窓の外のざわめきが段々はっきりしてくる。
窓から差し込む太陽は昼間の明るさだった。
「まだ寝ているの?」
返事も待たずにドアが開き、入ってきたのは・・・
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「う・・・うん・・・いたた・・・」
 Skinner  - 10/1/3(日) 12:49 -

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   絵里が意識を取り戻したようだ。
俺は内心びくびくしながら少し間合いを取って声をかける。
「え・・・絵里か?」
もぞもぞと体を動かして半身を起こした絵里。
「・・・・あれ?な・・・・なに?なんで・・・」
状況が把握できないらしい。まあそりゃそうだろう。どうやら本当に元に戻ったようだ。
俺は・・・
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一見いつもと変わらない教室の風景
 Skinner  - 10/1/3(日) 12:46 -

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   違っているのは俺がはるかの席に座り、窓際の俺の席には、俺が座っている。
窓から外をずっと見ている。
俺はあれから高井戸の家に帰り、ごく自然に母親とおしゃべりをしながら夕飯を食べ、洗い物をして風呂に入って、肌の手入れをしてネットゲームをして・・・
明け方近くまで体を弄り回して・・・・眠い。
俺になったあいつは暇さえあれば外の景色を眺めている以外はいつもの俺と変わらない。何で外が見える席に座りたいんだ?俺に自分の体を自由にさせてまでの理由がわからない。
俺は自然に膝をそろえて席に座り、綺麗な高井戸はるかの字でノートを取って、英語の時間指されると綺麗な声と発音ですらすらと英文を読み上げる。まるで本人だ。

昼休みになって・・・
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俺たちは俺の体を遠巻きに囲んで・・・
 Skinner  - 10/1/3(日) 12:33 -

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   しばし無言で立ち尽くしていた。
妹の姿になった俺。
義母の姿の妹。
むちむちでケバい女の姿の継母。
唯一自分のままの絵里。
「えっと・・・」
最初に口を開いたのは・・・
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誰もいなかった・・・
 Skinner  - 10/1/3(日) 12:29 -

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   「はあはあ・・・・あ・・・あれ?」
床の彫刻刀を拾い上げる。
「あの〜、もしもし〜?」
どこにも二人の姿は見えない。
「はあ・・・なんたって俺・・・不幸だな。」

しばらく待っていたが事態が変わる様子も無い。俺は・・・
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変装である
 K27  - 10/1/3(日) 11:31 -

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   変装といっても服装を変えたりする芸能人がする
変装と違って麗菜のそれは、本場の物だ
わざわざハリウッドで3年も修行をしたほどだという

「何のようかかかな!?」
「何?緊張でもしているの?」
「いやそうじゃなくて……誰!!」

俺の目の前に現れたのは短い髪型をした可愛らしい女の子だった
普段の麗菜は髪が長く明らかに美人というほどの顔の整った子だが……

「解っているくせに……もう」

俺は顔を膨らませ可愛らしい声で喋る麗菜に見とれてしまいそうになっていた

「……かわいいじゃなくて!!本人は……」
「大丈夫、薬で眠らせてあなたの家の間にはこであるから」
「なんてことするんだーー!!」
「いけなかった?」

こいつはいつもそうだ気に入ったらすぐ拉致しても連れて来ようとするから
俺の悩みを増やしてくれる。それにだ頼むから連れて来ないでくれ

「大丈夫よ、あなたの家の人には全員眠ってもらったから」
「お前……後のことあまり考えていないだろ?」
「うん!!」
「仕方ない……いつも通り俺が後始末するから……」
「じゃあ、私は準備に取り掛かるから、そこで待ってて」

そう言うと彼女は部屋から出て行った
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お袋と茜ちゃんのお母さんが・・・
 Skinner  - 10/1/2(土) 17:29 -

