突発性企画感想用掲示板
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79/ 〔vsGlim〕水晶のピアス
・投稿者/ 麻生新奈
・投稿日/ 2007/03/12(Mon) 01:21:30
・URL/ http://homepage2.nifty.com/as-o2/nc-vsglim/index.htm



95/ 感想です
・投稿者/ 旋律
・投稿日/ 2007/03/12(Mon) 12:55:41

    こんにちは。旋律です

    ラストのオチは、このパターンではよくあるタイプだと思います。けど、自分は、
    このオチがすごく好きです。文章がたくみで、ラストまでオチがわからないように
    しているなっと思いました。

    ええ、賭けの対象。おい、こら、まて。天使と悪魔どもっ!
    まぁ、そこにつっこみつつ。
    ・・・セイ、自分に正直におなり。と純粋なお節介人間の眼差しを向けてしまいそ
    うになります。
    そんなこといったら、たぶん、おもいっきり、がぶっとされそうですが。

    語り口調で、最後にくすくすと笑わせていただきました


96/ Re[2]: 感想です
・投稿者/ 出人
・投稿日/ 2007/03/12(Mon) 16:30:09

    同感です。うまく書き進めてますよね。

    よくあるといえばよくあるわけですが、正体に関する落ちよりも、「賭け」の対象
    であったという着想がおもしろいんだと思います。


97/ Re[1]: 〔vsGlim〕水晶のピアス
・投稿者/ 森崎
・投稿日/ 2007/03/12(Mon) 20:11:33

    この度は運営、お疲れ様です。お世話になります。
    早速作品、拝読させていただきました。

    原稿用紙七枚とは思えないくらい、みっちりと中身の詰まった作品ですね。
    すごく読み応えがあって、面白かったです。
    セイが彼女を守る様子がさりげなく書き表されていて、それを見つける楽しみも
    あったりと、
    内容の濃いお話だったなーと思います。

    セイの、素直じゃない、それでいて俗っぽいキャラクターもいいですね!
    実は相当入れ込んでる(賭けに、じゃなく彼女に!)でしょー、と突っ込みたくな
    ります。

    素敵なお話をありがとうございました。

154/ Re[1]: 〔vsGlim〕水晶のピアス
・投稿者/ 織人文
・投稿日/ 2007/03/20(Tue) 15:25:06

    こんにちわ、織人です。
    このお話は、すごく好きな種類のもので、とても楽しく読ませていただきました。
    最初は、セイが水晶の精か何かなのかな〜と思いつつ読んでいたのですが、最後まで読ん
    でなるほどと感心しました。人間全般の目に見える存在の方が、何かと便利ですよね。

    「それ以外の感情はない」と言いつつも、実はセイって彼女を好きなんだろうな〜と思え
    るあたりが、私的にはツボでした。
    彼女とセイの日常のお話を他にも読んでみたいなという気もします。

    それでは、素敵なお話を読ませていただき、ありがとうございました。

158/ Re[1]: 〔vsGlim〕水晶のピアス
・投稿者/ 林
・投稿日/ 2007/03/21(Wed) 22:46:56

    ども林です。
    視覚情報はばっと見た感じに飛び込んでくる印象がものすごく強くて、一番先に飛
    び込んでくるのがまず美しい女性の顔です。そして黒い背景の世界。文字情報の世
    界はもうちょっと遅いですね、どうしてもそうなってしまいます。そして、レイア
    ウトや色彩配置などが一番マッチしているなーと思いました。
    読み進んでいくとイラストだけで見るのと印象が異なっていき、文章世界によって
    存在感が増していくのを感じました。
    イラストの背景を見ると、どうも地底世界という感じがありますが、そうした印象
    は小説世界にはありません。設定として「大地の霊の聖域」に使われていると思い
    ました。それと同時に、そうした設定を背負っている人間であるというふうにもイ
    ラストの雰囲気が変わってくるのです。
    麻生さんはブログのスキンやレイアウトの研究をされているので、そうした使い方
    や見せ方が一番うまく使われているのだなと思いました。

163/ Re[1]: 〔vsGlim〕水晶のピアス
・投稿者/ 千草ゆぅ来
・投稿日/ 2007/03/22(Thu) 00:28:37
・URL/ http://bitterglace.moonstone.rm.st/

    きゃーっ!!
    そうきたかっ!

    …こ、こんばんは。取り乱しました。
    美麗なイラストに、バラックというかテントというか、
    そんなファンタジーにある町の行商をまざまざと想像できる文章。
    いつもの麻生さんだ。でもいつもの麻生さんが、
    こんな(言い方は悪いですが)ありがちな、
    ファンタジー設定を安易に使うはずがない…!と思って読み進めていたのですが。

    やられました。やっぱり麻生さんは麻生さんでした。
    すっかりハメられてました。そういえばセイの科白はなかった…。
    (そして、唐突にいつだったかのトラボケを思い出しましたw
     あれを思い出せば麻生さんのトリックが判…らなかったかなやっぱり;;)

    とても素敵なお話を読ませていただきました。
    セイがいつまでも幸せでありますように…v

179/ Re[1]: 〔vsGlim〕水晶のピアス
・投稿者/ ネジ子
・投稿日/ 2007/03/30(Fri) 22:03:20

    こんにちは、ネジ子です。



    すっっっかり騙されました!
    そうか、セイ……あんた……。
    でも実際は2種族のどっちか何ですよね。そっちも気になる!

