーに言う。するといきなり鳴海の背中に何かが乗ってきた
    「うん!よくわかってるじゃない、鳴海くん!
     そう、私が育ててきたチームは強いのよ!」
    鳴海の背中に乗ったもの、それは金城朝香だった
    「何言ってんスか、練習の時応援してたくらいじゃないッスか」
    緑川が朝香に言った。
    そのあと緑川が木陰で倒れていたことを知っている人は少ない

    そして帝校の緒戦が始まった
    D2ミッキー・緑川 D1青山・赤瀬 S3黒沢 S2桃地 S1白雪
    のオーダーだ。そこに鳴海の名は無かった
    白雪いわく”秘密兵器的存在”らしい
    「さぁ、いくのよ!ミッキーくん緑川くん!」
    朝香が声高々に言う
    ミッキーのスピード、緑川の攻撃によりこの試合は6−0
    試合開始から15分の出来事だった
    続くD1はデータと身軽さのコンビも6−0
    Sも3戦とも6−0だった。
    鳴海は初めてみる先輩の試合に驚愕していた

    「さ〜、それじゃ〜行くよ〜」
    白雪がみんなを招く。するとみんな黙って白雪についていく
    鳴海はよくわからなかったが、とりあえずついていった
    「・・・あの、由良先輩。どこに行くんですか?」
    近くにいた由良に聞く
    「ん? 第一コートだよ。そこにいる優勝候補を見に行くのさ」
    優勝候補と言えば第一シード、つまり帝校より立場は上だ
    「今試合中か、D1だな」
    青山の言う通りスコアボードにはD26−0 D12−0とあった
    「鷲塚と一条のペアだ。奴らは攻撃と守備の役割がハッキリしている
     隙を見つけるのは難しそうだな」
    そう言ってしばらくで、その試合は終わった6−0だった
    「S3は、忍足やな!この学校の部長やっとるんや
     周りからは、天才いわれとる。あのプロの忍足侑士の息子や」
    赤瀬が鳴海に説明する
    そして、あっと言う間に試合が終わった。また6−0

    「やっぱり忍足君は強いね〜。圧倒的だよ〜
     あれ、S2の人・・・見たことないや」
    白雪がS2の人を指差しながら言った
    「「いっけー!!樺地ーー!!!」」
    ギャラリーの・・・応援団だろうか、が叫ぶ
    「あ、あの人・・・」
    鳴海が驚いている。青山が不思議そうに聞いた
    「どうした?知っているやつか?」
    「ええ、中学2年の時、うちの学校の部長を倒してました
     だから、多分あの人1年ですよ」
    鳴海が答える
    「はぁ!?じゃあアイツ、1年でレギュラーかよ!!」
    そうこういってるうちに試合終了6−0

    次のS1の選手を見て、鳴海は腰を抜かしそうになった
    「ど、どうしたノ!?鳴海!」
    ミッキーが、慌てて鳴海を支える
    「あ、あの人は中学の時から有名でしたよ
     なんせ、トッププロの跡部景吾さんの息子なんですから
     あの人も、1年です。中学のときずっと見てました」
    鳴海はさらに続けた
    「あの人の中学時代の成績は確か・・・無敗・・・!」
    速攻という言葉がよく似合った。13分で試合を終えた6−0
    しかもパーフェクトゲームだった

    いい加減気付いただろう
    この地区の第一シード・・・名は『氷帝学園高等部』
    忍足恭弥、樺地晋也、跡部景一というトッププロの息子たち
    まさに、強豪の中の強豪。鳴海は少し弱気になってしまっていた

547/ 第12話 『氷帝をまとめるもの』
・投稿者/ PRINCE
・投稿日/ 2006/10/21(Sat) 21:16:06
・IP/ 203.212.56.55

