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軽くつぶやいておきます。
結論からいえば、ユーロ圏という構想に無理があったのかもしれないと思います。もともとヨーロッパにはグローバリズムに対する懐疑や批判が少なくなく、ユーロ圏構想はアメリカ中心のグローバリズムに対抗するという面があったと理解していますが、ユーロ圏自体が小さなクローバリズムとなって各国の民意・民主制と対立するという芽が出てしまった。
目を日本に向けると、グローバリズムに対して右からも左からも批判の声が弱いなという印象です。思うに、左派は「国家」というものが嫌いだから「国家」を超えるグローバリズム・イデオロギーとは相性が合うところがあって、批判しにくいのでしょうか。右派は右派で、いわゆる親米右翼みたいな人が多くて、アメリカが主導するグローバリズム・イデオロギーにくっついていこうとするのでしょうか。
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