    麻生さんのことだからSFで来るだろうと思っていましたが、見事に裏切られまし
    た。短い中にたくさんの内容が詰まっていて、読んでいて飽きなかったです。
    皆さんも仰ってますが、セイ、素直になろうね……(笑)

189/ ご感想、感謝です。>all
・投稿者/ 麻生新奈
・投稿日/ 2007/04/09(Mon) 21:57:01

    自スレ上げるのをためらっているうちに、今日はもう次の企画ですね。
    あわてて^^

    旋律さん
    >ラストのオチは、このパターンではよくあるタイプだと思います。
    よくあるパターンは承知の上で、「この絵にあのパターンか」というラインを狙っ
    てみました。
    >・・・セイ、自分に正直におなり。
    セイは正直ではないですなw

    出人さん
    >「賭け」の対象であったという着想
    善悪のシリアスな対決というより、バカな感じ>賭けw
    作者の反映かもです。

    森崎さん
    >セイの、素直じゃない、それでいて俗っぽいキャラクター
    いちおう主人公の味方なんだけど、聖なる天使でも、忠実一筋の忠犬でもない雰囲
    気がでていれば幸です。

    織人文さん
    >セイが水晶の精か何か
    おお。その発想はありませんでした^^  耳元で囁くピアス。それも面白かったか
    もしれない。

    林さん
    >視覚情報はばっと見た感じに飛び込んでくる
    絵を生かすことは、考えました。実は、狙っていたレイアウトになるまで、恐ろし
    いほど時間がかかりました^^;

    千草ゆぅ来さん
    >いつだったかのトラボケを思い出しました
    鋭い! 動物ネタ、ありましたよね。
    ちょっと迷ったんですが、動物オチというのは決して珍しいパターンではないの
    で、行かせてもらいました。

    ネジ子さん
    >麻生さんのことだからSFで来るだろうと思っていましたが
    すみません^^実はSFはこれ以外で1本書いちゃってまして^^>Glimさんの絵で
    そのうちサイトに載る予定です。

    みなさま、ほんとにありがとうございました。

219/ 拝読しました♪
・投稿者/ RED
・投稿日/ 2007/04/13(Fri) 20:40:44
・URL/ http://www.geocities.jp/red_bunko/top.html

    こんばんは。
    「水晶のピアス」を読ませていただきました。
    実は、読んだのはかなり前なのですが、
    感想を書くのが遅くなってしまい、申し訳ありません。

    天使や悪魔たちの賭けとは、とても意表を衝かれました。
    しかも彼らは、派閥に関係なく、各々が賭けているようで。
    一体、何を賭けているのか、興味津々です(笑)。

    生まれながらにして持っていた片方だけの水晶のピアスということで、
    てっきり私は、もう片方が重要になってくるのだろうと思っていました。
    ところが、それを見事なうっちゃりと申しましょうか、
    すっかり予想を裏切られ、まるでキツネのつままれたような感じです。
    このひねり方に勝負アリですね。

    それにしても、他のセイ側たちは何をやっているのでしょうか?(笑)

    乱筆乱文、失礼しました。
    これからも創作活動に励んでくださいませ。

    P.S.
    自分のスレを上げたくなかったので(笑)、
    この場を借りまして、Blog転載の件、OKでございます。
    ご随意になさってくださいませ。



84/ 〔vsGlim〕サンタ>ピエロ
・投稿者/ ネジ子
・投稿日/ 2007/03/12(Mon) 01:27:13
・URL/ http://www5f.biglobe.ne.jp/~sharan/novel/glim.htm

    ネジ子さん『サンタ>ピエロ』感想スレッドです。

    ※ 宜しくお願いします〜(。。*)



90/ 感想です
・投稿者/ 旋律
・投稿日/ 2007/03/12(Mon) 12:29:26

    こんにちは。旋律です

    実は、イラストを拝見する前に本編のほうを拝見しちゃいました。えへへ。
    だから、イラストをあとでみて、妙に、ああ、こいつがーとか、思ったり。何でし
    ょうか。この書き出しは。

    サンタ>ピエロ というタイトル、作品を読んで、ああ、とっても内容とマッチし
    ているなっと思いました。
    クリスマスって、いくつまで信じてたとか、すごく自分としては親近感。そんな日
    にサンタさん呼ばれ、子供に懐かれ。かえったら・・・・・・オヤジ、自分にプレ
    ゼントかい!

    思わず、あとがきの「サンタ苦労す」・・・この文字、ぴったり!と思ってしまい
    ました。
    後味爽やかで、とっても素敵でした

118/ Re[2]: 感想です
・投稿者/ ネジ子
・投稿日/ 2007/03/15(Thu) 10:11:16

    こんにちは〜(^^)
    あのイラストを見て真っ先に「ひねくれてるわ!」と思いましたので、ああいった
    話になりました(笑)

    おお、タイトルと話、マッチしてますか? 自分では未だにしっくりきてなかった
    りするので、安心しました。
    後書きのやつも本当にかなり迷ったんです……PCもたまには良い変換してくれます
    ね(笑)

    私は小学生にあがるくらいまで信じてたような記憶があります。季節外れな話題で
    すが親近感を持って頂けて嬉しいです!
    親父がプレゼントフォーミーする部分が書きたかったので、そこに反応して頂けて
    作者としてはニヤリとしてしまいます。
    なんだかんだで賑やかな仲良し家族になれそうです。



    ご感想有難う御座いましたm(。。*m

103/ Re[1]: 〔vsGlim〕サンタ>ピエロ
・投稿者/ 森崎
・投稿日/ 2007/03/13(Tue) 14:55:53

    ネジ子さん、こんにちは。
    以前サイトにお邪魔した際には、温かいレスをくださってありがとうございました!

    作品、拝読させていただきました。
    こう言う、ツッコミの激しい一人称が好きです。
    お父さんがボケ要員だから息子にはツッコミ属性がついちゃったんですね。

    お話は素直に、良いお話だなーと思える流れでした。
    家族がプレゼントって、あったかくて素敵です。
    確かに主人公にとっては、きれいなお母さんは出来るわ、
    年の離れた妹は出来るわで「サンタ苦労す」なのかもしれないけど、
    これから賑やかなクリスマスを過ごすんだろうな、なんて想像も出来て、
    やっぱり何だかんだで幸せそうですよね。
    あと、今後はより美味しいご飯も食べられそうだし(笑)
    メリークリスマス! と声を掛けてあげたくなるようなラストが好きです。

    素敵なお話をありがとうございました。

119/ Re[2]: 〔vsGlim〕サンタ>ピエロ
・投稿者/ ネジ子
・投稿日/ 2007/03/15(Thu) 10:25:00

    こんにちは〜(^^)
    こちらこそ優しいお言葉の数々、有難う御座いましたっ。


    そうですね、ボケとツッコミでコミュニケーションを取りながら、この親子は今ま
    で上手くやってきたのだと思います(笑)

    「家族をプレゼントする」という考えは構想初期段階からずっとありまして、最初
    は主人公が本物のサンタで「人間なんかプレゼントできるか!」とか悩んでる話だ
    ったんですが、テンポが悪いのでやめました。
    この家族、主人公だけがツッコミ属性なので相当苦労しそうです。でもやっぱり、
    森崎さんの仰るように幸せで賑やかなクリスマスを毎年迎えられるでしょうね〜。
    ご飯、主人公は真っ先に「味噌汁」を要求したと思います(笑)