    「ただいまの試合は3−0で帝高校の勝利とします!」
    帝校は順調に準決勝をスルーしていた

    「さ〜、次はいよいよ氷帝とだね〜」
    白雪がいつもと変わらぬ様子で言う
    「勝っても負けても本戦には進めるが、やるからには勝つ
     が、俺たちが勝つ確立は・・・・24%程度だな」
    青山が言ったが
    「かんけーないッスよ、そんなの!!勝つのは俺たち!そうっしょ!?」
    緑川が拳を握りつつ言った。熱く燃えている、という表現がぴったりだ
    そしてみんなが白雪に集まり、円陣を組む
    「よ〜し、それじゃ・・・打倒氷帝〜!!!」
    「「打倒氷帝!!!」」
    「勝つのは〜!!?」
    「「俺たちだ〜!!!」」

    ーーーその頃の氷帝サイドーーー
    「次は、帝校やな!パーフェクトで勝ち上がってきとるで!
     油断せんでいこや!!」
    氷帝の関西弁・・・そう忍足だ。
    「でも、俺らの敵じゃあないですよ・・・なぁ樺地?」
    「ウス」
    跡部と樺地、Jrでもこの関係は変わらない
    「せやな!さぁ、円陣組もか・・・勝つんは!!?」
    「「氷帝!!」」
    「負けるの!!?」
    「「帝校!!」」

    「これより、氷帝学園対帝高校の試合を始めます!!!」
    「「お願いします!!」」
    相手校と握手を交わし、それぞれのベンチに散る
    「D2は、ミッキー・緑川ペアだな。負けるなよ」
    青山がパソコンを見ながら言う
    「当然ッスよ!!さっきも言ったっしょ!?勝つのは俺らだって」
    「そうだヨ、先輩!安心してみててネ♪」
    そう言って2人はコートに入っていった

    「氷帝ってね・・・」
    「はい?」
    由良が鳴海に話しかける
    「一昨年まで、弱かったんだよね。でも、去年から来たあの監督――」
    由良が氷帝のベンチにいる若い男を指差す
    「あの榊清隆って監督が来てから、いきなり強くなったんだ
     噂じゃ完全実力主義で、負けた選手はレギュラー落ち。
     モチロンチームメイト同士でも負ければ終わり。レギュラー復帰はありえない
     そんな厳しい環境で、選手を育てあげてきてる」
    そう、この榊清隆・・・榊太郎の孫である
    父ゆずりの実力主義者。彼が氷帝をまとめあげている張本人だ
    「D2田中、中尾!わかってるな、負ければレギュラー落ちだ
     相手は格下。負けることはないと思うけど、頼んだぞ」
    「「ハイ!」」

    こうして、氷帝対帝校の試合が始まった

551/ 第13話 『氷帝の実力』
・投稿者/ PRINCE
・投稿日/ 2006/10/22(Sun) 11:32:00
・IP/ 203.212.56.55

    【パァン】【パァァン】【ドシュ】【パァン】
    ラリーが続いている。現在ゲームカウントは5−3そして帝校のマッチポイント
    【パァァァン】
    ここで田中が緑川のサイドを抜いた
    「ミッキー!!」
    「オーケイ!!」
    【スパァン】
    逆サイドにいたはずのミッキーがその球を返した
    田中、中尾は完全に不意をつかれ反応が追いつかなかった
    「ゲームアンドマッチ!帝校6−3!!」
    審判がそうコールしたあと、田中と中尾は崩れ落ちた
    「は?もう終わり・・・?ふ、ふざけんなよ!?まだ終わってねぇ!!」
    「そ、そうだ!審判のミスだ、ミス!!」
    田中と中尾の瞳孔は開き気味だ
    「田中、中尾レギュラー落ち決定、帰っていいぞ。もう用は無いからな」
    榊が平静に言った
    「それが氷帝のルールだ、わかったらさっさとどけ」
    頭に鉢巻を巻いた男、氷帝の鷲塚がコートに入るなり、冷たい言葉を放った
    そして田中と中尾は無言でコートを去っていった