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   きょとんとした顔で俺を見ている。
「・・・・熱でもあるの?あんた・・・」
「直利君・・・おはよう、元気ね。」
「はっはっはっは!いつでもボクは元気ですよ、ねえ、かあさん!?」
なんだこの宝塚みたいな喋り方は!?
「文子おばさんも、今日は凄く綺麗ですね!肌なんかハタチぐらいにみえますよ!そのヘアカラーも凄く似合ってますよ!?」
「ま・・・まあ、嬉しいわ直利君!」
逃げ出したい。このまま消えてしまいたい・・・
「ナオ、私たち夕方まで出かけるから、茜ちゃんの事たのむわよ?」
「はははっ!全てボクにお任せを!」
何の疑いも無く出かけてしまう二人を見送って、茜ちゃんは俺の部屋に戻って自分の携帯を取り出した。
メモリーから呼び出したのは、友達の携帯番号だ。
「・・・・あ、もしもし?ふふふ、バッチリ成功だよ。今玄関開けるからね。」
玄関を開けると、ちょっと遊んでる感じの女の子が立っている。
「・・・茜?」
「そうだよ、さ、上がって上がって。今はボクの家だからさ!」


「ふうん・・・あのファスナー本物だったのね。まあいいわ、じゃあ約束どおり、たっぷりエッチの仕方を教えてあげる♪」
エッチに興味津々な茜ちゃんは、経験豊富なこの友達に色々と質問をして、男だったら実際に色々教えてあげるって言われたらしい。いや、そんなのって普通なのか?

「ちがう・・・そこはもっとやさしく・・・うぅん・・・」
「そう・・・そこ・・・」
「・・・ああっ・・・そこいい・・・」
実に勉強になる。
なるほど・・・こうすれば・・・こうなのか。
経験豊富なだけあって、彼女とのセックスの気持ちよさ、今までに体験した事の無いレベル。(そうはいっては見たけど、俺自身まだ数回しか経験が・・)
茜ちゃんもそれを味わっているんだ。
男としての快感。
すっかり我を忘れて彼女とのことに没頭している。

「はあ・・・はあ・・・」
彼女の手が背中をまさぐって、ファスナーを探し当てた。
「はあ・・・今度は茜の番だよ?」
な、なにを???
背中から茜ちゃんが滑りでて、代わりに名前も知らない女の子が俺の中に。
「私・・・まだだから。初めては決めてる人が・・・」
「判ってるって。その為の練習じゃない。」
何だよそれ、俺は実験の道具か?
俺となった彼女は・・・
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夢中でアレをしごいた
 Tira WEB  - 10/1/2(土) 13:23 -

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   「はぁ、はぁ、直利兄ちゃん! 直利兄ちゃん!」
 茜ちゃんは必死に俺の名前を叫びながら、勃起したアレをしごいていた。自分で自分の名前を呼ぶなんて気持ち悪い。でも、自分の体なのに他人の手でしごかれているみたいな感じがして妙に気持ちが良かった。
「あっ、すごいっ。こんなにたくましくて……あっ。んん、んっ。はぁ、はぁ。あっ、何か出てそうっ!」
 その感覚は俺にも分かった。いつも俺がオナニーしている時に感じる感覚。茜ちゃんが俺のアレで――。
「あっ、直利兄ちゃんっ! んあああっ!」
 俺は目を閉じる事も出来ずに、自分のアレから噴出した白濁液の軌跡を見せ付けられた。
「あっ、は、はぁ、はぁ、はぁ……」
 何度かしごき、初めて体験した男の絶頂を堪能している。俺は茜ちゃんに最も見られたくないシーンを見られ、情けなくて泣きそうだった。
「はぁ、はぁ〜。これが男の【シャセイ】なんだ。私の体と感覚が違うけど……気持ちよかった〜」
(ちょ、ちょっと! 何するんだよっ)
 茜ちゃんは、手に付いた白濁液をマジマジと見つめ、鼻の下に持ってきて匂いを嗅いでいる。
「変な匂い。味はどうかな?」
(う、うそだろっ! や、やめろっ! わ、わぁ〜っ)
「……ちょっと苦いかな? でも、飲めない味じゃないよね。口内シャセイした事があるって友達の話、分からない事は無いかな」
 まさか自分の白濁液を――。
 俺は気持ち悪くて吐きたい気分だったけど、茜ちゃんに体の主導権を握られているのでどうしようもない。
 茜ちゃんは飛び散った白濁液をティッシュで綺麗に拭き取ると、足元に落ちていた黒いジャージを徐に着こんで、もう一度鏡の前に立つと、ニヤリと笑って口を開いた。
「俺、赤神直利。赤神家の長男なんだ。……プッ! ほんとに直利兄ちゃんみたい。これならお母さんもおばさんも騙せるかな。お母さん、直利兄ちゃんの事がお気に入りだから、この体を使って……うふふ!」
(おいおい、何を考えてるんだよ。その笑い方、かなりヤバイぞ。頼むから俺の体で変なことしないでくれよっ)
 俺の姿を楽しんだ茜ちゃんは、自分が着てきた衣服をベッドの下に隠すと、嬉しそうに部屋を出てしまった。
「おっはよ〜!」
 リビングに着き、普段ではありえないテンションで声を張り上げた俺の目の前には……
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無意識にサキュバスに飛び掛っていた
 初心者練習中  - 10/1/2(土) 11:09 -