    それでは、ご感想有難う御座いました〜m(。。*m

120/ (作品未読の人は読まないで)
・投稿者/ 出人
・投稿日/ 2007/03/15(Thu) 10:35:11

    イラスト→小説 って感じがよくわかりました。

    文章読んでいて、なんというか、そんなにすんなり新家族受け入れられるものなの
    かって思ったりしたのですけど、この兄ちゃんならそんな感じかもって気がしてく
    るから不思議です。このイラストがあってこの作品って感じがしました。イラスト
    って偉大だな。

180/ Re[2]: (作品未読の人は読まないで)
・投稿者/ ネジ子
・投稿日/ 2007/03/30(Fri) 22:15:23

    こんにちは、レス有難う御座います。


    そうですね〜。このイラストがなければ思いつかなかったお話ですから、イラスト
    ありきって言うんでしょうか。イラストって偉大。同感です。
    あとかなり前になりますが、一言フォーム送って下さったのは出人さんですよ
    ね??違ってたらかなり恥ずかしいのですが、えと、その辺りは個人的なイメージ
    で私自身もあまり考えてませんのであまりお気になさらずに……!(汗)

143/ Re[1]: 〔vsGlim〕サンタ>ピエロ
・投稿者/ 織人文
・投稿日/ 2007/03/18(Sun) 16:29:19

    こんにちわ。織人文です。
    すごく面白かったです。
    なんだかあれよあれよという間に先へと読み進み、最後にイラストを見て笑ってしまいま
    した。なるほど。

    沙織ちゃんがなんだかすごく可愛かったです。そのお母さんの良子さんも素敵な人な感じ
    がしました。
    この一家がこの後も幸せでありますようにと、ついつい祈りたくなるラストでした。

    素敵なお話を読ませていただき、ありがとうございました。

210/ Re[2]: 〔vsGlim〕サンタ>ピエロ
・投稿者/ ネジ子
・投稿日/ 2007/04/11(Wed) 18:30:36

    返信が遅くなってすいません;

    散々目移りした結果決めたイラストですが、イメージが合うようで、ほっとしてま
    す!
    (最初、織人文さんと同じ絵を使おうとしてました……!)

    可愛いですか!有難う御座いますv
    沙織のキャラはステレオタイプにもなりきれてない気がしてたので、凄く嬉しいで
    す。
    文さんの祈りがあればこの一家はこれから仲良くやっていけると思います!

    ご感想有難う御座いました。

147/ 〔vsGlim〕サンタ>ピエロ 感想
・投稿者/ 林
・投稿日/ 2007/03/18(Sun) 23:34:46

    ども林です。
    どうもわたくし覚えありますサンタ衣装。コンビニのバイトでしたが。あの赤い衣
    装をまとうといつもよりも気分が激しくイラついて米軍がサンタ撃墜しねぇかなー
    とか思ってましたね。んなことはどうでもいい話ですが三白眼の無精ヒゲ生やかし
    た兄ちゃんが着るものでもない気がします。
    そんな読者を読むという行為からさっぴけば作品はとてもほのぼのしております。
    家庭に帰るという安心感がラストに出ていると思いました。個人的体験のせいか妙
    な移入の仕方をしており親近感がありますが、モデル読者としては対象にはなりま
    せん。

211/ Re[2]: 〔vsGlim〕サンタ>ピエロ 感想
・投稿者/ ネジ子
・投稿日/ 2007/04/11(Wed) 18:34:11

    返信が遅れてすいません;

    おお、林さんもサンタ服を着た事が!?
    私は憧れてるんですが、なかなかチャンスに恵まれません;
    ……って、米軍がサンタ撃墜したら世界中の子供達が泣きますよ!(笑)
    思わず吹き出してしまいました。

    ほのぼの〜は個人的に苦手意識が強いんですが、そう言って頂けるとありがたいで
    すっ。

    ご感想有難う御座いました。

176/ Re[1]: 〔vsGlim〕サンタ>ピエロ
・投稿者/ 麻生新奈
・投稿日/ 2007/03/29(Thu) 02:18:40
・URL/ http://www5f.biglobe.ne.jp/~sharan/novel/glim.htm

    この方の作品はけっこう拝読しているのですが、比較的「昏い」雰囲気のものが多
    かったと記憶しています。
    暗い、より、昏い。ファンタジー系の傾向も強し。

    が。今回は。

    クリスマスに学生バイトのサンタクロース。歳末のデパート。
    ほんのちょっとだけ世の中をナナメにみている感じはあるものの、普通の(笑)青
    年を主人公にした現代物。

    ほう、と、思いながら読み進んで、「明るくほのぼのとした雰囲気」は苦手、とい
    う後書きに、ああ、ご本人としても異色作なのだな、と思ったものの。苦手という
    ことはないのでないですか? 楽しく拝読させていただきました。

193/ Re[2]: 〔vsGlim〕サンタ>ピエロ
・投稿者/ 麻生新奈
・投稿日/ 2007/04/09(Mon) 22:06:34
・URL/ http://arachne.blog61.fc2.com/blog-entry-60.html

    ブログにも転記させていただきます。
    ネジ子さんはご自分もブログもちだから、いいっすよね<きめつけ

212/ Re[3]: 〔vsGlim〕サンタ>ピエロ
・投稿者/ ネジ子
・投稿日/ 2007/04/11(Wed) 18:40:41

    返信が遅くなってすいません;

    「昏い」というお言葉が妙にくすぐったいです(笑)初めてのご意見ですが、麻生
    さんにそう言われると「そうかも!」と思えるから不思議です。
    最初は別のイラストを使ったダークFTだったのですが、某覆面の提出作品のことを
    思い出してやめました(^^;

    わわ、苦手には見えませんか? きっとそれは孔明のわn……いえ、有難う御座い
    ます!
    あとブログへはご自由にどうぞ〜〜。
    私も普段、結構勝手にやっちゃってるので(苦笑)



87/ 〔vsGlim〕あやかし
・投稿者/ 織人文
・投稿日/ 2007/03/12(Mon) 01:29:07
・URL/ http://homepage3.nifty.com/orijinn/poto/ayakasi.html



