矢田真名さん コメント有難うございます 返事が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした
矢田真名さんが仰るとおり、人とは感情なくしては人として成立しない生き物なん だと私も感じます。
感情というものは、コップに水が入って水がコップという形を形成するように、人 という形の中によってその喜怒哀楽を表しているのだと私は思います。
そのコップの形は人それぞれで、だから感情の表現の仕方も人それぞれなのだろう と。
つまり感情とは体の表現と別のところにあるのではなく、お互いが影響しあって一 人の人間を形成していると思ったのです。
では、そのコップの形が個性の無い均一になってしまった場合、人はどうゆう感情 をもっていくのだろうかと思い、この文を書かせて貰った次第です。
形が同じでは起こる感情も同じで、感情を表す体の表現方法が無ければ感情も動か なくなっていくなのではないかと思い、文の中の世界は非常にドライでフラットな 世界となっています。
主人公にはまだ泣く機能があったために、少しばかりの感情が残っていたのでしょ う。
しかしそれはこの世界では極めて異常で、奇怪なことなのです。
この世界が正しいかどうかは、私にも解りません。
ただ嫌な事でも嬉しい事でも、それを感じ表現できるというのは人間として最も喜 ぶべき事なのだろうと思います。
明るい気持ちで町を歩くのも、陰鬱な感情に明け暮れてこの世を嘆く事も、それは 表現なんだと私は思います。
つらつらと長く自分の考えを書いてしまい、申し訳ありませんでした。
文にちゃんとした感想を頂いたのは初めてなもので、少し舞い上がってしまいまし た(笑)
矢田真名さんのこれからの執筆活動を楽しみにしています。
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