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   何でそんなことを?
今考えても判らない。
突き刺すはずのナイフが、彩菜と同化しようとしていたサキュバスの背中に腕ごと沈む。
「ば・・・化け物め!!」
腕を引き抜こうとしてよろめいて、踏み出した足が尻までサキュバスの下半身に?
「グエエエエゥアアアアッ!?」
サキュバスが逃れようと身をよじった。その後頭部に顔がぶつかり、上半身も引きずられるようにサキュバスの背中に潜りこんで行く。
「ぐえええええっ、何なのよこの男!?アタシに・・・・このっ!」
じたばたともがくサキュバス。
目の前で震える彩菜。
俺の口からサキュバスの声。
胸にぶら下がる乳房と背中で動く羽根。
そして手が動く?
「人間めえっ・・・アタシの手を??」
目に映ったのは左腕のCOMP。長い爪の生えたサキュバスの指で、俺は夢中で悪魔召還用プログラムを起動させる。
「何する・・ぐぅうっ。」
サキュバスの反抗で指がめちゃくちゃな動きに。くそっ・・・ヤバイ・・・COMPが・・・
腕のCOMPが握りつぶされ、引きちぎられた。全身に電撃が走る。
「ガッ・・・ハッ・・・はあっはあっはぁっ・・・・」
ゆっくりと体に手を這わせる。
サキュバスの体・・・
「なんなのよ・・・私を・・・・乗っ取ったの?」
彩菜が涙目で銃を俺に向けている。その銃口は震えて定まらない。
「まって、もう危害は加えないわ。アタシ、乗っ取られちゃったのよ。あの男に。」
その手から拳銃をゆっくり取り上げる。
「の・・・の・・・乗っ取られ・・た?」
「そうなのよ。アタシの意識はもう無いみたい。」
彩菜を助け起し、俺は背中の羽を仕舞った。徐々に小さくなり、背中に潜りこんで行く。サキュバスが最初に取り込んだソープ嬢の女の姿になる。
「う・・ふう・・・・」
股間から何か大きなものが滑り出てきて、床に落ちた。
粘液まみれの皮の塊のように見えたそれは、なんと俺の全身の皮だった。

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「誰が男だって〜?」
いつの間にか彩菜が後ろに立っている。そしてあっという間に俺の頭の皮を・・
鏡には驚いた顔のサキュバス。そう、これが今の俺の体なのだ。俺の皮をかぶって俺に化けている淫魔の女王。
「や、やめろ!誰を助けようとしてこんな体になったんだよ!?」
「うん、ゴメン。助けてもらったんだよね。それよりDBネットのメール、早く見て。」
顔を直しながらパソコンの前に行くと、山本長官から直々のメールが入っている。
その内容は、
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茜ちゃんは俺の前で服を脱ぎ始めた。
 Skinner  - 09/12/30(水) 21:12 -

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   「よしっ!」
全裸になった茜ちゃんは俺の体をひっくり返し、ファスナーで開いた背中を広げる。
『よ・・・よせ、やめ・・・・ああああっ?』
体の中に、暖かい、茜ちゃんの肉体が入り込んでくるのがはっきり判る。今までに感じたことの無い快感が、茜ちゃんが触れたところに広がっていく。丸い二つの膨らみはおっぱいだ。その形まで俺は体の中で感じ取っていた。俺の中に・・・茜ちゃんが・・・