88/ 感想です
・投稿者/ 旋律
・投稿日/ 2007/03/12(Mon) 12:17:06

    こんにちは。旋律です。

    それは、本当に愚かなことなのか。
    読んでいてイラストをはじめに目を向け、そのあとに小説を読んでいくと、イラス
    トの面妖な雰囲気から、少しばかりSFチックなホラーで、びっくりしました。そ
    のあと、読み返して、なんとも悲しい気持ちになりました。このヒロインは、いつ
    まで役目を果たすために努力――いや、役目のために働き続けるのか。神様が見捨
    ててしまった世界とは、まさに、いまいる自分たちの世界に近いとも思えてならな
    い。
    美しいまでにはかなく、それでいて、どこか己のことを吐き捨てるさまは、なんと
    も切ない。
    神のエゴ、見捨てられた大地、戦い続ける己。
    いつ終わるかもわからない世界を短編で書き上げて、雰囲気をぐっと作り出すのこ
    とお見事です。



135/ ありがとうございます。
・投稿者/ 織人文
・投稿日/ 2007/03/18(Sun) 15:01:34

    はじめまして。織人文です。
    感想を、ありがとうございました。楽しんでいただけたようで、幸いです。

108/ Re[1]: 〔vsGlim〕あやかし
・投稿者/ 森崎
・投稿日/ 2007/03/14(Wed) 10:06:03

    織人文さん、はじめまして。
    森崎と申します。これからよろしくお願いいたします。

    作品拝読させていただきました。
    冒頭、「私」が着ているのは白い着物とあるのに、
    イラストはどうして赤い着物なんだろうと思ったら……なるほど!
    すごくイラストを効果的に使われているなあと感嘆しました。

    描かれているのは皆、どうにもならないような閉塞的な状況ばかりで、
    さだめに従って戦う「私」の息苦しさが、文章の端々から伝わってきました。
    終末に向かう世界は、だけど終わりきることも出来ない。
    神は世界を見捨てたのに、その世界に怯え、恐怖からは逃れられない、
    と言う点が皮肉のようでぐっと来ました。
    独特の世界観が良く表れていたお話だったと思います。

    素敵なお話をありがとうございました。

136/ ありがとうございます。
・投稿者/ 織人文
・投稿日/ 2007/03/18(Sun) 15:03:40

    こちらこそはじめまして。織人文です。
    読んでいただき、感想までいただけてうれしいです。
    それに、お話の方も楽しんでいただけたようで、こちらこそありがとうございました。

111/ Re[1]: 〔vsGlim〕あやかし
・投稿者/ ネジ子
・投稿日/ 2007/03/14(Wed) 19:25:18

    こんにちは〜。

    物語は淡々と進むのに、なんだか全体を激しい感情が渦巻いているようでした。
    「朱に染まった世界」というのが凄く印象的です。

    切ないというか、やりきれないというか……凄く好きな雰囲気。
    自分の力ではどうすることもできない現状を嘆くでもなく、恨むでもなく、ただ
    淡々と役目をこなす私の姿は、非常に儚いです。
    この世界でもっとも愚かなのは、自らが見捨てた世界におびえ続ける神々ではない
    でしょうか。少なくとも「私」は、身勝手な神々の犠牲者のように思えます。
    彼女の役目が終わるとき、それは彼女が役目を放棄したときに他ならないのでしょ
    うか。
    このどうしようもなさが、物語に深みを与えてると思います。


    素敵な物語を有り難うございました〜。

137/ 感想、ありがとうございました。
・投稿者/ 織人文
・投稿日/ 2007/03/18(Sun) 15:07:17

    こんにちわ。はじめまして。織人文です。

    >この世界でもっとも愚かなのは、自らが見捨てた世界におびえ続ける神々ではない
    でしょうか。

    そうですね。何も知らない人間よりも、「神」の方が実は愚かなのかもしれません。
    ともあれ、感想をありがとうございました。
    楽しんでいただけたようで、幸いです。

115/ Re[1]: 〔vsGlim〕あやかし
・投稿者/ 麻生新奈
・投稿日/ 2007/03/15(Thu) 02:52:31
・URL/ http://homepage3.nifty.com/orijinn/poto/ayakasi.html

    今回の企画で最初にいただいたものです。
    長らくお待たせしました>織人文さん

    絵と小説がイメージを強めあった作品で、最初に読んだとき、この企画やってよか
    った、と思ったのを憶えています。

    面白いのは、イラストを天上ととらえ、糸の先が地上に届く、という設定。
    その先に、絵のフレームに入らない視界があり、物語はそこで起こっている。
    美女(美少女?)の機械の腕から刃が出現する、というイメージも、鮮やかですて
    きでした。

128/ (削除)
・投稿者/
・投稿日/ 2007/03/17(Sat) 07:51:35

138/ 感想、ありがとうございました。
・投稿者/ 織人文
・投稿日/ 2007/03/18(Sun) 15:11:44

    こんにちわ、織人文です。
    まずは、このような企画を発案して下さったこと、そして感想をありがとうございます。

    >絵と小説がイメージを強めあった作品で、最初に読んだとき、この企画やってよか
    った、と思ったのを憶えています。

    そんなふうに言っていただけて、うれしいです♪
    絵からイメージを得た小説、ということで、とにかく絵を生かせる物語を考えてみまし
    た。


196/ 感想と一緒に書くのを忘れました
・投稿者/ 麻生新奈
・投稿日/ 2007/04/09(Mon) 22:08:41
・URL/ http://arachne.blog61.fc2.com/blog-entry-60.html

    ブログに感想を転記させていただく予定です。
    NGの場合のみ、ご連絡いただければ幸。

129/ Re[1]: 〔vsGlim〕あやかし
・投稿者/ 出人
・投稿日/ 2007/03/17(Sat) 07:54:07

    拝読しました。上から地上を見るって視点が、わたしのと似ているんだなと思いま
    した。Glim.さんの絵にそういう神々しい匂いがあるんでしょうか。あるいは書き手
    の側にそういう欲求があるものなんでしょうか。それとも……なんて考えてまし
    た。