    「厳しいな〜、その場でレギュラー落ちかいな」
    「やはり噂通りだったか」
    赤髪の男とメガネの男がコートに入る
    D1は赤瀬・青山ぺア対鷲塚・一条ペア
    選手4人がネットを挟んで対峙する
    「キミたち、すごい勢いで勝ち進んで来てるね。楽しみだなぁ
     でも、僕たちも負けられないんだ。レギュラー落ちはしたくないからね」
    この優しい口調の男が一条正樹だ。顔は常時笑顔を作っている
    「貴様らがどれほど強かろうと、勝つのは我ら氷帝だ」
    そういうと、氷帝ペアはポジションに着いた。後衛・一条 前衛・鷲塚である
    それに合わせて、赤瀬と青山もポジションへ着く。後衛・青山 前衛・赤瀬だ
    「1セットマッチ!氷帝一条、トゥサーブ!!」
    審判がコールする
    「それじゃ、いくよ〜!」
    【パァァン】
    スピードは初期の鳴海よりちょっと速いくらいだろう。
    が、ちゃんとコーナーをつけているあたり、鳴海よりマシだろう
    「ま、予想通り・・・だな!」
    【スパァァン】
    青山が打った打球はクロスボール
    サーブのリターンは距離の長いクロスに強打するのがセオリーだからだ。が
    「あまいわ!!」
    【ドシュ!】
    鷲塚がいきなりポーチに出る。確実に読んでいた、そんな動きだった
    『お前がポーチに出るのはこっちだって読んでいる』
    【パァァン】
    青山が丁寧に返す
    ボールは鷲塚の足元に向かっていく。だが、鷲塚はその球を打ち返さなかった
    青山が焦る。鷲塚が打ち返してくるとふんでいたためだ
    「ナイスウォッチ、鷲塚♪」
    【パァァン】
    後衛である一条が返してきた
    青山はタイミングを失い、チャンスボールを上げてしまった
    「うむ、もらっ・・・たぁ!!!」
    【ドカァァ!!!】
    強烈なスマッシュが帝校のコートに突き刺さる。赤瀬も青山も反応できなかった

    「鷲塚と一条、攻守の分担ができているのは知っていたが、極端すぎるな」
    青山が相手ペアを見ながら言う
    「ま、気にせんとき。1ゲーム目は様子見で、相手の戦い方覚えようや」
    赤瀬が青山を落ち着かせようと言った
    「・・・そうだな、そうするか」

    「鷲塚先輩と一条先輩に穴なんかねぇ。そうだろ樺地?」
    「ウス」
    氷帝のメンバーは全員、鷲塚と一条の勝利を確信していた

555/ 第14話 『叱咤激励』
・投稿者/ PRINCE
・投稿日/ 2006/11/03(Fri) 22:54:23
・IP/ 203.212.56.55

    「ゲーム氷帝!1−0」
    赤瀬・青山はあっさりと先制されてしまった
    しかし、先制されたこと自体は青山はどうでもよかった
    「やはり・・・隙はないようだ」
    チェンジコートの際、赤瀬に話しかける
    「そか・・・なぁ、鷲塚が守りに参加せぇへんのやったら
     攻め続けりゃ、点取れるんと違う??」
    赤瀬の提案に青山は
    「・・・・・・やってみるか」
    といった

    「ほれ!」
    【シュパァン】
    青山のボレーが鷲塚の横を抜ける
    「・・・甘いよ」
    【パァァン】
    余裕の表情をみせ、一条が返してくる
    「甘いのはそっちだ・・・!!」
    【パァン】
    今度は青山の攻撃・・・が
    【パァァン】
    とあっさり返してきた
    「これならどうや!!!」
    【パァァァン】
    赤瀬・青山は攻め続けた。だが一条の鉄壁の守備からはなかなか点がとれない
    【ポン・・・】
    「赤瀬!チャンスボールだ、決めろ!!」
    「まか・・・せろや!!!」
    【ズパァァン】
    赤瀬のスマッシュが氷帝のコートに刺さる
    「この程度で・・・ボクを抜くつもりかい?」
    【パァァン】
    一条は、いとも簡単にスマッシュに追いつき
    赤瀬、青山の間を抜くショットを打った。そしてそのショットは綺麗に決まった

    「なんやねんアイツ・・・・化けモンかい」
    赤瀬が汗を拭う
    「さすがは一条・・・だな」
    青山も天を仰ぎつつ言った
    そしてこの2人の心には「氷帝に勝てない」と浮かんでいた