ジリジリ、とファスナーが閉じられていく。
体の自由は完全に効かない。茜ちゃんの動くまま、俺の体は鏡の前で色々なポーズを取っている。
「すごい・・・本当に男になったみたい!」
俺の意識が無いと思い込んでいる茜ちゃんは、体を横に向けて股間の物を恐る恐る指でつまんだ。
俺は体の自由こそ利かないものの、触覚・嗅覚・聴覚全ていつもどおりに感じている。そろそろいいだろ?俺を元に戻してくれ・・・
「あっ・・・この感じ・・・」
しごかれた俺のあれは、その手の中でむくむくと膨張を始めている。
『茜ちゃんっ!!やめてくれっ!!』
必死に念じてみるが、その考えは俺の中の茜ちゃんには届かないようだ。
「んんっ・・・くぅっ・・・」
夢中で手を動かしてやがる・・・ヤバイ・・・このままじゃそのうち・・・
茜ちゃんは・・・
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背中が割れた
 null  - 09/12/30(水) 12:08 -

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   「なぁ・・・にぃ・・・・・・を・・・」
背中から、俺の中身が空気中に漏れ出していく。
力が入らない。
横のベッドに倒れこんだ俺の目に映る、俺の腕が空気の抜けた風船のように萎み始めていた。
「本当に・・・・出来たんだ・・・」
俺はベッドから引き起こされた。
「こうなっちゃうと本人は意識が無くなり、元に戻すまでの間はまったく何も覚えてないはずよね。」
何言ってるんだ?
ちゃんと見えてるし、聞こえているし、掴まれた背中の皮の痛みもある。
「じゃあ・・・借りるね?あ、聞こえないか。」
そう呟きながら・・・
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ファスナーが付いていた
 Tira WEB  - 09/12/29(火) 20:36 -

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   「な、何だよこれっ!?」
「あの……ファスナーなんだ」
「ファ、ファスナーって見りゃ分かるけど、どうして俺の背中にこんなもの……」
「実はそのファスナーを開くと、直利兄ちゃんの中に入れたりして。えへっ」
「は、はぁ〜?」
 茜ちゃんが何を言っているのか分からない。ただ、俺の背中には五十センチはあろうかと思うほど長いファスナーが背骨に沿ってくっ付いていた。
「ねえ、直利兄ちゃん」
「な、何?」
「私、一度男性になってみたいと思ってたの。だから、直利兄ちゃんの中にはいらせてくれない?」
「は、入らせてって……どういうことだよ」
「私が直利兄ちゃんのを着ぐるみみたいに着るって事。後で代わりに私を着てもいいから」
「そんな無茶苦茶な。冗談だろ?」
「冗談かどうか、試してみていい?」
 茜ちゃんは、俺が返事をする前に背中に付いたファスナーを勢いよく開いた。
 そして……
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「ごめんねッ!」
 null  - 09/12/25(金) 12:59 -

引用なし
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   背中に衝撃が走る。
「ぐっ・・・はああっ・・・な、何を・・・・・」
全身の力が抜けて俺は膝をついた。
「だ、大丈夫?痛かった?ご・・・ごめんなさいっ!」
背中の衝撃を感じた部分が、何かおかしい。
俺はよろめきながらタンスの扉を引き、中の鏡に背中を映して見た。
「なっ・・・・」
俺の背中には・・・・
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部屋の鍵をかけた。
 null  - 09/12/25(金) 12:49 -

引用なし
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   「な・・・なんだよ。俺に頼みって。」
カーテンも閉めて飯田が振り返った。
そしてニヤニヤしながら服を脱ぎ始める。
どぎついピンク色のブラとショーツもあっという間に脱いで飯田は全裸になった。
「そっちも脱いで。脱がなきゃ出来ねーだろ?」
「えっ・・・」
「いいから早くしろって!」
頼みって、俺とSEX?
わざわざ俺なんかに頼まなくたって飯田はヤリマンで有名だ。相手はいくらでもいるはず。
高校生とは思えない、脂の乗った女の体。でかい胸をゆさゆさと揺らしながら、飯田はベッドの下から何かを取り出した。
それは・・・
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うだつのあがらないサラリーマン。
 ハムスター再び  - 09/12/24(木) 13:18 -

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   今年で38歳。
彼女いない歴9年。
大学時代はそこそこ話もあったが、ここんとこ色っぽい話は皆無。
説明はまあいいとして、問題は今の状況。
俺そっくりの男と同じ部屋にいるという非日常な場面。
「38歳で彼女いない歴9年か。」
そいつが俺の声で言う。何で・・・俺の考えを読んだのか?
ちょっとまて、その前にここはどこなんだ?俺の部屋じゃない。
白とオレンジを基調にした内装やインテリア。
女の部屋みたいだ。
俺は・・・
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不思議ちゃんだった。
 ハムスター再び  - 09/12/24(木) 13:10 -

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   ほっそりとした体つきで顔もまあまあ美人の部類。
ほとんど誰とも話さず、休み時間はいつも一人でぼーっと外を見ている。
最初はクラスメイトの何人かが話しかけたりしていたが、意味不明の返答で会話が続かず、いつしか誰も話しかけることが無くなっていた。
俺にいったい何の用なんだろう?