    「神」ってそうなんですよね。どうしてでしょう。「お前それでも人間か?」って
    いわれたら、「そういうお前は何者?」って、必ず聞き返したくなります。

    派遣された一人のあやかしも、あるいは人間再生のための道具になる可能性がある
    と思うのですが、それを待ってはくれないのでしょうね。

    おもしろかったです。

139/ ありがとうございました。
・投稿者/ 織人文
・投稿日/ 2007/03/18(Sun) 15:15:30

    はじめまして。織人文です。
    感想、ありがとうございました。

    「天から地上を見る発想」を想起させるのは、やはり絵師様の力かもしれませんね。
    「神」にはどうしてだか、昔から冷たいイメージを持っていまして、この作品でもやはり
    そのような雰囲気で出しました。

    おもしろかったと言っていただけてうれしいです。
    ありがとうございました。

133/ 〔vsGlim〕あやかし 感想
・投稿者/ 林
・投稿日/ 2007/03/18(Sun) 11:19:20

    ども林です。
    構築されている世界が小さく、物語世界に没入することができませんでした。描写
    されている空想の質はイラスト世界に即して作られているなーと思いました。た
    だ、イラストで補助されている部分が大きいと感じました。
    神が人間を見捨て、人間は内部に抱え込む悪によって変質するという設定はSF世
    界でとてもよく使われているデストピアの価値観です。
    この作品はその価値観をなぞって小さな一幕を展開して見せたもののように思われ
    ます。ただ、その一幕のうちに、何か強い、炸裂するような価値観のひらめきとい
    うようなものはありませんでした。
    では

140/ ありがとうございました。
・投稿者/ 織人文
・投稿日/ 2007/03/18(Sun) 15:28:26

    はじめまして、織人文です。
    感想をありがとうございました。

    世界が小さいと言われてしまえば、それはそうかもしれませんね。
    ただ設定に関しては、私は小学校以来、SFはほとんど読んでませんので、「そうなのか
    〜」としか返す言葉がありません。

    あと言い訳かもしれませんが、今回の企画は絵からイメージした作品を作るということ
    で、私自身も絵と小説の相互作用によって読者に訴える作品を目指したつもりです。なの
    で、「イラストで補助されている部分が大きい」と言われても、まさにそういう作りの作
    品なのでしかたがないと思います。
    たしかに、私の文章力は絵師様の技量には負けているとは思いますが。

    それでは、失礼します。

172/ 拝読しました♪
・投稿者/ RED
・投稿日/ 2007/03/26(Mon) 21:17:57
・URL/ http://www.geocities.jp/red_bunko/top.html

    こんばんは。
    「あやかし」を読ませていただきました。

    モダン・ホラーと申しましょうか、あやかしの世界を堪能しました。
    「姫」と呼ばれるヒロイン、
    その彼女の従者のようでありながら、実は監視役のクグツ、
    そして、神々に見放されて化け物へと変じる地上の愚かな人間たち。
    それぞれがいわくありげで、魅力的でした。

    何より、ヒロインが自分そっくりのあやつり人形を用いて
    化け物を屠っていくというアイデアには脱帽です。
    その彼女も、神々にとっては、あやつり人形というわけですね。
    ヒロインが自らにくくられた糸を断ち切ったら──
    何だか物語が膨らみそうな予感があるだけに、
    掌編ではもったいないくらいです。

    乱筆乱文、失礼しました。
    これからも創作活動に励んでくださいませ。

173/ ありがとうございます。
・投稿者/ 織人文
・投稿日/ 2007/03/27(Tue) 15:22:13

    こんにちわ、織人です。
    感想をありがとうございます♪

    そうですね。もう少し、膨らませた内容を考えてみてもよかったかもしれません。
    が、ともあれ楽しんでいただけたようで、うれしいです。
    それでは、失礼します。



86/ 〔vsGlim〕詠う泉
・投稿者/ しょう
・投稿日/ 2007/03/12(Mon) 01:28:28
・URL/ http://www008.upp.so-net.ne.jp/saturday/fantasyworks38.html



89/ 感想です
・投稿者/ 旋律
・投稿日/ 2007/03/12(Mon) 12:23:34

    こんにちは。旋律です。

    読み終えたとき、とっても不思議な気分を味わいました。
    短い中に、うまく読み手の視線を利用して書かれていて、実際に自分がこの場にい
    るように思えました。
    ストーリーのもっていきかたが、すごくうまいと思いました。

    物語は、どこか淡々と語られていて、最後の一行を見た瞬間にイラストを見ると、
    すごくひき立っているなっと思いました。


181/ 有難うございます
・投稿者/ しょう
・投稿日/ 2007/03/31(Sat) 22:42:46

    お褒め頂光栄です。

    淡々と冷静に語られるというのは、自分の文章の癖のようです。意識していないの
    ですが、今後巧く生かせていければと思います。

    今回は意図して『私』の人称を入れずに書いてみました。それが一体感と繋がった
    のであれば、幸いです。

    有難うございました。
    ではいずれまた何処かで。

104/ Re[1]: 〔vsGlim〕詠う泉
・投稿者/ 森崎
・投稿日/ 2007/03/13(Tue) 14:59:30

    しょうさん、はじめまして。
    森崎と申します。これからよろしくお願いいたします。

    作品拝読させていただきました。
    正直、読了して「これで原稿用紙二枚!」と驚きました。
    これだけの分量に、これだけのお話が完成させられるんだな、と思うと、
    何だか表現の可能性は無限だって気がします。
    そのくらい、表現されている雰囲気と描写が素敵です。

    作中で描かれている御伽噺は切ないですね。
    この御伽噺も、たったこれだけの文章で表せるのか……と驚かされたのですが、
    本当に印象深いくだりに仕上がっていらっしゃるのもすごいなと。
    ただただ感嘆してしまいました。

    素敵なお話をありがとうございました。

182/ 有難うございます
・投稿者/ しょう
・投稿日/ 2007/03/31(Sat) 22:49:58

    初めまして、森崎さん。今後ともよろしくお願いします。

    色々ありまして、この時の自分にはこれが限界でした。
    別のイラストで、別の物語も考えてはいたのですが、最後まで脳裏に残り続けてい
    た泉のイラストの方が勝りました。