    【パァァン】【ズパァン】【シュパァン】
    「「わぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・!!!!!!!」」
    盛り上がる氷帝軍団とは逆に、帝校のメンバーは黙り込んでしまっていた

    「ゲーム氷帝!5−0」
    赤瀬、青山はベンチでうなだれていた
    誰もこの2人にかける言葉が見つからない。
    そんな中、ただ1人・・・鳴海だけは違った
    「赤瀬先輩!青山先輩!まだまだあきらめないでください!!
     先輩たちが負けたら、シングルスは相当プレッシャーなんですよ!!
     だから・・・負けないでください!!!」
    と、フェンスにしがみつきながら叫んだ

    「だってよ青山・・・どうするん?」
    「どうするもこうするも決まっている・・・」
    「「勝つしかないだ(や)ろう!!」」
    2人の表情は明らかにさっきまでとは違っていた

557/ 第15話 『反撃!Purpleフォーメーション』
・投稿者/ PRINCE
・投稿日/ 2006/11/08(Wed) 18:56:57
・IP/ 203.212.56.55

    「「勝つのは氷帝!!負けるの帝校!!」」
    相変わらず続く氷帝コール。その中、赤瀬と青山は・・・笑っていた
    負けるつもりはない。そんな顔だった

    「むぅ・・・もう5−0。後はないということがわかっておらんのか?」
    鷲塚が構えつつ言った
    「わかってるハズだよ。だからこそ、開き直れたんじゃないの?」
    一条が答える

    第6ゲームの始まり・・・
    「行くぞ、赤瀬」
    「オーケー、青山」
    といったと思うと、前衛の赤瀬がセンターラインをまたいで屈んだ
    青山の立ち位置もセンター。2人が縦に並んだ

    「「?????」」
    会場中に疑問符が浮かんだ
    「アレじゃ左右、隙だらけじゃん・・・・」
    「何しようとしてんだ、帝校のペア・・・」

    【パァァン】
    青山のサーブ。コースはセンター
    「奇襲のつもり?」
    一条がテイクバックに入ると同時に、赤瀬が右に動いた
    「開いたよ!」
    【パァン】
    一条は赤瀬の居ない方向、左に打った。が、そこには・・・・
    「残念だったな、一条」
    【シュパァン】
    青山によってそのボールは氷帝のコートに叩き落とされた
    さすがにリターン直後、逆サイドまで走りこむことはいくら一条でもムリだった
    「15−0!」

    「ナイス、青山♪」
    「この調子で行くぞ・・・」
    【パシィ】
    2人はハイタッチを交わした

    「す、すごいです・・・けど、アレって2人とも同じ方向に動いたら
     あっけなく決まっちゃうんじゃないですか?」
    鳴海が誰もが思うであろう質問をした
    「あ〜。それはアイツ等がオーストラリアンフォーメーション(AF)を
     やってたとき、よくあったことだよ」
    由良がコートから目を離さずに答えた
    「あ!あのフォーメーション、どこかで見たことがあると思ったら
     世界のプロがやっていた、AF!でも・・・先輩たちのはAFじゃないんですか?」
    「ウン。AFは互いが互いのことを考えてないと成功しないでしょ?
     でも、アイツ等のは違う。青山が相手のデータを取って
     そのデータを赤瀬に教える。それによってあらかじめ打球を読んで動く・・・
     それがアイツ等の超攻撃型フォーメーション
     Purple(パープル)フォーメーション(PF)だよ」

    【パァァン】【パシ】【ドシュ】
    「ゲーム帝校!1−5」
    やっと、1ゲームを返した
    だが次はリターンのゲーム・・・PFは使えない
    しかし・・・赤瀬と青山の顔には余裕すらみえる
    彼等の気持ちは「勝てない」から「負けない」に変わっていた

562/ (削除)
・投稿者/
・投稿日/ 2006/11/24(Fri) 19:20:25
・IP/

563/ 第16話 『鷲狩り』
・投稿者/ PRINCE
・投稿日/ 2006/11/24(Fri) 20:05:12
・IP/ 203.212.56.55

    「むぅ・・・今のゲームは仕方がない」
    真剣な表情の鷲塚、それに対し一条は
    「だね。それより次のサーブ、がんばってね」
    と、涼しい表情でボールを鷲塚に渡した

