ストーカーになりやすいタイプはやせている人に多いと言います。増加しているス トーカー犯罪はネットでもしつこいほどの異常さを見せています。好きでもない相 手につきまとわれるのは、それだけでも迷惑なのに、ときには殺人にまで及ぶ自己 中心的なストーカーもいて、危険極まりないです。
このストーカーになりやすいタイプには、体型が関係しているともいわれていま す。太っている人よりもやせている人のほうが、ストーカーになりやすいというの です。ドイツの精神分析医のクレッチマー氏が提唱した有名な説です。クレッチマ ー氏によると、太っている人には躁鬱気質の人が多く、やせている人には精神分裂 気質の人が多いと言います。
精神分裂気質の人は、相手と無関係に、自分を中心にものごとを考える傾向があ る。そのため、自分が誰かを好きになると、相手も同じように自分を好きなはずだ と思い込みがちで、ストーカーになりやすい。つまり、やせている人は太っている 人よりストーカーになる可能性が高いということになります。
挫折すると強迫観念にとらわれ、それを悶々と考えるノイローゼ気質も、ストーカ ーになりやすいとされるが、これもやせている人に多く見られるといいます。やせ ている人のほうが要注意らしいのだが、もちろん、これは一般論で、太っている人 がストーカーにならないわけではないので念のため。
精神分裂気質とノイローゼ気質以外では、生まれつき性格が極端に偏っているサイ コパスと呼ばれる性向の人も、ストーカーになりやすいといわれています。また、 高学歴者は、努力すれば何でも手に入るという思い込みがあるため、ストーカーに なりやすいという説もある。
逆に、ストーカーに狙われやすいのは、好きでもないのに、好きだと思われるよう にふるまってしまう人、誰にでもつい愛想よくしてしまう八方美人の人は、気をつ けた方がいいと警鐘を鳴らしています。人間の病気とは半分は肉体が病むことによ って起こりますが、あとの半分は精神から来る。この文明社会においては、とくに そうです。
近代人の病気と言うのは、精神が大きな役を演じるようになって、その結果肉体が 病むという病気がふえてきました。精神異常者のような方がインターネットでのつ ながり、コミュニティという輪の中でも自己中心的な考えが強く周りを不愉快にす る人がいるのではないでしょうか?
なぜ、ネットや一般社会での人間関係がうまくいかないのでしょうか?人の考えは 千差万別・十人十色で、それは、違った感覚・常識に基づくものなので、常識など という言葉自体、人によって異なるものです。常識は、ひとりひとりが常識と認識 している知識であって、同じ感覚や思考で捕らえることは出来ないもので、特にネ ットとなるとますますわかりにくいでしょう。
だが、一般社会で守らなければ成らない事は、自己中心にならない事です。これ は、ネットの中でも言えることではないでしょうか?自分と意見が合わない他人を ののしり罵声を浴びせるような方は、社会では相手にされず、いずれ、とんでもな い事件を起こすような気がします。そのような危ない方は掲示板や足跡をご覧にな るとわかると思います。もっと人間関係を大切にするという心を持っていただきた いとおもうばかりです。
勿論、精一杯の努力をしても、身体的又は能力的な差により、周囲とはうまくやっ ていけないというハンデがあるかもしれません、だが、歪んだ心を捨て素直な気持 ちでいるのならばまわりの方は喜んで支えて上げるでしょう。その時、自分の心を 振り返り、人間関係を、よくしようと努力するのです。
理屈、理論だけで、人の揚げ足をとったり、他人のホームページに嫌がらせ、他人 になりすましたり、人間関係を大切にするという行動をしていないのでは?気持ち を改めれば社会には、信じてくれる人が、いると思うのです。真剣に努力して、正 直に話すと、解かってくれると思います。他人は変える事は出来ません。自分が自 分を変える事さえも、難しいのに、他人を変えられるはずは無いでしょう。だった ら、わかってもらえるよう自らを変えれば良いのです。
一人一人、条件や環境が異なりますので、どう変えるか、どの程度の時間がいるの か。 問題はたくさんあります。自己中心になってしまったら、悔い改め反省をする。そ こで、人間関係を楽しみ、共に生きる為には、自分が解かってもらえる様に自分を 良く見つめ直す必要がある、そして変えるのは自分なのです。
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