    御伽噺は出来るだけ端的に、それを心がけました。書きたいのはラストの一行、そ
    こへ行き着き納得してもらう為の『物語り』の中の『物語り』でしたので。

    読んでいただき有難うございました。

    では、いずれまた何処かで。

112/ Re[1]: 〔vsGlim〕詠う泉
・投稿者/ ネジ子
・投稿日/ 2007/03/14(Wed) 19:34:47

    初めまして〜。


    描かれている泉のように美しく澄んだ描写が印象的でした。
    これだけの分量なのに、泉にまつわるある種の歴史を見た気がします。
    姫巫女は、時代の被害者でしょうね。神々の心変わりは決して彼女自身のせいでは
    ないでしょうに。
    切ない御伽噺ですが、最後の一行で救われた感じがしました。きっと彼女は泉の中
    でまた、世界の声を聞いたのかもしれませんね。



    素敵な物語を有り難うございました〜。

183/ 有難うございます
・投稿者/ しょう
・投稿日/ 2007/03/31(Sat) 22:53:15

    初めまして。

    イラストから受けた印象と、自分の中にある物語りをすり合せた結果かなと思って
    います。普段の自分であればしないであろう描写もありましたので。
    最後の一行で救われたと感じていただけたのであれば、本当に幸いです。

    有難うございました。

    では、いずれまた何処かで。

134/ 〔vsGlim〕詠う泉 感想
・投稿者/ 林
・投稿日/ 2007/03/18(Sun) 11:39:29

    ども林です。
    物語作品というよりはポートレートのような語りのようだというのが初読の印象で
    した。その語りの世界は、イラスト世界と異なった独自の空想の質があるように思
    います。特に音韻と語感が綺麗で優れていると感じました。事件展開や行為描写が
    ないために流れ・展開は静的であり、やはり動画というより絵に感じます。
    小さな空想世界ですね。この作品のそれは移入しやすい質のものだと自分には感じ
    られました。静かで落ち着いており、古謡の様な世界です。

184/ 有難うございます
・投稿者/ しょう
・投稿日/ 2007/03/31(Sat) 22:58:15

    林さん、どうもです。

    ご推察の通りだと思います。
    純然としたイラストから思いついた物語ではありません。
    此処何年かのんびりと書き綴っているファンタジーの世界観がベースです。
    その中で、旅日記というか、覚書のような形を取っているシリーズの一編となりま
    す。故に、ポートレートという表現はしっくりときますし、静的であると思いま
    す。

    それでも尚、移入しやすいものであると言っていただき嬉しく思います。

    有難うございました。

    ではいずれまた何処かで。

141/ Re[1]: 〔vsGlim〕詠う泉
・投稿者/ 織人文
・投稿日/ 2007/03/18(Sun) 15:37:36

    こんにちわ、はじめまして。織人文です。
    まず、泉と水珠のイメージがとてもきれいだと感じました。
    でも、ちょっとだけ恐い。読み終わって、そんな感じもして。
    泉にまつわる姫巫女の言い伝えもすごく雰囲気があって、読みながら自分もその泉の傍に
    いるような、そんな気になりました。

185/ 有難うございます
・投稿者/ しょう
・投稿日/ 2007/03/31(Sat) 23:03:53

    織人文さん、初めまして。

    イラストを見た時の印象を、自分の言葉であらわしたら、こんな感じになりまし
    た。それと、自分の中の物語りと一緒にしてみたら、ですね。
    その意味で、とても楽しかったです。

    もし、書いている最中に見た泉のほとりの光景を感じていただけたのなら、幸いで
    す。
    有難うございました。

    では、いずれまた何処かで。

174/ Re[1]: 〔vsGlim〕詠う泉
・投稿者/ 麻生新奈
・投稿日/ 2007/03/27(Tue) 21:38:07

    明るい絵に、あえて悲しい物語を合わせた、組み合わせの妙を感じました。
    お話自体は巫女の絶望を描いているのですが、絵がそれを救う面もありますし、絵
    の明るい色調に物語が深みを与えるという面もあると思います。

    他の方も書いていらっしゃいますが、この短い枚数のなかで、イメージの膨らむ物
    語を描かれていることには、感心いたしました。

186/ 有難うございました。
・投稿者/ しょう
・投稿日/ 2007/03/31(Sat) 23:13:01

    実は、組み合わせは今回指摘されるまで気づいていませんでした。
    旅人の私が泉の中に歌姫の姿を見た。
    何故見たのだろう?
    そんな所から考え始めた物語であり、生まれた姫巫女の御伽噺であります。
    ですので、組み合わせの妙は嬉しい誤算だなと思います。

    自分でも此処までイメージが膨らむと思いませんでした。今回書ききれなかった部
    分は、別の物語りで生かしたいです。
    ただ、この膨らみもイラストってのことだと思います。

    有難うございました。

    では、いずれまた何処かで。

195/ ブログにも
・投稿者/ 麻生新奈
・投稿日/ 2007/04/09(Mon) 22:07:49
・URL/ http://arachne.blog61.fc2.com/blog-entry-60.html



85/ 〔vsGlim〕人形
・投稿者/ 槙皇旋律
・投稿日/ 2007/03/12(Mon) 01:28:00
・URL/ http://2.csx.jp/users/pylz/tann18.html



101/ Re[1]: 〔vsGlim〕人形
・投稿者/ 森崎
・投稿日/ 2007/03/13(Tue) 04:50:30

    旋律さん、こんにちは!
    いつもお世話になっておりますー!

    作品、拝読させていただきました。
    旋律さんお得意の、艶っ気たっぷりの描写に、
    冒頭からすっかり酔わされてしまいましたが、
    終盤の展開には思わずぞっとしました。

    「私」も、或いは人形も、直接手は下していないのに、
    あっけなく失われてしまった老人の命。
    そこに無性に恐怖を感じます。
    老人が囚われてしまった狂気も、「私」がスパナを手に取った瞬間も、
    人間の性と言うものがはっきりと表れていて、
    そこまで人の心を動かしてしまう人形の魔性が恐ろしくなりました。

    ラストの段落では「私」の末路さえも透けて見えるようで、
    本当にぞくぞくするような、だけど妙に現実味を帯びたお話だったと思います。

    素敵なお話をありがとうございました。

102/ ありがとうございます
・投稿者/ 旋律
・投稿日/ 2007/03/13(Tue) 13:54:52

    こんにちは。森崎さぁんvv

    今回は、妖艶さを一倍増しでお送りします。おかげさまで、いろいろとギリギリな
    ところもありますが。
    楽しんでいただけたようでなによりです。

    人形は決して手は下していないし、主人公も下していません。
    ただ失われるきっかけはあって、それをなんとなくだけど、主人公はしっていたの
    かもしれません。
    この人形は、ただただあるだけなのですから。