    「・・・ハァ!!」
    【パァァン】
    鷲塚のサーブ。攻撃担当である鷲塚のサーブは、恐ろしい球威を誇る
    「・・・」
    【パァン】
    青山は多少つまり気味にリターン。コースは・・・鷲塚の足元!
    「む!?」
    【ガッ】
    鷲塚はボールを上に打ち上げてしまった
    『フッ。やはり攻撃担当・・・細かい技は苦手だな』
    青山は心の中でこんなことを考えていた
    【ズパァン】
    そして赤瀬のスマッシュ。コースは当然、鷲塚の足元だ
    「むっ!?しまっ・・・」
    「任せて、鷲!!」
    【ポォォン】
    回り込んだ一条がボールを返すが、赤瀬のスマッシュは予想外のキレをみせて
    ボールはまたも、浮いてしまった
    「うっしゃ!もう一発いったらぁ!!」
    一条は、急いで空いた逆サイドに走りこんだ。だが・・・
    【ズパァァン】
    打たれた打球は、またも鷲塚の足元。打球は鷲塚の股の下を抜いていった

    「ナイススマッシュ、赤瀬・・・」
    「おぉ、当然や・・・!!」
    2人は、拳をぶつけ合った

    「ぐ・・・スマン、一条」
    「いや、仕方ないよ。向こうのペア・・・厄介だね」
    そういうと2人は、赤瀬と青山を見た
    その視線に気付いた赤瀬と青山は、振り返り氷帝のペアを見て
    「「もう鷲は飛べない!!」」
    と、声をそろえて言った

564/ 第17話 『本気・・・』
・投稿者/ PRINCE
・投稿日/ 2006/11/26(Sun) 22:05:34
・IP/ 203.212.56.55

    「ゲーム帝校!3−5」
    帝校は、鷲塚のサービスゲームをブレイク
    そして、またPFにより3−5とした

    「まずいな・・・流れが帝校に傾いている」
    「・・・・・・・・・」
    鷲塚が一条に話しかけるが、一条はうつむいて黙っている
    「一条・・・?」
    鷲塚が一条の肩に手を置いた。その瞬間・・・
    「”俺”に触るな!!」
    一条が鷲塚の手を振り払った
    「やっぱり、お前と組むなんて間違いだった!お前はコートの隅にいろ!
     俺だけで勝つ!!」
    そういうと一条は、サービスを打つべくポジションへついた
    そして鷲塚は、審判台の横に立っていた

    「な、なんや?自分のペア、ジャマ扱いしよった」
    「・・・とにかくチャンスだ。ヤツが切れてくれたのなら勝率はさらにあがる」
    と言う会話のあと、帝校のペアもポジションへついた

    【ポーン、ポーン・・・・・パァァン】
    一条のサーブ。通常なら、平坦な遅めのサーブ
    だが、このサーブは明らかに一条のものと違った
    そのスピードは鷲塚のものより上だろう
    そしてサーブは虚をつかれた青山の横を抜けていった
    「15−0!!」

    「あーぁ・・・帝校のペア、終わったな。あの一条先輩を切れさせちまった」
    跡部が薄ら笑いをしつつ、言った
    「せやな。本来一条はダブルスプレイヤーとちゃう
     本気ださへん為に、苦手なダブルスやらせとるだけや」
    跡部の後ろから忍足が続く
    「正直言わせてもらえば、一条は氷帝でも1,2を争うほどのプレイヤーや
     しかも、切れた時のあいつの能力は計りしれん・・・」

    次は赤瀬のレシーブ・・・が、一条のサーブは先ほどよりも速いスピードで
    赤瀬の横を抜けていった
    「30−0!!」
    そして、青山の頬に一筋の汗が流れた