待ち合わせの場所。
「あ、わりい。遅れちゃったな。」
飯田は分厚い本を抱えてベンチから立ち上がる。
「いきましょう。」
「えっ?どこへ?」
「私の部屋・・・・」
「えっ?」

そうだった。公園から駅に行って、3駅はなれた飯田の家に連れてこられたんだった。
しかし・・・なんで俺、裸なんだ?
「あ・・・あの、飯田・・・俺の服は?」
黙って指差す先に、たたまれた俺の服が。一番上はトランクス・・・
「なあ・・・飯田、俺・・・なんで・・・」
無表情なまま飯田は・・・
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登録済みのデビルバスターだということ。
 CorL  - 09/12/23(水) 17:44 -

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   とはいっても、彩菜はハイエンドクラスの能力を持ち、神級の仲魔を自在に操ることが出来るが、俺は登録自体は最下位のクラス。俺の実戦研修の指導担当が彩菜だったのだ。
大して危険の無いはずの魔物に乗っ取られたソープに乗り込み、低級の淫魔ぐらいだろうとたかをくくって他の研修生たち4人と踏み込んだ。
「まさか・・・うそでしょ?」
彩菜の使役する大天使級の仲魔が次々と沈黙し、俺の前にいた他の男の研修生3人があっという間に魅了され、精気を吸い尽くされていく。
淫靡な微笑を浮かべる魔物は豊満な女の肉体を持ち、背中には魔族の証である蝙蝠のような羽が蠢いていた。
「い・・や・・・」
逃げようとしたもう一人の研修生の女は、出口の寸前で動けなくなった。
その服を突き破って羽が生えてくる。ゆっくりと振り向く女の人間の顔がずるり、と床に落ち、その下から真っ赤な目と牙の生えた淫魔の顔が現れる。
その小さなソープランド。そこで遭遇したのは全ての淫魔達の女王として君臨するサキュバスだったのだ。
「そっちの娘、面白いね。力を持っている。ちょうどいいわ、こんなところに隠れてるのにはウンザリしてたのよね。」
ばさっ、と空気が鳴ってサキュバスは彩菜の目前に舞い降りていた。
「顔も可愛いじゃない。気に入ったわ。私、アナタになってあげる。」
「こ・・・・こないでっ!」
「声も可愛いわね。その顔も声も体も、天使どもを操る力も全部いただくわ。」
腰が抜けて立てない彩菜の前のサキュバスの肉体が紫色の気をまとわり付かせながら徐々に透明になっていく。
その隙に逃げればよかったのだ。彩菜にサキュバスが気に取られてるうちなら逃げられたかも知れない。
その時俺は・・・
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生徒会長に従った。
 ゼルダ  - 09/12/20(日) 22:47 -

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   俺は生徒会長に従い、耳をふさいで目を瞑った。

「いや、そういう物理的な意味じゃないんだが・・・まあいい。これでアンタの猿芝居も無駄に終わったってワケだ。観念しな!!」
「ちっくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ――――」

先程の力のない声とはうってかわり怒り狂った叫び声を上げる絵里だったが、その声は途中でプツリと聞こえなくなった。

「終わったのか・・・?」

そう呟いた俺は、目を開いた。
すると、絵里が力なく倒れていることに気付いた。

「絵里!!」
「待て!!」

絵里に駆け寄ろうとする俺を、手で制止する生徒会長。
・・・なんだ?まだ終わってないのか?