    主人公は、どうなってしまうんでしょうかね。
    怖がっていただけて、よかったです。

    ありがとうございます

105/ (作品未読の人は読まないで)
・投稿者/ 出人
・投稿日/ 2007/03/14(Wed) 08:43:44

    いい話。いいというのも微妙ですね。好きな話です。
    やっぱこの手の話しは一人称ですよね。

    殺意までいかなくても、老人や「私」に近い人っていくらでもいるのですよね。
    いくらでもいるというか、珍しくないのかも。
    もちろん「人形」のためってわけじゃなくて、それが、
    金だったり、恋人だったり、地位だったりするのでしょうが。

    わが身をふりかえるのですが、
    そうでないことが喜べばいいのか、寂しいのかは少し疑問であったりします。

    おしまいの方の「自分の者にして」の「者」は故意なのか、誤変換なのかちょっと
    気になりました。わたしなら「者」は使わない。

110/ ありがとうございます
・投稿者/ 旋律
・投稿日/ 2007/03/14(Wed) 12:31:41

    感想をありがとうございますー。

    好きな話といっていただけて嬉しいです。自分も、このテの話は、読むのが大好き
    ですね。

    そうですね。
    人形でなくとも、人は何かに執着し、それを得るためにこの作品では殺意でした
    が、それ以外の何かを抱くことはあるんでしようね。その話の場合は、欲する心が
    強すぎて、殺意までいってしまったのかもしれません。ささいなきっかけなのかも
    しれませんね。

    自分の場合、ふりかえると。もう、・・・。しかいえません。
    出人さんと、ちょっと同じ気分です。

    おわりのほうは、・・・さて、どうでしようね。故意なのか、誤変換なのか、いい
    ほうに受け取っていただければ!(おい)

    ありがとうございます

117/ Re[1]: 〔vsGlim〕人形
・投稿者/ ネジ子
・投稿日/ 2007/03/15(Thu) 09:54:08

    こんにちは、いつもお世話になってます〜。

    今回のお話はこれでもかってくらい妖艶ですね! でもただそれだけなのではなく
    て、作品全体に漂うダークで狂気的な雰囲気……めっちゃ好みです。
    そして旋律さん独特の、畳み掛けるような文体に憧れています(*ノノ)


    昔教科書で読んだ、川上弘美の『離さない』を思い出しました。人が何かに熱中し
    て、それが度を過ぎるとこうも怖いんですね……!
    これは私の勝手な想像ですが、作中で言うような「愛」は老人と男の二人にはなか
    ったんじゃないかなぁと思いました。これは愛と錯覚したただの「執着心」ではな
    いのでしょうか。「私」はあんなに欲していたのに、いざ人形を手にすると(それ
    が一時的であれ)人形に対する欲望は収まっています。老人にしてみても、(おそ
    らくは)連れてきた若者が自分達を見て羨むのが楽しかっただけなんじゃないでし
    ょうか。

    ラストでは「私」も老人のように死んでいく、というような未来が暗示されていま
    す。この人形が存在する限り狂気は止まらないのかと思うと背筋が寒くなりまし
    た。



    それでは、素敵なお話を有難う御座いました〜。

125/ ありがとうございます
・投稿者/ 旋律
・投稿日/ 2007/03/15(Thu) 22:27:18

    こんにちは。いつもお世話されております。うへへ。

    はい、もうこれでもかってくらいに色気10倍増しでいってみました。
    おかげさまで、ギリギリ・・・・・ですよ
    いや、好みでよかった。本当
    いえいえ。憧れるだなんて、きゃあああ(身もだえております)

    自分は、読んだことはないのですが、川上先生は大好きな作家さんの一人です。
    なにごともほどほどですよ。度がすぎると、ホラーです。そう、みかんのたべすぎ
    て、手が黄色に・・・ホラー!?(けと、実際みかんの食べ過ぎて全身黄色になっ
    た子供はいるんですよ。これはホラー ←なんの話してるの、君)

    そうですね、この話に愛はないのだと思います。これを愛というと、愛というもの
    の定義はずいぶんとかわってしまう。これはただ愛しているという言葉を使った執
    着だと想います。
    この最後、「私」は老人のような終りも受け入れるのかもしれません。人形が悪い
    のか、それとも、執着に固執している人間が悪いのか。どちらでしょうね?


127/ 拝読しました♪
・投稿者/ RED
・投稿日/ 2007/03/16(Fri) 21:26:40
・URL/ http://www.geocities.jp/red_bunko/top.html

    こんばんは。
    「人形」を読ませていただきました。

    人形に狂わされていく男たちの話。
    淫靡で、じとっとした感触の闇の深さが感じられて、
    なかなか雰囲気が出ておりました。
    何と言っても、一番好きなのは冒頭部分です!(笑)
    これだけでもテーマ的には作品が成り立つんじゃないかなぁ(笑)。
    ──もっとも、冒頭だけだったら、即18禁に引っかかりそうですけど(爆)。

    気にかかったのは、主人公が婚約者に言われた言葉、
    「あなたは、人を愛せないのよ」ですね。
    一人称の作品ですが、意外と主人公も謎のまま。
    人間は愛せないのに、人形は愛せるのか?
    はたまた、結局、愛しているのは自分だけなのか?
    そんな主人公の人物像に思いを馳せてしまいました。
    人形の眼は、それらをすべて見通しているのでしょうね。

    乱筆乱文、失礼しました。
    これからも創作活動に励んでくださいませ。

130/ ありがとうございます
・投稿者/ 旋律
・投稿日/ 2007/03/17(Sat) 12:21:11

    こんにちは。
    感想をありがとうございます

    そう、冒頭だけど、即18禁でひっかかりくらいます(笑えないけど、笑う人)
    けど、冒頭は自分もすきなんですよ。ギリギリですが。(笑)
    ギリギリの男たちの不安定な神経に、人形の存在。それは、どこまでもいびつで、
    淫猥だとおもって書きました。