559/ 夢の扉
・投稿者/ ユキ
・投稿日/ 2006/11/17(Fri) 23:16:25
・URL/ http:// http://m-pe.tv/u/page.php?uid=ammtseisyun&id=1
・IP/ 211.125.179.85

    目覚めると視界の先には真っ白な病院の天井。
    見飽きた光景にため息が募る。

    どうして俺だけが


    どうして俺が



    何回思ったのだろうか。




    幸村は体を起こすと窓の外を見やった。
    あんなにも元気な子供がうらやましい。


    俺からテニスを取ったら何が残る?
    テニスは俺自身。




    夢にうなされた。




    テニス人生は終わりました・・・。
    医者から告げられる夢。
    心配そうに笑う赤也とか世話をしてくれたりする真田にはそんな弱さ見せなかっ
    た。
    怖い。




    涙は出るよ。




    でも、俺は知ってる。









    泣いても何も残らないこと。









    今できるのは明日のために未来のために精一杯生きること。



    友に恥じない生き方をする。




    それが本当の強さ。









    彷徨う昨日の影を追い越すよ






    皆のために      自分の ために・・・・・・・・・・



550/ ─関東ジュニアオープンテニス─番外編:幸村の任務
・投稿者/ 來一
・投稿日/ 2006/10/21(Sat) 23:22:53
・IP/ 221.78.11.143

    「ふぅ…。それじゃ、皆さようなら。気をつけて帰るんだぞ。」


    『関東ジュニアオープンテニス』についてレギュラー陣を集め説明を終えた幸村
    は、過保護にも部員に帰り道の注意をした。


    「大丈夫っすよ♪俺より道とかした覚えないもーん。」


    「そそ。幸村はいつも心配しすぎだぜぃ。俺らそんなにガキじゃねっての。」


    「…お前等が一番心配なんだよ…。」


    切原と丸井の言葉にあきらかな矛盾を感じたジャッカル。


    「確かに心配ですね…。まぁ、家が彼等とは結構近いので彼等、送って行きます
    よ。」


    さすがは紳士といわんばかりに、柳生は途中まで心配なあの二人組みを送っていく
    らしい。


    「えー…柳生先輩と帰るんすか…。」


    「ちぇー…つまんね…。」





    「…やっぱり、貴方達はほっといては置けませんね…。」


    …そんなこんなで部活が終っても雑談で盛り上がっていた部室だが、幸村は静かに
    ドアノブを回した。


    「…明日から…メンバーを誘うのか?幸村。」


    真田は、幸村が部室の外に一歩。…踏み出そうとしたときに一言幸村に尋ねた。


    今回の『関東ジュニアオープンテニス』のチームリーダーに選ばれている幸村は、
    メンバーを3名誘い、結束力高いチームを作り上げるという…わりと重たい任務が
    待っている。


    …それはこの部室の端っこで座っている、仁王も同じだ。


    「ああ…。明日から…だ。」






    「明日から…とはいわず、俺とか誘ってみたらどうっすか…?」


    切原が言った。



526/ タイム スリップ
・投稿者/ 唯
・投稿日/ 2006/10/09(Mon) 00:48:39
・IP/ 218.223.112.161

    〜プロローグ〜

    俺は水原拓海(みずはらたくみ)

    普通の中学生だった。

    ある日友達と買った「テニスの王子様」を読んでいた。

    すると急にあたりが暗くなった。

    そのあと、意識を失った――――。

    気がつくとそこは…………


































    知らない世界だった。









































    一緒にいたはずの友達と一緒に少し見覚えのある世界にいた。

    友達の名前は河野翼(こうのつばさ)