「・・・健全な男子が、全裸の、しかも気絶して無防備な女子を見て興奮するのは分かるが・・・・・・少しは状況を考えたまえ。」

・・・あんたの目には一体俺はどう映ってるんだよ。

「というのは冗談だが、キミは早く服を着たほうがいい。もしも彼女が今目が覚めて、さっきまでのことを微塵も覚えていなかったら、キミは色々とマズイんじゃないのか?」
「ゲッ!!」

確かにそれはマズイ、いや、ヤバイ。
そう思った俺は、ダッシュで絵里の部屋に行って服を着て、またダッシュで戻ってきた。

すると・・・
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生徒会長だった。
 ゼルダ  - 09/12/20(日) 21:31 -

引用なし
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   「キミ、下がっていろ!!」

素早く俺と絵里の間に入ってそう叫んだのは、俺が通っている高校の生徒会長だった。

一瞬、助かったと思った俺だったが、よく考えてみると生徒会長は警察官でも何でもない、ただの一女子高生なのだ。これではたいして状況は変わっていないのでは・・・


そう考えていた時期が俺にもありました。


次の瞬間、生徒会長はポケットからお札を取り出し、それを絵里の前に突き出した。

「忠告する。コイツはなかなか強力な札でね、アンタぐらいのレベルだったら簡単に消滅させられる力を持ってる。・・・悪いことは言わないから、早くその子の身体から出ておとなしく封印されなさい。」

絵里に向かって脅すようにそう話す生徒会長。
それに対し絵里は、相変わらず正気とは思えない表情をしていた。

「ふひひ、なぁ〜にを言ってるのぉ〜?身体から出るも何もぉ、あたしはぁ、フツーの女子高生のぉ、大河絵里だよぉ〜。ただぁ・・・ちょっと人をコロシテみたくなっただけっ!きひひひひひひぃぃぃ!!」
「そう・・・だったら、仕方ないわね!」

生徒会長の声とともに、お札が光り出した。

すると、絵里はガクガク震えだして、持っていた彫刻刀を床に落とし、さらに先ほど血の出ていた傷口を押さえ出したのだった。

「ぐ・・・ぐぎぎぎぎぎぎぎ・・・!!」

歯を食いしばって、何かの激痛に苦しんでいるような表情をみせる絵里。
その様子を見ているとふと、絵里と目が合ってしまった。

「い、痛いよぉ・・たすけて・・たすけてよぉ・・・」

涙目になっている絵里から、力のない助けを求める声が聞こえてきた。

「キミ!コイツの言う事に耳を貸すな!その子のことを本当に助けたいのなら!」

俺は・・・
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義理の姉の麗華さんだった
 K27  - 09/12/20(日) 11:06 -

引用なし
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   麗華さんは研究員で俺を実験台としていつも使い
そして、8時丁度に俺の様子を見に来るのが彼女の日課だ
俺の日課も彼女とこうして会話することだった

「いい加減、ここから出してくださいよ……」
「だめよん、あなたは危険な存在だ・か・ら」

今、俺は牢屋の中にいる。麗華さんの実験のおかげで
様々な能力に目覚めたが彼女は俺を制御しようとしたが
どうやら制御できず俺をこの檻に閉じ込めて、かれこれ8年になる

「そういえば、18歳になったのよね〜」
「はい、おかげさまで」
「今日、ケーキ買ってくるから、おとなしくしているのよ〜」

彼女は、そう言うと部屋を後にした。

「そろそろ、計画を実行に移すか……」

そう言うと俺は精神を集中させた。
すると……
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制服の女子高生だった。
 CorL  - 09/12/18(金) 16:46 -

引用なし
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   「あぁ〜?ああ、起きてる。」
少女は学校指定のバッグをフローリングに置く。
「起きてる、じゃなくて、起きた、でしょ?ちょっとパソコン借りるね。」
少女は俺のパソコンから生体認証パッドを取って俺のほうに突き出した。親指を載せると起動音が鳴ってパソコンがブートした。

俺は頭をぼりぼりかきながら洗面所に向かう。
「あのさ、俺だってふつ〜に男だぜ?よく平気で入ってくるよな。男の部屋。」
「え〜?な〜に〜?」
「なんでもない、なんでもありません、と。」

名門女子高に通うこの17歳の武藤彩菜(あやな)と、早稲田の解体寸前のボロアパートに住む俺とを結ぶ共通点、それは・・・
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このリレー小説はTiraさんのブログでのちょっとした話題で設置したお試し的なものです。 運営管理等は手が回らないと思いますのでお遊び程度に。SPAMとかで荒れ始めたら消すかもしれませんがあしからず・・・ ※また海外のBBSスパマーにリスティングされたようですので、2/22より一時書込み禁止中。2/25再開 3/6スパム投稿から禁止語句を登録しまくっているので投稿蹴られる事も在るかも知れませんがご了承ください。