    いわれると、婚約者の言葉、かなり残酷ですね。
    この主人公もほぼ謎。人形にいろいろと気をとられて気がつかないところですが
    この主人公は、人間ではなくて、人形だから愛せるのか
    はたまた、自分しか愛していないのか
    どちらなのでしょうかね。
    人形は、男たちの何をみていたのか・・・
    そこを楽しんでいただければ、嬉しいです

    素敵な感想を本当にありがとうございます

142/ Re[1]: 〔vsGlim〕人形
・投稿者/ 織人文
・投稿日/ 2007/03/18(Sun) 15:57:53

    こんにちわ。織人文です。
    江戸川乱歩風の雰囲気が、なかなかよかったです。
    オチも悪くなかったですが、私の好みとしては老人は病死ではなく、「私」に撲殺された
    方が良かったな〜とは思いました。

    それでは、失礼します。

145/ ありがとうございます
・投稿者/ 旋律
・投稿日/ 2007/03/18(Sun) 21:30:48

    こんにちは。旋律です

    江戸川乱歩、大好きです。たぶん、これを読まれた方の大半には、ばれてしまって
    いるかと。己のいろいろ。

    自分も、最後は、どうしようかといろいろと考えました。やっぱり撲殺のラストの
    ほうに未練あるので

    感想をありがとうございます

146/ Re[1]: 〔vsGlim〕人形 感想
・投稿者/ 林
・投稿日/ 2007/03/18(Sun) 23:00:50

    ども林です。
    こりゃ面白かったです。まず第一に行為展開に興味深くひきつけさせる力があり、
    その上で文体や描写技術が世界感をよく湧き出させています。ある事件の始まりか
    ら終わりまでをしっかり描ききっているのと、そこで人間のもろもろの心理特に執
    念を発生させ、読者へと送り出しています。疾走感があって大変良い粗筋であると
    思いました。
    はい。で誤字脱字ですね、たぶん音韻の規準・感覚が普通の書き手よりも違うのだ
    ろうと思います。

    「老人はしったり顔で言ったのは」
    “したり顔”

    「歯もにやで黄色に変色し」
    「にや」“やに”音韻転位。

    「おかげで腰を痛めていためてしまったし、」
    「いためて」重複。

    男の家というものにたどり着いたときには、もう酔いが冷めて、己の愚かしさに辟
    易しており、さて、どうやって逃げようかと考えていた。なによりも、このような
    汚いところに娘がいるはずがない。それもこのような男に好んで娘がいくはずがな
    いではないか。

    「そう思っていたのも束の間、娘がいたのだ。汚いらしい蝿のたかる住まいに、唯
    一、美しい畳の上にちよこんと赤い着物を纏った娘がおり」
    「ちよこん」“ちょこん”どことなく古風な印象がある。

    「――汚いらしい老人は」
    「きたならしい」と通常は音韻を用いる。

150/ ありがとうございます
・投稿者/ 旋律
・投稿日/ 2007/03/19(Mon) 14:31:07

    こんにちは。林さん。
    このようなところで、奇遇ですね。はははっ

    楽しんでいただければ。きっと、この主人公もスパナふりまわして歓びます。
    とりあえず、エ*・・・ごふごふ。な、ギリギリな作品に笑っていただければ、本
    当にうれしゅうございます。
    執着的な話が書きたかったのだと、だふん、あの頃の自分は。(いつの自分なのか
    ちょっと不明)

    誤字のご指摘、ありがとうございます。
    なおしておきます。えへっ!

    ありがとうございます


161/ Re[1]: 〔vsGlim〕人形
・投稿者/ 千草ゆぅ来
・投稿日/ 2007/03/22(Thu) 00:15:44
・URL/ http://bitterglace.moonstone.rm.st/

    旋律さんこんにちはw
    さらっとですが、拝読しましたので感想を書かせていただきます。

    はぁ…。
    なんというか、凄い。ため息ものですね。
    さりげないタイトルが、かえって娘の艶かしさを引き立てている気がします。
    「私」は結局どうなるんでしょうね…。
    ラストで自分で言っている通りになるんでしょうか。
    それよりも、かえって「人形」というタイトルに、
    娘が人間、あるいは魂の宿った何かであるような深読みもしてしまいます…。
    素敵なお話でした。

164/ ありがとうございます
・投稿者/ 旋律
・投稿日/ 2007/03/22(Thu) 18:35:08

    こんにちは。千草ゆぅ来さんvvv

    読んでくださり、ありがとうございます。
    この作品は、さらっと程度が丁度いいかと、想ってます。書いたやつがいうのもな
    んですけど。

    千草ゆぅ来さんに、そんな艶かしいため息つかれて、旋律さん、ちょっと勝利の舞
    いでもまってこうかしら(やめれ)
    タイトルは、シンプルに。これ以外、思いつかなかったというか。
    主人公は、どうなるのか。
    なんか、いいラストになってほしいんですが、このストーリーの展開上、やや難し
    いですよね。

    人形の娘は、どういうものなんでしようかね。
    長く愛用すると、魂が宿るといいますけれども。うーん

162/ Re[1]: 〔vsGlim〕人形
・投稿者/ 麻生新奈
・投稿日/ 2007/03/22(Thu) 00:25:41
・URL/ http://2.csx.jp/users/pylz/tann18.html

    注意書きがあるとおり、かなり官能的なお話なのですが、文章が綺麗で、旧い文豪
    の耽美小品のような(乱歩とか谷崎潤一郎とか)^^

    一つの人形が、人を殺しながら人の間を受け継がれていく、その1人分だけを描い
    たという「含み」を持っているのですよね。

    奥行きのある、作品だと思いました。

165/ ありがとうございます
・投稿者/ 旋律
・投稿日/ 2007/03/22(Thu) 18:37:52

    こんにちは。
    素敵な企画で楽しみつつ。ギリギリの境界線に挑んでみましたよ。
    江戸川乱歩とか好きなので、そのせいかもしれません。え・・・えへっ

    人間から人間へと人形は伝わっていき、最後はどうなるのか。
    最後なんてあるのか。
    この人形は、どういうものなのか。といろいろと謎が残っているラストにして、楽
    しんでいただけているようで。――書き手としてはとっても祝福


194/ ブログにも
・投稿者/ 麻生新奈
・投稿日/ 2007/04/09(Mon) 22:07:14
・URL/ http://arachne.blog61.fc2.com/blog-entry-60.html



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掲示板管理者:夏樹夕
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