    これから俺たちは夢にも思わなかった事に遭遇する事になる――――――



527/ vol1  異世界へ
・投稿者/ 唯
・投稿日/ 2006/10/09(Mon) 01:03:15
・IP/ 218.223.112.161

    拓「おい。ここ見覚えねぇか?」

    翼「お前も思ったのか。俺もあるんだよ。」

    拓「ってか俺たち何が起きたんだ??」

    翼「よく覚えてねぇ。ただ、今俺たちは知らない世界に…いる…。」

    拓「知らない…世界…?」

    翼「とりあえず、ここがどこなのか歩いて手がかりを探してみようぜ。」

    2人は歩き出した。

    そして、ここがどこだか知るのに時間はかからなかった。

















































    「青春台―――――。」































    拓「ってことはここ、テニプリの世界なのか!!??」

    翼「あぁ、信じられねぇけど…そうだろ??」

    拓「たしかに…」

    翼「とりあえず戻る方法を探してみようぜ。」

    拓「あぁ。でも、せっかくテニプリの世界に来たんだしちょっと楽しまねぇか?」

    翼「ん〜。それもそうだな!!!とりあえず、青学行くか!!」



    こうして2人は青学へと向かった。

529/ vol2  〜青学へ〜
・投稿者/ 唯
・投稿日/ 2006/10/09(Mon) 15:44:55
・IP/ 218.223.97.19

    拓「ここが青学かぁぁ!!」

    翼「でっけぇなぁぁ!!」

    拓「テニス部行ってみようぜ!!」

    翼「あっちっぽいぞ!!」

    2人ははしってテニスコートへ向かった

    しかし様子がおかしい。

    皆集まってなにやら深刻そうな顔で話している。


    大「困ったなぁ…急だからなぁ…」

    河「ごめん大石。」

    大「いや。タカさんは悪くないんだ。それに親父さんも心配だしな。」

    河「うん。親父急に具合悪くなっちまったからなぁ〜。でも、俺だけならともかく

    乾も試合に出れなくなるとはなぁ〜。」

    乾「あぁ…俺の不注意で怪我をしてしまったからな。悪かった。」

    拓「おい。なんかやばげだぞ。」

    翼「青学レギュラー2人も出れないらしいぞ。」

    拓「え!?じゃあどうすんだよ!!??」

    翼「しっ!!ばか!!声がでかい!!」

    桃「誰だ!?そこにいるのは!!!」

    拓「やべぇ!!見つかった!!??」

    大「キミたち、もしかして入部希望??」

    拓「えっ!?」

    大「助かったよ。ちょうど人数足りなくて困っていたんだ。」

    不「でも大石、この2人レギュラーになれそう??」

    大「やってみなきゃ分かんないさ。ささっ!!はい!!ラケット!!」

    菊「じゃあ俺こっちのとやる〜!!!」

    そういって菊丸は拓海のほうにやってきた。

    菊「よろしくにゃぁ。」

    越「じゃあ俺はこっちのとやるっす。」

    そういってリョーマは翼のほうに歩み寄ってきた。

    越「よろしく。」

    こうして2人は青学レギュラーと試合をする事になってしまった―――――。

541/ vol3 拓海vs菊丸
・投稿者/ 唯
・投稿日/ 2006/10/16(Mon) 19:49:32
・IP/ 218.223.100.176

    なぜか菊丸と試合をすることになった…

    勝てるのか俺!!??

    テニスやった事ねぇぞ!!??

    しかも相手はアクロバティックが得意な菊丸ときた。

    そんなことを考えてるうちに菊丸は容赦なくサービスを放ってきた。

    菊「ほいほ〜い♪」

    拓「うわっ!!??」

    拓海はとっさにラケットを振った。

    パァンッッ!!!

    ボールは菊丸のコートに鋭く刺さった。

    「0−15!!」

    拓「え??」

    菊「すげぇじゃん!!お前!!どこの学校だよ??」

    拓「俺っすか??俺は田中中学校です。」

    菊「え??そんな中学校聞いた事ないにゃあ…」

    拓「はは…(そりゃそうだよ)」

    菊「よ〜し!!気を取り直して…ほいっ♪」

    パァンッッ!!!

    またしても拓海の打ったボールは菊丸のコートに鋭く刺さる。

    菊「お前めっちゃ強いじゃん!!」

    拓「ありがとうございます…」

    しかし拓海は疑問に思った。

    テニス経験のまるでない拓海がどうしてこんなに上手くいくのか…

    その後も拓海のリードでついに菊丸を破ってしまった。

    菊「うわぁ〜負けちゃったよ…君強いね!!」

    拓「ありがとうございます…」

    リ「次、俺の番…」

    拓「翼!!頑張れよ!!」

    こうして今度は翼vsリョーマの試合が始まった…

548/ vol4 翼vsリョーマ
・投稿者/ 唯
・投稿日/ 2006/10/21(Sat) 22:15:57
・IP/ 219.121.194.246

    翼対リョーマ

    しかもサービスはリョーマ…

    ツイストやってくるぞ!!??

