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「なんだ、絵里か・・・」
こいつの名は大河絵里。
俺の幼馴染で家が隣同士。
特に付き合ってるわけでは・・・
「・・・って、そんな悠長に紹介してる場合じゃねぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「なぁ〜に大声あげてんのよ?」
「いや、ものすっっっっごいピンチなんだって!!」
俺は後ろをチラリと見た。
大丈夫、母親はまだこっちに来ていないようだ。
「と、とりあえず、お前ん家上がらさせてもらうぞ!?いいな!?いいよな!?」
そう言って俺は返事も待たずに絵里の手を引っ張った。
「ちょ、ちょっと、私、みかんのお裾分けに来たんだけど・・・」
「そんなの後でいいって!!」
俺は半ば無理矢理に絵里を引き連れて絵里の部屋へと逃げ込んだ。
「はぁ〜、まったく、何なのよ一体・・・
ちゃんと説明してくれるんでしょうね?」
「あ、ああ・・・。」
俺は絵里に、今起こったことをありのまま話した。
すると絵里は・・・
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