    ツイストってどうやって返すんだっけ??

    たしか乾が…

    リ「なに独り言いってんの??行くよ!!」

    パァン!!

    本当に来やがった!!



    ツイストサーブ!!


    翼は思いっきり空振りした。


    翼「あれ??」

    リ「まだまだだね…」

    リョーマは容赦なくツイストを放ってくる。

    審「ゲームカウント1−0!!」

    次は翼のサービスだ。

    とにかく思いっきり打った。

    パァン!!

    するとそのボールはリョーマの股を抜けていった。

    リ「へぇ…やるじゃん」

    お互いサービスゲームを譲らないまま試合はタイブレークへと突入する。

    翼「まさかリョーマといい試合ができるとはなぁ…」

    リ「さっきからぶつぶつ…どっかの中学にもそんな奴いたよね。」

    翼「!!??伊武か!!??」

    リ「なぁんだ。知ってたの。」

    翼「ま、まぁな!!」

    そして試合は続く…

    激しい決戦の末勝利を手にしたのは…











































    翼だった…



    リ「にゃろう…」

    大「二人の実力は分かったよ!!二人とも明日から青学レギュラーになってくれるか
    い??」

    拓&翼「えぇぇぇぇぇ!!!???俺たちが!!??」

    大「無理かい??」

    拓「い、いえッッ!!やらせて頂きます!!」

    翼「!!??おい!!」

    拓「なんだよ。嫌なのかよ。」

    翼「そうじゃなくて俺達なんでここにいるのか考えてみろよ。」

    拓「あ…」

    翼「わかったか??」

    拓「なら、元に戻るまで!!な??」

    翼「しょうがねぇなぁ…」

    大「いいのかい??助かったよ!!はい!!レギュラジャージ!!」

    拓&翼「ありがとうございます!!」


    こうして拓海と翼は青学レギュラーになったのだった……




545/ 1話 テニスのすばらしさを知った少年
・投稿者/ 大将s
・投稿日/ 2006/10/20(Fri) 13:19:42
・IP/ 222.11.245.205

     母「大地!!あんた用意できたので=〜??」
     大地「まってよ。ドウセ5分で着くもん」
     母「もういいから早くいきなさい。野球部の先生遅刻したらうるさいんでしょ」
     大地「行ってきます〜〜」
            〜〜〜学校〜〜〜
     担任「今日から、君たち1年生の初めての部活です。雑用ばっかかもしれません
        が、頑張ってください」
     そして、無事野球部の部活が終わり、下校していると・・・・
     ??1「これでお前の負けが決まる」 
     ??2「それはどうかな??」
     大地「あいつらなんだ??こんな時間まで部活って・・・・」
     友達A「あいつら馬鹿だな。」
     ??1&??2「何だお前ら??」
     大地&友達A「すいません〜〜」
     ??1「人を馬鹿にするのはよくない!お前俺と勝負だ」
     大地(心の声)「いやいやいや〜部活帰りにしたくねえよ〜」
     ??1&大地「お願いします〜!」
     試合時間20分   ゲームカウント6−0
     ??1の勝利
     大地「クソ!!アイツ〜〜」
     ??3「おい山田(??1)何してんだ〜〜」
     山田「すいません部長」
     ??3「君大丈夫か??」
     大地「はい」
     ??3「遅いから早く帰れ!!」
     大地&友達A「はい」   
           〜〜〜自宅〜〜〜
     大地「テニス部に絶対入る。そして山田とか言う奴を倒す!!ラケットはこの 
        金で買う!!」
       大地は10万の入った袋を取り出した。そして退部届に名前を書いた
       そして・・・・入部届も書いた・・・・。
       1話終了
        
      
      



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掲示板管理者:マリル
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